小学生向け電子辞書のおすすめ5選｜低学年から高学年まで使える

日々たくさんの物事を学習する小学生。「最近、成績が落ちてきたな」「学習についていけてないかも」と、不安に感じる親御さんも多いのでは？そんな時は、小学生の学習をフォローしてくれる電子辞書がおすすめです。

普通の辞書で調べるのもいいですが、学校や辞書の持ち運びを考えると、利便性の高い電子辞書を持っておきたいですよね。また、リスニング機能が付いていれば、英語の発音を聞きながら学習でき、早くから英語に慣れたい高学年や小中学生に人気です。

しかし、子供向けの電子辞書も低学年モデルから中学受験に対応したモデルまで幅広いラインナップがあります。そこで今回は小学生におすすめの電子辞書を紹介。実際に使用している方の声や、中古品を選ぶ時の注意点もまとめました。

メリットは小学生でも学年によって異なります。低学年用の辞書は、イラストやクイズを多く盛り込んであります。 低学年のお子さんには、学習に興味を持たすことが大切です。

電子辞書は楽しみながら学ぶ習慣をサポートしてくれるのが大きなメリットになります。中学年のお子さんには、電子辞書は成績を上げる手助けになります。国語や英語の辞書だけでなく5科目の学習サポートになるため、学習効果が上がるのがメリットです。

高学年からは中学受験を控えているお子さんにも対応している機種もあるため、普段の学習だけでなく、受験対策や英語の能力強化に大きく役立ちます。

どんな学年のお子さんにも、使うメリットが大きい電子辞書。しかし、電子辞書には多少のデメリットもあります。購入する時に大きなネックになってしまうのは、「値段」です。電子辞書は安くはありません。

平均して2万円台の商品が多いです。最新モデルでは3万円台のタイプもあります。また、頑丈な機種もでていますが、乱暴に扱うと壊れてしまうデメリットもあります。小さいお子さんに壊れてしまう高価なものを持たせる心配があり、購入に迷う親御さんは多いようです。

価格がネックになる方は中古品を購入することも検討しましょう。中古品なら型落ちモデルが1万円以下で探せます。状態のいい商品なら安く、そこまで故障の心配もせずにお子さんに使ってもらえます。

小学校に入学するのと同時に電子辞書をお子さんに持たせるのもおすすめ。子供が「これ何？」「どうしてこうなるの？」などの質問をし始めたら、自分でいろいろなことを調べられる電子辞書を使い始めるいい時期です。

また、学校での「成績が落ちてきた」「英語学習が心配」、そんな時も電子辞書に頼ってみる時期かもしれません。電子辞書はいつ持たせるのが最適と一概には言えません。

それぞれのお子さんの学習に対する興味や進度をよく見て、親御さんが「学習の大きなサポート」になると判断した時に、購入を検討しましょう。

実際に、お子さんに電子辞書を使わせている親御さんの声をきいてみると、高く評価している方が多いです。使いやすい、見やすい、といった意見の他にも、英語の音声機能が付いていて発音練習が効果的にできるといった声もあります。

学校で英語のクラスが始まっても、英語に触れる時間はわずかです。そんな時に、音声機能が付いていれば、どんどん新しい単語を覚えていくことができ、ネイティブの発音にも聞き慣れる大切な機会になるため、英語学習の助けになっているといった声もあります。

小学校低学年用の電子辞書には、学習に興味を持たせるようなコンテンツが含まれている電子辞書が特徴です。まだ、学習の習慣が確立していない低学年のお子さんは、辞書が並ぶだけの電子辞書は興味がわきません。

しかし、コンテンツにかわいいキャラクターがいたり、百科事典があったり、動画や音声で楽しく英語を学べるコンテンツが収録されていれば、学習習慣が身につく大きな手助けになります。

また、機種は低学年のお子さんでも簡単に使えるように、シンプルで分かりやすくなっています。キーボードの文字も大き目で使いやすく、ローマ字入力ではなく五十音入力の機種も多くあります。

小学生向けの電子辞書は、大きく低学年用と高学年用に分かれます。中学年の子供向けとして販売されている機種はないので、3年生なら低学年用の機種をそのまま使っていても問題ありません。

また、4年生なら高学年用の機種を早めに使い始めることをおすすめします。4年生から始められる高学年向けの機種にも、英語のコンテンツが多く収録されています。そのため、早めに英語学習を始めたいお子さんにも高学年用の機種が最適です。

学年だけにこだわらず、お子さんの学習レベルや目標・必要性に合わせて最も必要となるコンテンツが収録されている機種を選びましょう。

小学生の高学年のお子さんには、ネイティブの音声機能が搭載されている機種がおすすめです。学校だけでは、どうしても本物の英語に触れる時間が少ないからです。英語の授業が始まると、子供が授業についていけるかと不安になる親御さんも多いですよね。

音声機能があればネイティブの発音を聞く機会が増えて、自分の発音も向上できます。また、高学年向けの機種には、漢字・英語の検定試験になるコンテンツを収録している機種も多いです。

中学受験対策として参考書や問題集が多く含まれる機種もあり、コンテンツがとても幅広くなります。また長く使用したいなら、中学校の勉強と高校入試までをカバーしている機種を選びましょう。

電子辞書を選ぶ時に、必ず確認したいのが「キーボードの入力方法」です。小学生用の電子辞書には「五十音タイプ」と「ローマ字タイプ」の機種があります。まだ、アルファベットを学習していない低学年のお子さんには、「五十音タイプ」の機種がおすすめです。

アルファベットを知らないと、自分で電子辞書を使えなくとてもハードルが高くなります。しかし、4年生のお子さんでもう少しでアルファベットを覚える段階にいるのであれば、ローマ字タイプにチャレンジしてもいいでしょう。

高学年用の電子辞書でも、五十音とローマ字のどちらのタイプの商品もあります。また、両方の切り替えができる機種も多くありますので、そのような機種なら使いやすさがアップします。高学年では、ローマ字入力に慣れておいた方がいいという声も多いです。

中学生に入ってもからコンピューター授業がでてきても、小学生高学年から慣れていれば楽に学習が進むからです。小学生の高学年を目安に、「ローマ字タイプに切り替え」を考えてみるといいでしょう。

電子辞書には「手書き入力」という機能が掲載されている機種があります。付属のタッチペンで直接画面に字や単語を書きます。この機能は学年に関係なくとても便利な機能で、特に漢字や漢字の書き順を覚えるのに役立ちます。

また、お子さんもペンを使って電子辞書で学べるという楽しさも味わえます。電子辞書にはあったら嬉しい機能の1つです。

英語学習に強化している機種を選ぶなら、リスニング対応をしている機種を選びましょう。音声機能は英語のリスニングとスピーキングを強化できる機能です。リスニング機能は読めない単語が合った時にネイティブの発音を音声で聞けます。

また、スピーキング機能は自分の発音を録音できる機能で、自分の発音とネイティブの発音を比べることができる他、ネイティブのような発音に近づける手助けをしてくれる機能です。英語学習の始める中学年・高学年のお子さんは英語に触れる時間が大事です。

発音がわからないと、どんどん英語に対して消極的になってしまう場合もあります。そのため、お子さんの英語学習のサポートや強化を考えるのであれば、音声機能は欠かせない機能です。

2メーカーの大きな違いの1つに、カシオは電池型でシャープは充電型です。どちらもメリットやデメリットはありますが、買い替えが必要な電池にするのか、必要な時にその都度充電していくのかは大きな相違点です。

しかし、手書き機能を見るとカシオの方は時間がかからない、カシオの方が英語の単語が多く収録されているとユーザーからの声が多いです。どちらにしても2社共に評判が高く優れた機能が搭載されている機種が多いのは確かです。

選ぶ時は、メーカーの違いも大切ですが、コンテンツの内容に目を向けて選ぶと、用途に合った商品を選べますよ。

中古品を選ぶ時は、商品の状態や型番号・説明がしっかりと書かれているかを確認して、アマゾンやヤオクフで購入するといいでしょう。中古品なら2万円台の機種を1万円以下で購入することも可能です。

中古品を選ぶ時に注意したい点は、ネットで探す時に商品の説明書きや型番号がきちんとあるかという点です。メルカリで探すと破格の商品を見つけられる可能性はありますが、きちんと商品に関しての説明をしていない出品者も多くいます。

また、返品不可能・付属品や保証書なしなどの不満点やトラブルが発生しやすいのも否定できません。そのため、ネットで中古品を探すならアマゾンやヤオフクが安全です。

小学生になって学校に通うようになり、毎日勉強するといった行為になかなか慣れない子どももいます。よりスムーズに勉強に慣れるために、幼稚園児の4～5歳くらいから電子辞書やタブレットを使うのもおすすめです。

知育玩具のように遊びながら学べるタイプの製品も多くあるので、子どもの年齢や理解力に合わせてモデルを選びましょう。

小学生向けの電子辞書は、まずお子さんの学年で選ぶことが大切です。その上でお子さんの学習レベルや目標も意識して、必要な機能やコンテンツが収録されているかも必ず確認しましょう。紹介した点に気を付けて、ぜひお子さんに最適な機種を選んでくださいね。