シニア向け電子辞書の人気おすすめ11選｜高齢者にも簡単な50音配列も

調べ物をする際に、電子辞書が一般的です。ネットでも簡単に調べ物はできる時代ですが、情報の正確性が高いため根強い人気を誇っています。多くの人が日常的に利用する電子辞書ですが、より操作が簡単な高齢者向けの電子辞書が販売されているのをご存知ですか？

高齢者の方はスマホのような機器が苦手な方が多いですよね。高齢者向けの電子辞書ならとてもシンプルな作りになっていて、画面の文字が大きいため操作も簡単です。

しかし、多くの種類の中からどんな電子辞書を選べばいいかわからない人も多いと思います。そこで本記事では、高齢者向けの電子辞書の特徴や人気メーカー・選び方を解説します。おすすめ商品11選や口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

シニア世代に電子辞書がおすすめな理由は、本のようにかさばらない理由が挙げられます。書籍の場合は自身でめくって調べるので難しい操作はありませんが、重量・厚みがあり持ち運びには向いていません。そのため、軽量な電子辞書がおすすめです。

また、文字が大きくできるのも電子辞書の特徴です。スマホでも調べものはある程度できますが、電子辞書の方が言葉の正しい意味・専門的な知識を調べるのに特化しています。ひらがな配列の電子辞書もあり、操作がスマートフォンのように複雑でないのも利点ですね。

パソコンと同じ配列のキーボードよりも、ひらがな50音の配列のキーボードが搭載されたタイプがおすすめです。パソコン操作が苦手な方でも操作がしやすいので、より簡単に調べものができますよ。

また、キーボード1つ1つの大きさも重要。人差し指で打ち込みやすい、余裕のある大きさであれば間違って隣のキーを押さずに済みます。加えて、あいうえお順であればキーボードの位置が理解しやすくなるのもポイントです。

画面が白黒よりもカラー液晶の方が見やすい点も重要です。白黒の場合、画面と文字の色合いが似ているため、文字の視認性が下がります。特に高齢者は、視認性が落ちると画面の文字が見づらいためカラー液晶がおすすめです。

明るいカラー画面であれば視認性が確保されるため、画面が見やすく、操作もしやすくなります。画面の明るさを変える機能があれば、屋内・屋外に適した明るさに調整して、目への負担も減らせます。

使用目的から電子辞書を選ぶのも大切です。漢字辞典や国語辞典を見るときは、文字が大きくて見やすい電子辞書がおすすめです。また英語などの勉強に使うときは、発音機能がある電子辞書が便利です。

冠婚葬祭のマナーや法律など、一般知識が収録されているものもあります。使い方によって選ぶものを変えると、生活に便利に電子辞書を使えます。

タッチパネルに対応していたり、タッチペンが付属していたりするタイプがおすすめです。価格はやや高めになりますが、スクロールのような操作が行いやすく、ボタンのタイプよりも操作性が高くなります。

また、タッチペンが付いていると画面を直接触らずに操作できる分、画面が汚れにくいのでお手入れがしやすいのもポイントです。さらに、手書き入力ができるので読み方がわからずキーボードでは入力できない単語でも、スピーディーに調べものができます。

音声機能が付いていれば、ネイティブの発音で読み上げられるのもポイントです。英語の辞書には発音記号が付いていますが、表記だけではきれいな発音に近づけるのは難しいですよね。

英語や外国語のネイティブに近い発音を再生できれば、発音のコツを耳で覚えられます。また、クラシックの1節や生き物の鳴き声など、音声の再生を行えると検索用途の幅も広がりますよ。

シニアの方向けに電子辞書をプレゼントする場合、扱いやすい電源方式かどうかチェックしましょう。電池式と充電式がありますが、電池式の方が電池を交換して使えるのでわかりやすいです。また、使う電池はボタン電池よりも単3電池のようなサイズが扱いやすいですよ。

また、コストに関しては電池を使わない分、充電式の方が安くなります。しかし、充電式をプレゼントする場合は、USBを使っての充電方法がわかるか・こまめに充電できる環境かどうかを確認しておきましょう。

サイズが小さければ場所を取りにくく軽量なので、持ち運ぶ機会が多い方におすすめです。また、大きすぎないサイズの方が持ちやすいので、片手で持ち、片手で操作する場面でも活躍します。

全体のサイズと同様に、液晶画面の大きさも着目するべき点です。液晶画面が大きく作られたワイドタイプは、文字が見やすくなるのでシニアの方により適しています。全体のサイズ感が同じでも、より画面が大きくズーム機能が充実しているタイプがおすすめです。

電子辞書の価格平均は20000円から40000円です。高価な電子辞書ですが、中にはリーズナブルなものもあります。電子辞書を選ぶときは価格帯が重要です。

シニア向けの電子辞書の中には、5000円以下で購入できる安価な電子辞書もあります。電子辞書を使う目的や頻度も考え、予算や価格帯を決めて選ぶのがおすすめです。

電子辞書の2大メーカーはカシオとシャープです。それぞれシニアが使いやすい電子辞書を販売しています。ディスプレイやコンテンツ、電源方式などに違いがあるため両者の特徴を知って最適なメーカーを選びましょう。

シニア向けにプレゼントする電子辞書では、Casioの製品が人気です。Casioの製品の場合、色味が落ち着いていて、趣味や教養の知識を学べるコンテンツが豊富なのが特徴になります。国語や英語の辞典以外に、薬の辞典や食事の知識の書籍が収録されたタイプもありますよ。

キーボードのボタンも大きめで、打ち間違いが少なく済むのも魅力です。しかし、ローマ字で打ち込むタイプライター式が多いため、50音配列のキーボードになっているか確認する必要があります。プレゼントする相手のキーボードの習熟度をあらかじめ知っておくと、よりその人にあった商品を選べます。

シャープ製の電子辞書も人気があります。中でもシャープの教養モデルは多彩なコンテンツが入っており、国語や英語のほか、食事や医療生活など生活役立つ知識を手に入れられます。急に冠婚葬祭などの行事に行かなければならないときにも便利です。

またカラー液晶の画面に大きい文字で表示されているので、シニア層にも使いやすいです。手書きで文字を入れられるので、漢字の読み方なども調べられます。電源方式は充電式のため乾電池の交換や購入などの手間がかかりません。

シニアでもスマホの操作に慣れているのであれば、辞書アプリもおすすめです。辞書アプリとはスマホ・タブレットで使用できる電子辞書で、端末にダウンロードするものやサーバー通信で検索結果を表示するものがあります。近年では電子辞書にも劣らない網羅性のものや、無料のアプリも増えてきています。

無料・有料などたくさんのアプリがありますが、信頼性のある出版社やメーカーが手掛けるアプリがおすすめです。広辞苑を出版する岩波書店・教科書を手掛ける三省堂・英和辞典が有名なオックスフォード大学出版社などは辞書の内容が充実しています。

シニア向けの電子辞書の特徴や選び方・おすすめ商品を紹介しましたがいかがでしたか？扱いやすい電子辞書を使えば、調べものにかかる時間を減らして知識を深められます。調べものが好きな祖父母や両親へのプレゼント選びの参考にしてください。