Type-C対応USBメモリおすすめランキング7選｜Type-Aの両方も【スマホやPCに】

USBメモリは大量のデータを保存でき、気軽に持ち運べます。しかし、ノートパソコンやスマホに見慣れたUSB端子がなく、困った経験はありませんか。実は一般的なUSB Type-A端子ではなく、USB Type-Cの端子を採用した機種が増えているんです。

USB Type-Cは最大10Gbpsの高速伝送が可能で、コネクタ部分に上下の区別がないなどのメリットがあります。Type-Cに対応した機種はまだ多くないですが、Type-AとType-Cと両方に接続できるデュアルコネクタのUSBメモリもあります。

今回は、おすすめのType-C対応USBメモリをご紹介します。本記事で紹介する商品は全てAmazonで購入できるので、ぜひチェックしてみてください。また選び方も解説するので、USB Type-Cの端子が付いたデバイスを使っている方は参考にしてみてください。

Type-C対応USBメモリは、USB Type-Cの端子が付いたUSBメモリです。パソコンには、主にUSB Type-Aのポートが搭載されています。USB通信の新規格「USB 3.1」の登場により、新しい規格としてType-Cが策定されました。

2015年にMacbookに採用されて以来、Type-Cポートを搭載したノートパソコンやスマホが次々と登場しています。Type-CはType-Aよりも高性能な接続端子で、速く通信できるのが特徴です。

USB Type-Aの端子の形状は、縦横がおよそ5×12mmの長方形。USB Type-Cは丸みを帯びており、Type-Aのような角がありません。縦が2.6mm、横が8.4mmのコンパクトサイズで、幅を取らないのもメリットです。

また、USB Type-Aとは違い、上下左右の区別がありません。USB Type-Aは向きが違うとUSBポートに挿せません。しかし、USB Type-Cはどちらの向きでも接続できるので、挿す前に向きを確認せずに使えます。

USB Type-Cに採用されている通信規格のUSB3.1は、転送速度が従来のUSBの2倍です。どんなファイルも素早くやり取りできるため、大きいサイズのデータを扱う方におすすめです。大容量の動画ファイルを保存する方は、Type-C対応USBメモリで作業効率が格段に上がります。

USB Type-Cが対応しているUSB PDは、USBを使用した電源供給の規格です。従来のUSBは最大4.5Wまでの電力しか供給できません。USB PDなら最大100Wの電力供給が可能なので、短時間で充電できるのが特徴です。

充電器やケーブルなどすべてがUSB PD規格に対応している場合に、USB PDで電源供給できます。また、USBとは別の通信ができるオルタネートモードも利用可能。そのため、HDMIやDisplayPortなどで送られる映像信号を出力できます。

Type-C対応USBメモリの容量は幅広く、16～512GBとさまざまです。USBメモリの容量は多ければ多いほどいいとは限りません。大容量のUSBメモリは価格も高いので、必要以上に容量の大きな機種を選ぶのは控えましょう。どんなデータをどれだけ保存したいのか考え、目的に合った容量の機種を選んでください。　

転送の速さは転送規格をチェックすれば分かります。USBメモリの転送規格は、主にUSB2.0・USB3.1 Gen1(USB3.0)・USB3.1 Gen2の3種類です。USB3.1 Gen1(USB3.0)は最大5Gbps、USB3.1 Gen2は最大10Gbpsの速度で通信できます。USB3.0以上のモデルであれば、ほとんどの方がストレスを感じない高速通信が可能です。

USBメモリにはデュアルコネクタ仕様のモデルがあります。USB Type-AとType-Cの両方の端子が搭載されているので、さまざまな機器とデータの受け渡しが可能です。たとえば、Type-Cの端子が付いたスマホのデータを保存し、Type-Aのポートが付いたパソコンへ転送できます。スマホのデータをバックアップするのに便利です。

デュアルコネクタ使用のUSBメモリは、iPhoneに接続できるLightning端子を備えたモデルもあります。変換アダプタやパソコンを使わずに、直接iPhoneに接続してデータを管理できるので便利です。

USBメモリを持ち歩く機会が多い方は、耐久性や防水性もチェックしましょう。耐久性と防水性があれば、水をこぼした時や床に落とした時にデータの破損を防げます。キャップが付属したモデルや回転式の機種は端子を保護できるので、安心して持ち運べます。防水仕様なら雨に当たってもデータを保護できるので、特に屋外で使う方におすすめです。

USBメモリにはウィルス対策ソフトが搭載されたモデルもあります。また、ファイルを暗号化できるモデルは情報漏洩対策に便利です。万が一USBメモリが悪意のある人の手に渡っても、ファイルを見られる心配がありません。そのため、セキュリティ機能は、USBメモリをビジネス用に使う方におすすめです。

バッファローは、愛知県名古屋市に本社を持つ国内最大手のパソコン周辺機器メーカーです。USBメモリ以外にも、マウス・キーボード・外付けストレージなど豊富な周辺機器を販売しています。 USBメモリも、バリエーションが充実しています。

バッファローのType-C対応のUSBメモリは、Type-Aにも対応したデュアルコネクタ仕様です。カラーは、レッド・イエロー・ブルー・グレーの4種類が選べます。

サンディスクは、フラッシュメモリーを中心に販売しているアメリカのメーカーです。フラッシュメモリー関係の特許を多数取得しており、フラッシュメモリーを自社生産しています。メモリ関係の企業では最高峰と呼ばれており、価格は高めですが信頼性の高さで人気です。

Type-C対応のUSBメモリはLightning端子に対応したものもあり、スライド式や回転式など豊富なバリエーションがあります。転送速度や耐久性の評価も高く、デザインもおしゃれです。

シリコンパワーは、台湾に本社・オランダと日本に支社を持つメモリ関連商品を販売する企業です。2006年創業の企業ですが、リーズナブルな価格と品質の良さで人気が上がっています。フラッシュメモリーは、すべて永久保証付きです。

Type-C対応のUSBメモリは、Type-Aにも接続できるデュアルコネクタ仕様や回転式などを販売しています。

USB Type-Cのポートを採用した機種は、今後ますます増えていくと予想されます。しかし、Type-AのUSBメモリが使えなくなるわけではありません。変換アダプタを利用すれば、Type-AのUSBメモリも使えます。

変換アダプタは、Type-Cのオス端子とType-Aのメス端子があるのが特徴です。メス端子にType-A対応USBメモリを挿すだけで、Type-Cのポートに接続できます。小型かつ軽量なので、持ち運びもラクラクです。

USBメモリはデータのバックアップや持ち運びに活躍します。Type-C対応USBメモリはラインナップが幅広いので、選ぶポイントを押さえる必要があります。使いやすく転送が速いType-C対応USBメモリで、データを素早く保存しましょう。