社会人・大人向け電子辞書おすすめ10選｜カシオとシャープどっちがいい？

中学生・高校生・大学生の学生時代に電子辞書を使って勉強したという社会人の方は多いですよね。しかし、大人になってから学生時代使っていた電子辞書を使おうとすると、コンテンツ量がイマイチな場合があります。

大人には、社会人向け電子辞書の使用をおすすめします。「学生が使っているものと大して変わらないんじゃないの..？」と思われがちですが、その違いは一目瞭然。学生向けには搭載されていないような豊富なコンテンツ量が魅力です。

この記事では、社会人向け電子辞書の有用性や選び方、おすすめ商品について解説します。さらに電子辞書の2大メーカー、カシオとシャープの特徴も比較しています。どっちがいいか迷っている方必見です。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

スマホの普及によって、調べ物は電子辞書よりネットでする方が増えました。しかし、電子辞書には以下のようなメリットがあります。

• 情報の正確性が高い
• ネット環境でなくとも使える
• スマホを触らないので学びに集中できる

社会人になっても英語など語学を磨く必要がある方は多いのではないでしょうか。TOEICなどの英語検定試験を受けて英語の能力を証明したり、または出張で英語が必要になったりする場合もあります。

社会人向けの電子辞書には、学生向けの電子辞書と異なる英語学習コンテンツが収録されています。場面ごとの英語例文やビジネスに必要になる用語などが多く、ただ語学を学習するだけでなく、実用的な内容になっています。

社会人向けの辞書の中には、金融・経済・医学・薬学など専門分野に特化したコンテンツを収録した専門知識用のモデルがあります。それぞれのフィールドで必要になる専門用語を集めた専門用語集など、専門知識の豊富な辞書が収録されています。

仕事で専門的な知識を広げたり、磨き上げたりしたい方におすすめです。

社会人向け電子辞書の中には、教養や知識を備えるタイプのモデルもあります。生活モデルと呼ばれており、冠婚葬祭マナーや教養向けの小説・医学図鑑・動植物図鑑など、生活や趣味に関するコンテンツが収録されています。

趣味や教養を広げたい方にはおすすめのモデルです。大き目の文字で表示している場合も多く、ご年配の方にも人気です。

社会人向けの電子辞書には、自分で必要な辞書や参考書など、必要なコンテンツをダウンロードして追加できるモデルもあります。

コンテンツの追加方法がモデルによって異なりますが、CD-ROMで追加したりデータカードで追加したりする方法が多いです。ただし、最近はカシオからWi-Fiに対応したモデルも販売されています。Wi-Fi対応なら手軽にダウンロードできるためおすすめです。

キーボードにはQWERTY配列と50音配列の2種類があります。パソコン操作に慣れているならQWERTY配列を採用している機種を選びましょう。パソコンのキーボードと同じ配列なので、スムーズに文字入力できます。

パソコンを使い慣れていないなら、ひらがな50音が縦に並んだ50音配列をおすすめします。

スマホのように、画面を専用ペンでタッチしてタッチパネル操作ができる電子辞書はとても便利です。移動中の電車の中などで操作する時は折り畳み、片手持ちで使用することができるモデルもあります。

タッチパネル機能があると、画面上でさまざまな操作がより簡単にできるメリットもあります。仕事場や自宅など置いて使えるシーンではキーボードスタイルで使うなど、シーンで使い分けができるのも魅力です。

スピーカーが搭載されていると音声や動画などのコンテンツを再生できます。また、語学学習向けの電子辞書なら、ネイティブの発音を生音声でしっかりとリアルに聞けるので、学習の大きな助けになります。

イヤホンに対応していると、電車の中など移動中にも使えるだけでなく、自宅でも集中して勉強できます。

電子辞書は電源方法も確認して選びましょう。電子辞書の電源方法は電池式と充電式があります。電池式のCASIOのEX-wordは、最長連続表示時間が100時間以上です。単3形アルカリ電池を使用するため、出先で万が一電池が切れてもすぐに買い替えられるメリットがあります。

充電式のSHARPのBrainは、リチウムイオン充電池を使用しています。充電時間は約5時間で、連続使用時間は使用状況により約100時間～150時間です。充電切れが心配ですが、表示で残量の目安を知らせてくれるため、こちらも問題なく使用できそうです。

ご高齢者・シニア世代が使うなら画面の見やすさは外せないポイントです。画面の明るさ・文字の大きさ・フォントの読みやすさを確認しましょう。画面が見にくいと、せっかく購入しても使わなくなってしまいます。また、パソコンに慣れていない方なら、「ひらがな50音配列」のキーボードが使いやすいです。

以下の記事ではシニア向けのおすすめ電子辞書をご紹介していますので、こちらもあわせて参考にしてください。

カシオは小学生向け～社会人向けまで豊富なラインナップで電子辞書を取り扱っています。カシオの電子辞書の特徴は、コンテンツ量が多いことや、英語だけでなくフランス語やスペイン語、またはアジア圏言語など、多言語対応していることです。

百科事典も年齢層に合わせた内容になっており、それぞれモデル別に収録しています。コンテンツの内容が充実していて、さまざまな目的を持った方が使えます。

シャープの電子辞書は、参考書や辞典など実用的なコンテンツを収録しています。しかし、それ以上に美麗な液晶で画面が見やすさにこだわっている特徴があります。画面が見やすいため、スマホのように使えるのが大きなポイント。さらに文字やフォントも美しいと評判です。

電子辞書の2大メーカーである「カシオ」と「シャープ」。どっちがいいか迷うところですが、電子辞書を選ぶ際は、ご自身の用途に合ったメーカーを選ぶのが1番です。両者の特徴をまとめたのでメーカー選びの参考にしてください。

キャノンの電子辞書は、カシオやシャープほど知名度はありません。2社と比べて性能が劣りますが、低価格でコスパがいいという特徴があります。表示画面も小さく英語辞書や国語辞書が調べられるシンプルな内容ですが、言葉を調べるだけが目的なら使いやすく十分です。

社会人向けの電子辞書は、参考書などのコンテンツがよりビジネス仕様で、実用的な内容や専門知識も学べる内容のものが多いです。その他にも教養や知識を学べるモデルもあります。社会人になり電子辞書を買い替える際は、コンテンツの内容や便利な機能をよく確認して選びましょう。