翻訳機能付き電子辞書はある？英語学習向け電子辞書おすすめランキングも

ふとした時の調べものや言葉の意味を知るために一つあると、生活を豊にしてくれる電子辞書。あなたも欲しいと思ったことはありませんか？特に海外への旅行を考えている人や留学を考えている人が欲しいと思うのが、翻訳機能付き電子辞書ではないでしょうか？

海外の人との会話のきっかけにもなりますし、紙の辞書のようにかさばることもありませんよ。とはいえ、翻訳機能があると謳われた商品を見たことのある人はいないのではないでしょうか。それもそのはずで、現時点で翻訳機能の搭載された商品は販売されていないのです。

では、どうしたらいいのでしょうか？そのような疑問を抱いた人はこの記事を読んでみてください。この記事では、電子辞書を翻訳機のように使うことはできるのかや、外国語系でおすすめの電子辞書、翻訳する方法について紹介しています。

カシオに問い合わせしてみたところ、「任意の英文を翻訳するような製品はない」との回答を頂きました。つまり、翻訳機能つきの電子辞書はないという結論に至ります。電子辞書は電子辞書、翻訳機は翻訳機と割り切って考える必要があるでしょう。

電子辞書の入力は、基本的にキーボードを使って入力します。調べたい単語を入力し、その単語について確認するという形で入力機能が使われるのが主です。しかし、「入力じゃ無くて音声入力ならもっと楽なのでは？」と思う方もいるでしょう。

ですが、実際には電子辞書は音声入力はできません。あくまでも「電子辞書の入力はキーボード」と認識する必要があります。

電子辞書で調べたい単語を入力すると、文字＋音声出力によって、その単語に対する説明が行われます。モデルによっては電子辞書にイヤホンが内蔵されているものもあり、そちらは出力された音声が聞きやすいのが特徴と言えます。

電子辞書は、先述したように基本的には翻訳機能が付いていません。しかし、「翻訳機っぽい使い方はできるのではないか？」と思った方もいるでしょう。結論から言えば、工夫次第でそれらしく使うことも可能です。

具体的には日本語単語から例文検索をし、表示された関連する例文を用いて相手に聞きたいことを聞くという方法があります。しかしリアルタイム翻訳は出来ないので、翻訳機として使うにしてはやや難しいです。

ここでは、電子辞書を販売している人気メーカーのシャープ・カシオについての特徴や、おすすめの理由などを解説します。電子辞書を探している方、紙の辞書からの代替品として購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

国内有数の電気メーカーであるシャープでは、シンプルなコンパクトモデルから社会人向けのものまで、さまざまな電子辞書を販売しています。大学生やビジネスマンに向けた製品「PW-B2」には、5.5インチの見やすいカラー液晶画面をはじめ、150のコンテンツが収録されています。

英語辞書はもちろん、ビジネスや日常会話に使える「生きた英語」が学べます。また、画面は縦でも横でも使用できるのも便利な点です。

デジタル時計の生産で有名なカシオでは、電子辞書「EX-wordシリーズ」をラインナップしています。英和辞典・広辞苑・オックスフォードビジネス英語辞典などを収録した、社会人向けのプロフェッショナルモデル「XD-SX20000」は、200ものコンテンツが利用できる優れものです。

小学生〜社会人・専門分野を学びたい方まで、年代や知りたい情報に合わせて選べるのが最大の特徴になっています。

電子辞書の価格相場は、多機能モデルなら二〜四万円ほどになっていますが、一万円以下の安いモデルも販売しています。安価なものでも何冊もの辞書が収録されており、さまざまな単語をまとめて学べるので高コスパといえます。

以下の記事では、安い電子辞書のおすすめをご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

電子辞書は工夫次第で翻訳機のように使えますが、やはり本物の翻訳機に比べると使い勝手に差がありすぎるのが実際の所です。確実に翻訳を行いたいのなら、翻訳機やスマホアプリを使用すれば間違いありません。

たとえば、相手の発した言語を日本語に変換する場合、翻訳機のマイクに言葉を発してもらうことで、翻訳機に日本語変換された言語が表示されます。逆に自分の言葉を相手に伝えたい場合は、その逆を行えばいいのです。

このように翻訳機は翻訳機能に優れているので、電子辞書のようにわざわざ単語を検索して…というような難しいことをしなくても翻訳できます。またマイクを用いた翻訳の他、キーボードを用いた文章の翻訳も翻訳機であれば可能です。

「電子辞書」は単語を調べるアイテム、「翻訳機」は他言語を日本語に変換するアイテムであり、この2つが一緒になることはありません。自身の目的に合わせて、電子辞書と翻訳機を使い分けることがとても重要です。