【2024年】ミストファンおすすめ11選｜デメリットや効果を徹底解説

「夏場のイベントに参加する！」「クーラーだと涼しすぎるけれど、涼しさは欲しい。」そんな時におすすめなのがミストファンです。手軽に使えてその場の温度を数度下げてくれる便利アイテムです！

ミストファンにもさまざまな種類がありますが、思い浮かぶのは手持ちタイプのものではありませんか？ミストファンは手持ちタイプのものだけでなく、卓上に置くタイプのものや扇風機の代わりになるようなものもあります。ミストファンの種類と効果やデメリットを踏まえた選び方・おすすめの商品について紹介しています。

また、できるだけ長く使うためのミストファンのお手入れ方法について記事の後半で紹介していますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

ミストファンとは、超音波で発生させた霧状の水を風で放出する家電製品です。扇風機のように風を当てた箇所だけを涼しくするものではなく、周囲の温度を約3～5℃ほど低下してくれます。

ファンの風がミストを蒸発するときに、熱を吸収してくれるので周囲の温度も一緒に下げる利点があります。

ミストファンは風と気化熱を使って涼しくするので、エアコンと比べて冷えすぎる心配はありません。エアコンの冷房を長時間浴びていると、体がダルくなってしまう場合もありますがミストファンは穏やかな冷却効果があるのが特徴です。

ミストファンのメリットの1つは、夏でも冬でも使用可能な点です。夏には部屋の室温を全体的に3℃～5℃下げます。また夏場のエアコンによる乾燥も防ぐ効果もあります。さらに冬場には空気の乾燥を防ぐために、加湿器としても使用可能です。

その他に機種によっては、マイナスイオンを発生したり、花粉を落としたりする空気清浄機機能が搭載されているモデルもあります。加湿・冷却・空気清浄機が1台で使えるので、夏や冬以外にも春・秋も1年を通じて使用できます。

ミストファンを購入したときは、パソコンやテレビ、オーディオ機器の近くで使用するのは控えましょう。ファンから放出されるミストが、このような精密機器に降りかかってしまうと故障するケースがあります。

何よりも気をつけたいのは、USB給電タイプのミストファンを使う場合です。PCの近くにセットして長時間起動させておくと、PC本体や周辺機器の故障確率が非常に高まってしまいます。

どうしてもPCの近くでミストファンをある使用する場合は、機器にタオルや布をかぶせておくようにしましょう。

手入れのしやすさを維持するためには、お部屋の環境を整える必要があります。ペットがいる場所や玄関などホコリが多い場所ですと、ミストがホコリを吸着した状態で放出されるので部屋の汚れの原因となります。

またミストファン内部にもホコリが入りやすくなったり、カートリッジの寿命が短くなる原因にもなるので、室内の掃除がされた状態で使用しましょう。またお部屋で喫煙をすると、空気そのものが汚れているので換気をしっかり行い、空気を綺麗にした状態で使用しましょう。

ミストファンを使う場合に、特に気をつけたいのはカビです。ファンを長時間運転すると、部屋の湿度が急激に上昇して床や家具、タンスの中が湿気で濡れてしまいます。

特に梅雨時や夏など、湿度が急上昇する季節はできるだけミスト量を適度に調節しないと、カビが発生しやすい環境を作り出してしまうので気をつけしましょう。

ミストファンのモデルによっては、抗菌・防カビ機能が搭載された製品もあるので、簡単なお手入れで清潔に使えます。タンクに水を入れて使用するミストファンは、カビなどの菌が発生しやすい環境にあります。どうしても気になる方は、抗菌・防カビ機能搭載の製品を選ぶようにしましょう。

室内で使用するのであれば据え置き型のミストファンを選びましょう。据え置き型のタイプは、本体のサイズが大きいので風量も強く、お部屋全体を丸ごと冷やしたり加湿したりできます。

風量が強いと、冷房や扇風機の代用として使える上にタンクの容量も大きいので、水の補給回数が少なく手間も省けるメリットがあります。冷房や扇風機のような使い方を検討している方は、据え置き型のミストファンを購入するのがおすすめです。

一人暮らしや仕事先のデスクで使用するのであれば卓上型を選ぶようにしましょう。コンパクト設計なので、作業の邪魔にならないのは大きなメリットです。ハンディ型とサイズはあまり変わりませんが、パワーがあるのも大きな特徴です。

機能は最小限に抑えられていて、仕事先のデスク以外に個人の部屋でも向いています。デスク周りで使う場合はPCから電源が撮れるUSB充電式が便利ですが、パワーが物足りない方はコンセントから直接電源が取れるタイプを選びましょう。

外出先で使用するのであれば、持ち運びができるハンディタイプがおすすめです。夏場のイベントやスポーツ観戦などで使えるので、使い勝手の良さが大きいメリットです。手軽さに特化している面もありますが、デメリットもあります。

機能面で物足りなさを感じる場合があり、ミスト量の調整ができません。あくまでも簡易的な製品なので、パワー重視の方には満足できない部分はあります。しかし、外出先で手軽に使いたい方には大きな魅力です。

上記で紹介した通り、据え置き型・卓上型・携帯型の3種類があります。「据え置き型」を選ぶ場合は、部屋全体をミストファンのみで冷却したり加湿をしたい方におすすめです。大型サイズでパワーがあり多機能なので、冷房や扇風機の代用としても使えます。

「卓上型」を選ぶ場合は、仕事先のデスクで使いたいときや一人暮らしで使う方におすすめです。仕事先や自宅での作業中にデスク周りを涼しくしたい方は、コンパクトタイプで邪魔になりません。

「携帯型」を選ぶ場合は、あくまで簡易的な使い方として検討している方におすすめです。夏場のスポーツ観戦や散歩などの場面で手軽に持ち歩けるます。暑い日にバックに入れておけるのは、大きな魅力です。

ミストを発生させるためには、水が必ず必要となります。当然ですが、タンクの容量が多ければ多いほどミストを放出可能時間は長くなります。携帯型の場合は、30～50ml・卓上型は300～400ml・据え置き型の場合は1～5L位が平均的容量です。

何度も補給する手間を省きたい場合は、容量が多いモデルを選ぶのが一番です。後はタンク自体が取り外せるタイプを選ぶと、お手入れも簡単になります。

ミストファンはタンクに水を入れて使うので、手入れをしなかったりすると水を入れるタンク内にカビが発生しやすくなってしまいます。こまめな掃除が苦手だったり、掃除を忘れたりする方の場合は、抗菌素材が使われているモデルがおすすめです。

抗菌素材を採用しているタイプを選ぶと、手入れの回数が抑えられるので非常にラクチンです。

ミストファンはモデルによって、風量の強弱やミスト量の調節ができるタイプとできないタイプがあります。ミストの量を調節できないと、部屋の湿度が上がりすぎたり、加湿が部屋中にいきわたらない場合があります。

ミストの量を調節できるタイプは、湿度が高くジメジメした時期はミスト量を減らし、カラッと晴れた日はミストの量を多めにできます。

ミストファンには季節に関係なく使用できるミスト・送風モードの切り替え機能が付いているモデルもあります。ミスト・送風モードを切り換えると、環境に合わせて使えます。

1年を通じて使用できるので、扇風機や冷房が無くてもミストファン1台で代用可能です。ただし、付加機能が付いた機種は価格も高くなるので自身の予算と照らし合わせて、利用頻度の多い機能を選んで購入するようにしましょう。

空気清浄機を持っていない方は、空気を綺麗にできるマイナスイオン発生器の機能があるミストファンも選択肢に入れておくのがおすすめです。

ペットを飼っている方や喫煙者が自宅にいる場合は、室内の空気が汚れている可能性があります。マイナスイオンには、空気中のチリなどを除去する空気清浄効果があり、涼しい風と一緒にお部屋をリフレッシュしてくれます。

またストレス軽減やリラックス効果もあるといわれているので、夏バテ気味の方には特におすすめの機能です。

ミストファンはタンク内に水を入れて使用します。そのため、梅雨時期などの湿度が高い場合はミスト量を減らして使う必要があります。しかしタンクに水が残ったままになっていると、菌が繁殖しカビの原因となります。

カビの繁殖を減らすには、こまめにタンク内の手入れが必要です。しかしお手入れに手間をかけたくない方や忙しさで忘れてしまう場合もありますよね。そんな方には抗菌・防カビ機能が付いているミストファンがおすすめです。

抗菌・防カビ機能があるとお手入れの手間も省け、空気を汚さずに使えるのでミストファンを選ぶ時は必須ともいえる機能です。

ミストファンのみならず家電製品を使う際には、ある程度の静音性が必要となります。ミストファンの場合は、暑い夏や乾燥する時期にはほぼ一日中起動させている場合が多いです。

また卓上型の場合は、仕事や自宅での作業で使うケースも多いのでミストファンの起動音が大きいと、ストレスの原因にもなりかねません。長時間使用する予定がある方は、静音性をチェックしておくのがおすすめです。

USB充電式の電源タイプであれば、電池の交換は不要なのでわざわざ電池を購入する手間と費用をなくせます。電池タイプのミストファンよりもコスパは高いので、手軽に使用できます。

乾電池式の電源タイプであれば、電池があればいつでも使用できます。USB充電式タイプは便利ですが、外出先で電池切れを起こしてしまうと全く利用ができなくなります。

屋外で一日中過ごす場合は、替えの電池を用意しておけば、バッテリー切れで使用不可になる心配もありません。今は100円ショップに行けば電池も売っているので、ミストファンを頻繁に使用する方には乾電池式をおすすめします。

携帯型ミストファンを購入する場合は、連続で使用できる時間をチェックするのは重要です。連続使用時間は風量や使用時間によっても変わってきます。自身が普段、どの程度の時間を使うのか考えて適切な製品選びをしましょう。

携帯型ミストファンを選ぶ時、重量は非常に重要なポイントです。バックに入れて持ち運んだり、首からかけるタイプや手で持って使用する場合が多いためです。

重たい製品の場合は、腕が痺れたり首が疲れたりしてしまう可能性があります。本体重量だけではなく、タンクに入れる水の重量も考慮しておきましょう。

タンク内に水が入れる必要があるミストファンは、ある程度のお手入れをする必要があります。詳しいお手入れ方法については、お手持ちの製品の取扱説明書をよく読んでください。

基本的なお手入れ箇所は、羽根の部分と水タンク部分です。羽根が汚れていると、ホコリを撒き散らしてしまい、水タンクが汚れているとカビの原因になる菌が繁殖して、ウイルスの要因となってしまいますので、面倒くさがらずにまめに行うようにしましょう。

ここではミストファンについて紹介をしてきました。ミストを放出し、室内が涼しくなる以外にも乾燥対策や、冷房や扇風機の代わりにも使えます。この記事を読んで、自身の用途に合わせてピッタリのミストファンを選んでください。