電気ポットを空焚きするとどうなる？空焚き防止機能付き電気ポットおすすめ10選

お茶やコーヒーなどの温かい飲み物を、飲みたいときにすぐ作れる電気ポットは、生活の必需品です。普段からつけっぱなしにする場合が多い家電なので、スイッチの切り忘れて焦げたり故障したり、火事などの事故にならないか気になるところです。

自宅を離れてから、ちゃんと電源を切り忘れていないか不安になった経験がある方もいるのではないでしょうか。最近では、電源を切り忘れても安心できる「空焚き防止機能」のある電気ポットも増えてます。

付けっぱなしで外出したらどうなるの？大丈夫？そういった疑問を解決するために、今回は「空焚き」が原因のトラブル、空焚き防止機能はいつから機能するのかについてや、空焚き防止機能つきのおすすめ電気ポットなどをご紹介します。

こちらでは、「空焚き防止機能」が搭載されていない電気ポットで、空焚きしたまま出張や旅行へ行ってしまった際のトラブルの可能性について解説します。

安全機能が搭載されていない古い機種では、空焚きが原因の火事が実際にあったようです。また、阪神淡路大震災の際の火災の原因の中には、電気ポットからの発火も数件確認されています。

空焚き状態が続くと、ポット本体が熱を帯びてくるため、火災の恐れがゼロとは言い切れません。長く安全に使用するためにも、「空焚き防止機能」はおすすめの機能です。

熱を発する機器には電気用品安全法によって温度ヒューズが搭載されているので「空焚き防止機能」がなくてもポットが燃えだす前にヒューズが飛んで電源が遮断されます。ただし、ヒューズが遮断した場合、ポットは損傷してしまう可能性が高いです。

さらに、ポットのまわりに燃えやすいものが置かれていた場合、引火の可能性は否定できません。せっかく購入したポットが故障してしまわないためにも、やはり「空焚き防止機能」はあるものを選ぶのがおすすめです。

空焚き防止機能は、内容器に水が入っていない状態、あるいはごく少量しか水が入っていない状態でお湯を沸かした場合にマイコンが空焚きを検知し通電を停止します。

ただし、基盤が水でぬれているなどの状態では性能が発揮されない場合もありますが、その際には温度ヒューズが溶断して通電をストップします。万が一の状況に備え、火災などの事故に繋がらないように複数の安全機能を設け、安心な使用環境をサポートしています。

以下の記事では、安全に使えるおすすめの電気ポットを紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてください。

電気ポットの人気メーカーは象印・タイガーです。象印は魔法びんで有名なメーカーで、その技術が電気ポットにも採用されている商品があり節電効果も高いのが特徴です。

タイガーは自動ロック・チャイルドロック・空焚き防止機能・倒れたり傾いてもお湯が漏れないなど、安全機能にこだわった電気ポットを販売しています。

また、ティファールには電気ポットはありませんが、電気ケトルの種類は豊富です。使い切り量のお湯を一時的に沸かしたい方におすすめします。

「空焚き防止機能」は、水がない状態での通電を検知し、自動で電流を切ってくれる機能です。空焚きはポット本体を傷めてしまうだけでなく、火事の原因にもなりかねないので、対策機能があれば日々の生活に安心感が持てます。電気ポットを購入の際には、万が一を考えて空焚き防止機能付きを選ぶのをおすすめします。下の記事では、他の電気ポットの機能について詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。