ブルーレイプレーヤーのおすすめ10選｜再生専用で安いもの・ポータブルタイプも

ブルーレイプレーヤーはブルーレイやDVDの映像を再生するための専用機器です。ブルーレイの映画を観たり、ブルーレイにダビングしたテレビ番組を観る時に便利な製品で、映像視聴に便利な画質設定機能を持つものが多いです。

ブルーレイプレーヤーの画質設定として有名なのはアップスケーリング機能でしょう。4Kテレビと接続した際に、フルHD映像を4K相当に引き延ばすことでテレビの性能を最大限に引き出すことができます。また、DVDを再生する際にも、同様にフルHD相当に引き延ばすことができます。

そのほかにも画質に関わる機能はたくさんあります。この記事で画質設定機能の解説や、高画質なブルーレイプレーヤーの紹介を行っていきますのでぜひ参考にしてみてください。

高画質なブルーレイプレーヤーは、4KやフルHD映像に対応した再生専用の機器です。DVDよりもはるかにきめ細かくきれいな画質で、好きな映画などを楽しめます。さらに、ブルーレイだけではなくDVDやCDも再生できるので便利です。

また、高画質なブルーレイプレーヤーは画質を自由に設定できます。そのため、明るさや色などを好みや部屋の環境に合うように調整して、常に鮮明な映像が観られることが魅力です。画質を飛躍的に向上させる機能もあります。

HDRとは、従来よりも幅広い明るさを表現する映像技術です。4Kの画素数とHDRの表現力を併せ持つ4K HDRの映像は、非常にきれいで臨場感があります。4K HDR映像は、Ultra HD Blu-rayというメディアで視聴が可能です。

略してUHD BDと呼ばれ、4K HDRに対応した唯一のメディアです。つまり、4K映像のBDを再生するには、UHD BD対応のブルーレイプレーヤーが必須となります。また、映像を映すテレビが4Kに対応していなければなりません。

アップスケーリング機能は、解像度を引き延ばして画素数の多い映像に変換するものです。解像度が高くなることで、画質が向上します。そのため、画質の良さを求める方には必須とも言える機能です。

たとえば、DVDの映像をフルHDレベルの画質に引き延ばしたり、BDを4K並みのきれいな画質で観ることが可能です。また、地デジやBS放送も4Kと同等の画質に変換できます。なお、4K対応のモデルはアップスケーリング機能を搭載していることが多いです。

現状では、4K映像が収録されたメディア作品は多くありません。したがって、ハイビジョン映像を4Kのような画質で楽しめる機能はおすすめです。ブルーレイプレーヤーを選ぶ際は、アップスケーリング機能の有無をチェックしましょう。

ブルーレイプレーヤーは細かな画質設定が可能なので、映像のジャンルや視聴環境によって最適な設定にプリセットするのがおすすめです。鮮やかな映像が見られる設定や映画向きの画質などさまざまな画質モードが用意されています。

また、カスタムモードでは自分好みの画質に細かく設定できます。具体的には、色の濃さとバランスの調整や明るさの変更、ぼやけた箇所の補正などが可能です。また、設定は保存できるので、一旦設定を変更してもすぐに好みの設定に戻せます。

さらに、画面に発生するノイズを取り除く機能も便利です。テレビでは物の輪郭の部分に小さなノイズが見られる場合があります。そこでノイズ除去の設定を行えば、輪郭がはっきりするので見やすい画面になります。

ブルーレイを観るには、テレビなど映像機器の用意が必要です。ブルーレイプレーヤーとテレビは、なるべく同じメーカーにすることをおすすめします。それは、メーカーが揃っているとテレビに合った画質設定が簡単にできることがあるためです。

たとえば、ソニーのブルーレイプレーヤーの場合、ソニー製のテレビであるブラビア専用の画質設定がプリセットされている場合があります。また、メーカーが同じなら画面に小さなノイズが出るなどの相性問題も起きにくいです。

幅広いジャンルの映像を見る場合、画質設定の項目が多いモデルをおすすめします。それは、ジャンルによって最適な画質設定が異なるためです。画質を自由に細かく設定できれば、どんな映像も鮮明に観られます。

たとえば、映画はバラエティ番組よりも暗い設定の方がおすすめです。もちろん、映画を観るための画質モードは用意されています。しかし、好みに応じて色や明るさなどを変更できれば、さらにブルーレイ鑑賞が楽しくなるでしょう。

ハイビジョン映像は非常にきれいですが、4K映像の方がきめ細かく美しい画質です。4K映像を収録できるUltra HD Blu-ray Discは、すべてのブルーレイプレーヤーで再生できるわけではありません。4Kコンテンツを楽しみたい場合は、専用のプレーヤーが必要です。そのため、必ず購入前に4Kに対応しているかどうかチェックしましょう。

BDの種類は、書き込み可能なBD-Rや書き換えもできるBD-REなどさまざまです。また、従来のCDよりも高音質なSACDというオーディオフォーマットもあります。プレーヤーごとに対応しているメディアが異なるので、確認してから購入しましょう。

また、ディスクやプレーヤーには発売地域ごとにリージョンコードという番号が割り当てられています。ディスクとプレーヤーが異なる番号の場合、再生できません。そのため、海外のメディアを再生したい場合には注意が必要です。

他には、起動時間やネットワーク機能も重要なポイントです。それぞれの内容を解説しますので、ぜひチェックしてください。

電源ボタンを押してから使えるようになるまでの起動時間は、できるだけ短い方がいいです。電源を切るのではなく、スタンバイモードにすれば早く立ち上げられるので便利です。また、起動の早さを設定できるモデルもあります。ただし、すぐに立ち上がる設定にすると、待機電力が大きくなるので注意が必要です。

ブルーレイプレーヤーには、BDを再生すること以外の使い方もあります。ブルーレイプレーヤーを幅広く楽しみたい方は、ネットワーク対応のモデルがおすすめです。ネットワーク機能があれば、YouTubeやNetflixなどの動画サービスを観られます。

また、ブルーレイプレーヤーをネットワークに接続すれば、別の部屋にあるレコーダーに保存された映像の再生が可能です。そのため、ネットワーク機能が搭載されていれば、よりブルーレイプレーヤーが便利に使えます。

持ち運びやすく旅行などにも重宝し、何より安く気軽に高画質の映像が見れるのが魅力の、ポータブルタイプのブルーレイプレイヤーもおすすめです。中にはテレビが見れるタイプや、USB・SDカード内の映像を見れるタイプもあるので、ライフスタイルに合わせて選んでみてください。

ソニー・東芝・山善など大手メーカーからも多数販売されています。画面の大きさや画質もさまざまなので、中には据え置き型ブルーレイプレイヤーに引けを取らない質の高いアイテムもあります。

ブルーレイプレーヤーは日々進化しており、高画質なモデルがたくさん登場しています。また、高画質化処理や画質設定ができるモデルも豊富です。好みの画質に設定できるブルーレイプレーヤーを選び、BDやネット動画を楽しみましょう。