ホットカーペットの人気おすすめ18選｜省エネ！家具がおけるホットカーペットは？

冬場になると、暖房やヒーターをつけているにも関わらず足元の冷えが気になりませんか？そんな方にぜひ取り入れていただきたいのがホットカーペットです。ホットカーペットは他の暖房器具に比べてコスパが良く、省エネにもなって安全性が高い優秀アイテムです。

ホットカーペットを取り扱うお店は非常に多く、家電量販店はもちろんカインズなどのホームセンターや家具量販店に揃っています。しかし、絨毯・フローリング調のものや切り忘れ防止機能が付いたもの等幅広く商品が展開されているため、どれを選べばいいか分からない方も多いですよね。

そこで今回は、ホットカーペットの魅力や人気アイテムを紹介します。パナソニックやアイリスオーヤマ、ニトリなどのおすすめメーカーで販売されているホットカーペットなども比較して紹介するので、ぜひとも参考にしてください。

ホットカーペットは「効果的に足元を温める」のが最大の魅力です。特に冬場は足元が冷えやすく、座った状態だとお尻や腰まで冷えてしまいます。ホットカーペットなら適度な温度で床を温めてくれるので、冷え性の方にピッタリです。

ホットカーペットは、他の暖房器具の石油ファンヒーターのように空気を汚さず、エアコンのように乾燥しにくいのも特徴です。また、火を使わないので安全性も高くて、お子様でも安心して使えます。

価格もリーズナブルで、電気代が1畳で1時間約6～9円とコスパも抜群です。床に設置するので場所もとらず、折りたためば収納がしやすいのも魅力です。

ホットカーペットは0.5～4畳タイプが基本的なサイズで、主流となるのが2畳サイズです。「どこの部屋で使用するのか」「使用する人数は何人か」でサイズを選びましょう。

• 1畳…1人部屋・一人暮らし・少人数でのテーブルの下
• 2畳…複数人でのソファーの下
• 3畳…リビング用・大きめのテーブルの下
• 4畳…人が集まるスペースや複数人の子供部屋

「畳数」で表されても大きさがわかりにくい方は、以下のサイズ感を参考にしてください。

ホットカーペットには、「絨毯タイプ」と「フローリングタイプ」と大きく分けて2種類あります。どちらを選ぶかは好みとなりますが、使用感の違いなどありますのでよく検討してください。

絨毯（じゅうたん）タイプのホットカーペットは、カーペットやラグなどのカバーを上から掛けて使用します。価格帯もお手頃で比較的安価で購入可能です。基本的に市場に出回っているのは絨毯タイプがメインです。

ホットカーペットに座ったり、ゴロンと横になったりしてもカバーが柔らかいので快適に過ごせます。気になるダニや汚れもカバーを取り外して洗濯できるので、清潔な状態をキープできます。

近年人気が上昇しているのが木目調がおしゃれなフローリングタイプです。床暖房のように使っていけるため、おしゃれなお部屋にも合います。カバー不要で汚れに強く、ポロポロと食べ物や飲み物をこぼしてしまう小さなお子様がいる家庭でも、さっと拭くだけなので掃除やお手入れが簡単です。

ほこりがたちにくく、防水・ダニ対策機能が揃っている商品も多くあります。リビングはもちろん、水や油で汚れやすいキッチンでの使用にもおすすめです。

節電に便利な機能が「切り替え機能」です。大きめのホットカーペットの温めたい面を選んで、部分的に温かくできます。

• 食事のとき、テレビを見るとき、趣味の作業をするときでは座る位置が違う
• 時間帯によって使う人数が違う
• 家族で暑がり・寒がりが居て、部分的に温めたい

こんなシチュエーションに対応し、上手に節電できます。細かく面を選べるタイプが特に便利です。

段階的に温度を調整できる「温度調節機能」も便利です。多くの段階に対応しているものが使いやすく、そのときの自分の好みで温度を選べます。必要以上に高温になるのを防ぎ、節電に役立つ機能です。

さらに便利なのが「室温センサー機能」で、部屋の温度を検知してホットカーペットの温度を自動で調整します。自分で温度を調整する必要がないので、お子様の部屋にもおすすめです。

ホットカーペットは動作音がなく、見た目でも電源が入っているか分かりにくいので、つい消すのを忘れがちです。「切り忘れ防止機能」は、一定の時間が経過すると、自動的に電源をオフにしてくれます。

また「タイマー機能」が付いていると、自分が設定した時間で電源オフできます。どちらも便利な機能なので活用しましょう。特に年配の方やお子様の部屋におすすめです。

ホットカーペットを使用している家庭でダニに悩まされている方は多いです。素材によってはダニ対策などが施されているタイプもあります。ダニに困っている方は、抗菌やダニ対策が備えてあるホットカーペットを購入しましょう。

ホットカーペットの上で長時間寝たりすると、暑さにより汗をかく場合があります。汗がホットカーペットに染み付くと臭いの原因になるため、消臭機能が付いたタイプだと便利です。購入前に消臭機能が付いているかチェックしてみましょう。

ホットカーペットはくるくる丸めて収納するのが定番でしたが、丸めるとどうしてもスペースを取りがちです。今はコンパクトに折りたたみできるタイプも多く、省スペースで収納できます。

ホットカーペットはヒーター線を内蔵しているため、無理に小さくたたもうとすると、故障の原因になります。商品によって折りたためる回数も変わるので、購入前にチェックしておきましょう。オフシーズンの収納スペースを考えてから決めるのもおすすめです。

山善のホットカーペットには、抗菌・防ダニ以外に、部屋内の生活臭を吸着し無害な成分に分解する機能を備えた製品があります。生活する上で気になる生活臭を気にせず、常に快適に使用できます。また、小さく折りたたんで収納できるので、取り回しもしやすいのがポイントです。

コストパフォーマンスの高さで有名なアイリスオーヤマからも、ホットカーペットが発売されています。豊富なサイズ展開で、木目調のおしゃれなものも発売されているため、さまざまな場面で活用できます。

掃除が簡単で2段階の温度調節ができる「かんたん床暖」シリーズが目玉製品です。カーペットカバーのデザインも豊富で、インテリアに合わせてさまざまなカバーを選べます。室内センサー・切り忘れ防止機能なども搭載されているので、省エネ性・安全性もばっちりです。

広電は電気暖房器具に特化したメーカーで、電気カーペットや電気毛布などでは国内市場シェアトップです。高品質で手ごろな価格の製品が多く、ラインナップも非常に多彩なため、自分に合った製品をじっくり選べます。

ヒーター部に防水機能があり、こたつでも使用が可能な製品が展開されているので、冬場のこたつでのリラックスタイムに最適です。カバーは抗菌・防臭加工されており、水洗いも可能なためいつでも衛生的に使えます。

テクノスで販売されているすべてのホットカーペットには、ダニ退治機能が施されています。価格もお手頃であり、ダニに困っている方には欠かせません。お手頃価格でダニ対策できるホットカーペットを求めている方におすすめです。

ニトリで販売されているホットカーペットは、ラグと一緒に購入してもお手頃価格です。暖かい素材で作られており、温度設定が低めでも快適に過ごせます。収納用バックも付いているため、片付けもやりやすくて便利です。

無印良品ではホットカーペットではなく、ホットマットの名称で知られています。敷いて使うだけでなく、羽織っての利用も可能です。部分あたためによる節電ができ、電気代が気になる方にもおすすめです。

まず気になるのが電気代です。節約するために「片面のみつける」使い方をされる方もいますが、実際にどの程度電気代がかかるのかが気になるところです。そこで、他の暖房器具とも比較しつつ、電気代を計算してみました。

このように、エアコンや電気ストーブ、石油ファンヒーターと比較しても電気代はかなり安く抑えられます。使い方次第でさらに節電も可能です。また、ここにはありませんが、消費電力だけで見るなら電気毛布(平均25W〜75W)がもっとも経済的です。

ホットカーペットは他の暖房器具と比較しても、安全性が高い商品です。火を使わないのでペットやお子様のいる部屋でも使いやすいです。ただし、赤ちゃんやご年配の方など、皮膚が弱い方は長時間寝そべっていると低温やけどの危険があります。

例として、今人気のパナソニック「床暖」の表面温度を見てみましょう。

この通り、温度設定「高」では低温やけどとなる50℃に達するのがわかります。また、低温やけど以外に脱水症状や熱中症の症状が出る場合もあります。ご家庭に赤ちゃんやご年配の方がいる場合は、十分に注意して使用しましょう。

ホットカーペットは敷いて使う暖房器具であるため、上に家具やインテリアを置く場合はよくあります。中にはそれなりに重量のあるものを置かざるを得ない状況も考えられます。そんなとき「電熱線が切れるのでは？」と不安を覚えるものです。

この許容値はメーカーによっても違いますが、概ね足の太さが4cm以上であれば、合計で200kgの重量には耐えられます。ただし、重量が許容値以内であっても、タンスやピアノといった熱変形に弱いものは非推奨です。

一般的なホットカーペットの寿命は「5年」の商品が多数ですが、使用する環境や使用時間・使用方法で寿命は異なります。付属の取扱説明書に記載されている場合もあるので、確認して購入しましょう。

実際に使用していて「コードが断線しそう」「温まりにくくなった」などと感じたら、買い替えを検討してください。また、秋ごろに一度ホットカーペットを出して、早めに動作確認をしておくのがおすすめです。

ホットカーペットは以下で購入できます。

• ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店
• DCM・カインズなどのホームセンター
• イオンなどの雑貨・インテリアショップ
• ドン・キホーテなどのディスカウントストア
• 楽天やアマゾンなどのネット通販

店頭での購入は実物を確認できるのがメリットですが、欲しい商品の取り扱いがない場合や、在庫がない場合があります。ネット通販であればさまざまな種類や価格帯の商品があるので、欲しい商品が手に入りやすいのがメリットです。しかし、実物を確認できないので、よく検討してから購入しましょう。

また、しまむらはホットカーペットの販売は現在のところありませんが、ホットカーペット対応のラグは販売されています。気になる方はぜひチェックしてください。

ペットを室内飼いしているご家庭でも、ホットカーペットを利用中の方は多いです。しかし、ホットカーペットで「ペットの低温やけど」といった事故が起きています。

実際に動物病院に低温やけどや脱水症状で運ばれる猫ちゃんがいるため、ペットが在宅でのご家庭は気をつけましょう。ラグや座布団など、カーペットの上に厚めの敷物を敷くだけでも違うので、工夫してあげてください。また、ペット用のホットカーペットも存在します。

そのまま使用しても快適なホットカーペットですが、断熱材を下に敷くとさらに暖かく快適に過ごせます。また、上に敷くラグにもこだわっておしゃれな雰囲気を出すのも可能です。自分なりにアレンジして試してみましょう。

ホットカーペットはコスパがよく、効果的に足元を温められるとても優秀な暖房器具です。1人用の部屋でも家族が集まるリビングでも、便利に活用できます。お気に入りのホットカーペットを見つけて、家での生活をさらに快適に過ごしましょう。