【2025】ガーデンシュレッダーのおすすめ9選｜コメリの粉砕機レンタルも紹介

庭木の剪定・ガーデニングなどの後は、枝葉がゴミとして残ってしまいます。そのままの状態では容量が大きいため普通の可燃ごみとして処分できず、場合によっては処分費用がかかる可能性も考えられます。そんなとき役立つのが、ガーデンシュレッダー(樹木粉砕機・竹粉砕機・ウッドチッパー)です。

ガーデンシュレッダーは枝葉・木をチップにする機械で、剪定後のかさばる枝葉も細かくして容量を大幅に削減できます。また堆肥の自作にもつなげられます。費用を節約したい方はレンタルも可能です。

今回はガーデンシュレッダーのメリット・選ぶ際のポイント・おすすめ製品9選を紹介。ビバホーム・カインズ・コメリ・コーナンなどの各ホームセンターでレンタルできるか、料金はいくらかも必見です。さらに自治体で受けられる補助金制度・代用品も解説するので参考にしてください。

ガーデンシュレッダーは粉砕の方式によって2種類に分かれます。ガーデンシュレッダーを選ぶ前に、まずは処理したい枝の量・駆動音の大きさ・メンテナンスのしやすさなどに応じて、どちらかの方式が適しているかを知っておきましょう。

回転するギアで、枝を粉砕していくのが「ギア式」です。駆動音が静かなため、住宅街の中にある自宅の庭先でも使いやすいタイプです。刃を使わずにギアで粉砕していく方式なので、安全性が高いのが魅力。

また、刃の交換が不要でメンテナンスしやすいため、手軽に使えるメリットもあります。デメリットとしては、ギアを使用しているため細かく枝を粉砕するには不向きな点です。枝をより細かくしたい場合は、複数回粉砕しなければならず、多少の手間がかかります。

「カッター式」はディスクに取り付けた刃を回転させて枝を粉砕していく方式で、「ディスク式」とも呼ばれます。刃を使用するため一度で枝を細かくしやすく、スピーディーに処理できます。また、竹といった硬い枝でもスムーズに粉砕可能です。

ただし、カッターが回転する際の音が大きく、ギア式よりも駆動音が大きいため住宅街の中や早朝・深夜の使用には不向きです。また、使用しているうちに刃が欠けた場合は交換が必要となり、メンテナンスの手間がかかる点もカッター式のデメリットといえます。

自宅の庭木を剪定した後に残る枝は意外と大きなゴミになりますよね。場合によっては、大量の枝の処理に費用がかかるケースもあります。長い枝を手で1本ずつ短くしていくのも、手間と時間がかかって大変です。

そこでガーデンシュレッダーを使えば、素早く枝を小さく処理できます。枝を小さく粉砕すればゴミの量そのものも減らせるのが、ガーデンシュレッダーを使用する最大のメリットです。

ゴミの出し方のルールは居住自治体ごとにルールが異なりますが、剪定した枝を処分する際は、一般的に長い枝のままの状態では可燃ごみとしては出せません。一定の長さにした上で束にしてから出すといったルールがあります。

ガーデンシュレッダーを使って粉砕した枝なら細かい状態に処理できるため、多くの場合可燃ごみとして処分できます。ゴミ出しの手間が減るのも嬉しいポイントです。

ガーデンシュレッダーを使って細かい状態にした枝は、ゴミに出しやすくなるばかりではなく、リサイクルしやすくなるのもメリットです。チップ状に粉砕した枝は、マルチング材として樹木の周囲に撒いて雑草予防に再利用できます。

粉砕したチップを土に撒けば、そのまま堆肥としても使用可能です。つまり、ゴミを減らせる上に植物や野菜、果物などの生育に役立てられる、一石二鳥のメリットがあるのです。

ガーデンシュレッダーを選ぶ際は、まず粉砕方法を決めましょう。粉砕方法は先ほど紹介した「ギア式」と「カッター式」の2種類です。処理する枝の量が少量で、静音性が高いものがいい場合は、ギア式が向いています。

また、初めてガーデンシュレッダーを使う初心者にも、取り扱いが簡単なギア式がおすすめです。枝の量が多い、太くて硬い枝が多い場合は、処理能力に優れたカッター式の方がスムーズに処理できます。

一般的に家庭で使用するガーデンシュレッダーは、電気式が主流です。駆動音も、電気式の方が静かです。家庭内のコンセントにコードをつなぐだけで使用できるので手軽ですが、使用できるのがコードが届く範囲内といった制限があります。

一方のガソリン式は、ガソリンエンジンで駆動するのでパワフルで処理能力が高いのがメリットです。電源コードの心配も不要ですが、ガソリンの確保やメンテナンスが必要になるため、電気式よりも手間がかかります。

ガーデンシュレッダーには、「最大粉砕枝径」が表示されています。これは、ガーデンシュレッダーにかけられる枝の最大サイズを示すものです。つまり、この数値が大きいほどサイズの大きな枝を処理できるため、粉砕能力の高さを表します。

電気式の場合は最大でも40mm程度の最大粉砕枝径ですが、よりパワフルに処理ができるガソリン式は70mmの最大粉砕枝径が設定されているケースもあります。一般的には、最大粉砕枝径が50mm程度あればスムーズに枝を処理できます。

枝を細かく処理する機械であるガーデンシュレッダーは、誤った使い方をすると思わぬ事故につながる可能性があります。そのため、自動停止機能をはじめとした安全機能の有無は重視したいところです。

ガーデンシュレッダーを使い続ける場合はメンテナンスが必要なので、メンテナンスのしやすさもポイントです。たとえば、ギア式はギアの間に枝が詰まるケースが多いので、ギア間隔調整機能があれば、メンテナンスがしやすくなります。

シュレッダーボックスとは、粉砕された枝がたまるプラスチックボックスを指します。排出高とボックスの間に隙間がないので、粉砕した枝が飛び散りません。シュレッダーボックスにゴミ袋をセットできるタイプのものもあります。飛び散った枝の掃除の手間を省きたい方は、シュレッダーボックス付きのものを選びましょう。

ガーデンシュレッダーは主に屋外で使用します。そのため、耐久性の高さもチェックしておきましょう。強度に優れた素材を使用しているか、振動に強い設計になっているかなどがチェック項目として挙げられます。耐久性に優れたモデルであれば、長く使用できるため、長い目で見てコスト削減にもなります。

また、作業時に出る音の大きさもモデルによって異なります。住宅街や早朝・夜間に作業する場合は、なるべく作業音が小さいモデルを選びましょう。一般的には、馬力のあるガソリンエンジン式は動作音が大きく、電気式は静音性にすぐれているといえます。

どれを選べばいいか迷った時には、メーカーからチェックするのもおすすめです。現在は京セラ株式会社として知られているリョービは、プロ向け電動工具のみならず、住まいと暮らしを力強くサポートできるような家庭向け電動工具にも力を入れています。

1947年に設立した山善は、「生産財」と「消費財」を取り扱っています。既存の発想にとらわれず、モノづくりから快適な暮らしまで、幅広いシーンでグローバルに活躍しています。

高価なモデルも多いガーデンシュレッダーには、一部の自治体ではゴミの削減やリサイクルを目的とした、ガーデンシュレッダーの購入費用を助成する「剪定枝粉砕機購入補助制度」があります。

一定の上限金額が設定されているものの、規定の方法で申請を行えば、購入費用の一部補助を受けられます。制度の利用条件は自治体によって異なるので、購入前にチェックしましょう。

ここからはECサイトで購入できる、おすすめのガーデンシュレッダーを紹介します。
種類や動力など、ガーデンシュレッダーを使用するにあたって、ポイントとなる要素を基準に選んでいるので、ぜひ参考にしてください。

ガーデンシュレッダーを購入するまでではないけれど、一度まとめて枝葉を処理したい。そんな場合には、レンタルがおすすめです。しかし、コーナン・ビバホーム・ナフコなどのホームセンターではガーデンシュレッダーのレンタルを行っておらず、ホームセンターでのレンタルはあまり一般的ではありません。

しかし、ホームセンターのコメリではガーデンシュッレッダーがレンタル可能です。 費用は100Vのガーデンシュッレッダーでレンタル料金は1日1,180円です。レンタルできる工具や機械の種類は店舗によって異なるため、お近くの店舗で事前に問い合わせするのをおすすめします。

カインズでは1泊料金が2,000円でガーデンシュレッダーのレンタルを行っています。短時間だけ使いたい場合は、このようなレンタルサービスの利用も検討しましょう。

ガーデンシュレッダーは新品で購入するとかなり高価で、中古で探しても安いものを見つけるのは難しいです。たとえ、ガーデンシュレッダーを手に入れてもガソリンが必要で、静音に欠けるため近所迷惑になって使えないといった声もあります。

そんな時におすすめなのが押切です。押切は植物の茎をまとめてカットできる道具です。1cm前後の小枝であれば簡単に切れるため、カットしたものをまとめておけばマルチ用のチップとしても使えます。押切は音がしない・リーズナブル・ガソリン不要とメリットが多いのでおすすめです。

ガーデンシュレッダーは電気またはガソリン駆動のタイプが一般的です。ネットショップで探すと、手動のガーデンシュレッダーも見つかりますが、これを使用してウッドチップの自作はできるのでしょうか。

結論から言うと、手動では馬力が弱く、枝の粉砕は難しいです。家庭用のガーデンシュレッダーであっても、パワーのある電気式またはガソリン式のいずれかの使用をおすすめします。

【作り方】

• 切り出した丸太を機械にセットして裁断する
• 好みの大きさになるまで数回繰り返す
• 細かすぎる・太すぎるものを取り除く

ガーデンシュレッダーの使用上の注意を守ったうえで行ってください。ケガの原因になるので、尖ったチップは取り除いておきましょう。

国産の木の方が新鮮な分香りが豊かなので、こだわる場合はなるべく国産を選んでください。

庭木の剪定で必ず発生する枝葉をコンパクトに処理できれば、ゴミとしても処分しやすくなります。ガーデンシュレッダーを使えば枝葉の処理をスムーズにでき、処理した枝葉を堆肥としてリサイクルも可能です。ガーデンシュレッダーを導入して、手軽に枝葉を処理してゴミ削減やゴミのリサイクルに役立てましょう。