象印のおすすめ電気ケトル4選｜タイガーとどっちがいい？違いを比較！

スイッチひとつで簡単にお湯を沸かせる電気ケトル。カップ麺をつくるときやコーヒー・お茶を淹れるときなど、ひとつ持っておくだけで便利です。ティファールをはじめ、タイガーや山善など各メーカーから続々と発売されています。

数あるメーカーのなかでも人気なのが象印です。象印といえば電気ポットや炊飯器などのイメージが強いですが、実は電気ケトルも高性能！電気ケトルの欠点である「保温能力の低さ」をカバーしたモデルや、蒸気が出ない「蒸気レス」モデルなどニーズに応じたさまざまな電気ケトルを発売しています。

とはいえ、最近は象印だけでなく、どのメーカーも高性能な電気ケトルを発売しています。正直「象印って他のメーカーに比べて何がいいの？」と疑問を抱く方も多いで。そこで今回は、象印の電気ケトルの特長や口コミ、おすすめモデルをご紹介していきます！

ハンドドリップコーヒーをお家で楽しみたい人に便利なのが、コーヒーモードです。美味しいコーヒーを淹れるためには、お湯を少しずつ入れるのが非常に大切です。一気にお湯を入れてしまうと、豆を十分蒸せず、コーヒーの旨みをしっかりと出せません。

そのため、ハンドドリップを行うのであれば、しっかりと豆を蒸らすためにも、お湯を少しずついれる必要があります。象印の電気ケトルであれば、容器に移し替えなくても少しづつお湯を注げるので、美味しいコーヒーを淹れられます。

2019年に発売された新製品の電気ケトルCK-AX型には「ハンドドリップモード」が搭載されており、お湯をゆっくり静かにコーヒーに適した形状で入れられます。以下の記事では、コーヒーに適した電気ケトルを紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

電気ケトルには安全設計がされていないイメージですが、そうではありません。蒸気レスや二重構造などとても高性能な作りになっているものが多くなっています。

二重構造になっていない電気ケトルだと、お湯が湧いた後うっかり触ってしまうと火傷をしてしまう可能性があります。蒸気レスも同じで、小さな子供やお年寄りがいるお家だと、一瞬目を離した隙に火傷をしてしまう可能性があるので、安全設計の電気ケトルがおすすめです。

電気ケトルの最大の特徴は、お湯をすぐに沸かせる点です。そのため、保温機能がなかったり保温機能があっても15分と短かったりする電気ケトルの中で、長時間保温できるのが象印の魅力です。

象印はまほうびんを作っているため、1時間の長時間保温ができる設計を実現しました。1時間保温ができると、沸かす回数が減るので電気代の節約にもなります。保温機能付きモデルは、以下の記事で紹介しています。

電気ケトルを選ぶ際に、タイガーと象印どっちがいいの？　と迷う方はとても多いです。どちらも高性能なのは間違いないですが、メーカーが違うのでやはり商品の機能に違いはあります。そこで、わかりやすく表で機能面や消費電力面を比べてみましょう。

見比べてみると、消費電力は同じですがタイガーの方が少量であれば沸騰までの時間が早く、カップ1杯140mlだとわずか60秒でお湯が湧くので忙しい朝には最適です。ただ、保温ができないので朝食の時間が家族内でバラバラであれば、その都度沸かさなければならないのは不便です。

その点、象印の電気ケトルであれば60分は保温が可能なので、お湯を沸かす回数を少なくできます。そして、象印の電気ケトルにはカルキ抜きもついているので、お茶が好きな人にもおすすめです。タイガーの電気ケトルが気になる方は、以下の記事をご覧ください。

電気ケトルの容量を選ぶ際に、一番悩むのが0.8Lか1Lのどちらにするかです。電気ケトルの容量の選び方は、人数や用途によっても変わってきます。先程の比較表でみると、タイガーは1Lで象印は0.8Lですが、一人暮らしだと0.8Lあれば十分です。

けれど、友人がたくさん出向いたり、2人以上で暮らしていたりする場合には、1Lあった方が安心です。ご自身の生活スタイルに合わせて選びましょう。

保温機能があると、お湯を沸かす回数が減るので節電にもなります。電気ケトルの保温機能が活躍するのは、

1. 家族が好きな時間に朝ごはんを食べたい時
2. スープやコーヒーといった飲むタイミングが違うものを飲む時
3. 沸騰直後ではなく90℃程度のお湯を使いたい時

この3つのシーンです。

毎回沸かす手間や電力を省くためにも保温機能は大変便利です。象印の電気ケトルは、温度設定はできませんが60分は90℃に保ってくれる保温機能があります。今まで沸かすだけだった電気ケトルを考えれば、画期的な機能だといわれています。

蒸気レス機能がついているものだと、蒸気が出ないためどこにでも置けるメリットがあります。蒸気が出ると、子供がうっかり触ってしまって火傷をする事故が起きる可能性は避けられません。蒸気レスであればそのような心配も防げます。

蒸気レスのもう一つのメリットは、結露が発生しない点です。蒸気が出るタイプのものだと、置き場所によっては結露によってカビが発生したり、インテリアが傷んでしまったりしますが、その心配もありません。

カルキ抜き沸騰ができると、お茶やコーヒーを美味しく飲めます。カルキとは水道水の中に入っている薬剤で、カルキが残った状態だとどうしてもカルキ独特の臭いが飲み物の味を邪魔してしまいます。

敏感な人だと「カルキ臭くて飲めない」と感じる方もいます。浄水器を持っていない方であれば、カルキ抜き機能はあった方がいいです。気にならない方もいますが、お茶やコーヒーの香りをより楽しむためには、カルキ抜き機能は必須です。

今流行の小型や軽量モデルだと置き場所に困りません。電気ケトルはキッチンに置くため、あまり大きなものだと邪魔になってしまいます。固定の場所に置きっぱなしにしておきたいのであれば、小型モデルがおすすめです。

また、電気ケトルは小型のものでも1L程度のお水が入ります。そのため、本体重量と合わせると女性や子供では持ちづらくなってしまう可能性があります。便利に使いこなすためにはできるだけ軽量のものを選ぶのがおすすめです。

象印の新製品である「CK-VA」は今までのケトルではちょっとお湯が足りないと感じる方に向けて、1.2Lと1.5Lの2つのサイズが追加されました。今までのケトルと同じく本体二重構造や自動電源オフ、空だき防止機能が装備されているうえに、注ぎ口ほこりブロックの機能もプラスされました。

注ぎ口ほこりブロックとは、注ぎ口がロックボタンと連動して開閉するシステムです。これによってほこりなどが入りにくい構造になっています。機能性はもちろん、丸みのあるフォルムとカラーで高いデザイン性が評判です。

電気ケトルが通電しなくなったり、お湯が沸騰しなくなったりした場合には故障の可能性があります。「故障かも？」と感じた時には下記の手順を確認してみてください。

• プラグは刺さっているかどうか
• 本体を電源プレートに正しく載せているか（正しく載せていないと電源は入りません）
• 電源プレートは平らなところに置いているか
• 沸騰直後に沸かすキーをおしていないか

これらのポイントを確認しても、通電しない場合はお客様相談窓口までご相談ください。販売店がお近くにある場合には、販売店に相談できます。

電気ケトルがあれば、お湯が一瞬で湧くので忙しい朝も快適に過ごせます。また保温機能がある電気ケトルを使えば、家族分のお湯を一気に沸かせます。使うシュチュエーションや人数などを考慮して、自分に合った最適のものを選んでください。