ケーブルをまとめてスッキリ！HDMI端子付きDVDプレイヤーおすすめ7選

映像を出力する端子や、それに対応するケーブルは非常に多くて分かりにくいですよね。現在ではほとんどがデジタル信号ですが、デジタル信号の接続が登場したばかりのアナログ全盛期の頃は混乱した方も多いのではないでしょうか。

最近の映像機器のほとんどはHDMIというデジタル通信規格の端子を持つため気にする場面は少ないですが、DVDプレーヤーを購入しようとする方は少し注意が必要です。

DVDの登場は1996年で、なんと20年以上も前のことなのです。そのため、最近発売されるDVDプレーヤーの中には当時の再生環境でも使えるように古い端子を備える製品も多いです。とはいえ、テレビの端子と適合していないと再生することができません。この記事ではHDMI端子が付いたDVDプレーヤーについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください

HDMI端子は、もともとはAV機器用に開発されたものですが、いまやデジタル機器の主流となる規格です。接続できるデバイスも数多く、テレビやBDレコーダー、サウンドバーやゲーム、PCなど最新のデジタル機器のほぼすべてに対応しています。

アナログ接続時代は、映像は映像用の端子、音声は音声の端子というように、ケーブルが数本に分かれていましたが、HDMI端子は画像と音声、そしてTVやサウンドバーなどの操作信号を1本にまとめて伝送できるようになりました。

複数のリモコンも、1つにまとめることができ、さらに配線もスッキリとするため大変便利で使いやすく、ここ数年で対応機器もかなり増えました。

DVD自体の歴史が古く、アナログからデジタルへの移行期もあり、対応するケーブルも数多くあります。各ケーブルの対応は以下の通りです。

【HDMI端子】

画像と音声を1本で伝送できる、最新のデジタルフォーマットに対応。ただ、バージョンが違う物は機器に対応せず、最新のバージンは値段が高め。

【D端子】

アナログ・デジタル映像信号の日本独自の規格。映像フォーマットによりD1~D5まであり。ケーブル太め、BDソフトの再生はD2(480i 480p)まで。

【コンポジット】ピン端子、RCA端子とも、端子の色は黄色で、赤白の音声ケーブルとセットで使うことも。輝度と色信号が複合されて伝送されるため、高精細な映像を伝送しにくい。

【コンポーネント】

アナログハイビジョン信号を伝送するための規格。色差入力端子とも。緑、赤、青に分かれハイビジョン伝送できるが、どのフォーマットに対応しているか分かりづらく、3ピンの接続が面倒。　

【光デジタル】

デジタル音声を光で伝送する端子。サウンドバーなどにはケーブルがなどには付属で付いていることが多く、安価なものも多い。折り曲げや圧力に弱く取り扱いは注意が必要。

従来のコンポジットなどのアナログ端子はケーブルの数が多く、接続も手間が掛かりました。それに比べてHDMI端子は、一本のケーブルで映像と音声を伝送できるため接続が簡単です。そのため、煩わしいケーブルの束もなく機器周りもスッキリと片付きます。

また、デジタル信号を伝送するため、アナログ端子に比べてロスが少なく、しかも信号劣化がしにくいメリットがあります。現行のDVDプレーヤーの中にはHDMI端子を使うことで、更に映像をアップコンバートする機能を備えたものもあります。　

高精細な映像を楽しめるHDMI端子は、バージョンアップを繰り返し、年々進化し最先端のデジタル機器の接続端子の主流となっています。

DVDプレーヤーに、対応してるメディアかどうかも確認しましょう。特に、地デジなどの放送番組を録画したDVDと、ビデオカメラなどで撮ったものをDVDに落としたものとでは、フォーマット形式の違うためDVDプレーヤーでは再生ができない場合があります。

また、プレーヤーそのものが対応していない種類のディスクやフォーマット形式もあります。さらに、DVD以外にもCDやUSBに幅広く対応しているDVDプレーヤーもあるので、用途に合わせていろいろと選んでみてください。

テレビの画像には「インターレース方式」と「プログレッシブ」の2つの方式があります。画面の横一線に走る「走査線」の標示の違いですが、インターレース方式は、走査線を画面1本置きに伝送し、1枚を2回に分けて表示します。

対してプログレッシブ方式は、順番にすべての走査線を上から伝送伝します。そのためインターレース方式にくらべ走査線が2倍になるため、解像度が高くちらつきが少なくて映像が見やい特徴があります。

DVDプレーヤを選ぶ際には、サイズや重さも参考にしましょう。最近では据え置き型でもスペースを取らない、幅が薄くてコンパクトなタイプが多くあります。重さも、通常は1Kg前後のタイプが多いですが、本体が軽くて排熱効率のいいものがコスパもよく売れ筋です。

また、プレーヤーの置き場所も考えて置くようにしましょう。置き場所によっては、空気の流れが無くて、排熱が追い付かずプレーヤーに悪影響となってしまいます。

他にも、DVDプレーヤー選びにチェックしておきたいポイントがいくつかあります。細かいポイントですが、あるとより便利使いやすいです。

リモコンの操作性も重要なポイントです。リモコンのボタンを押してから、どのくらいの速度で反応するのかは、以外と気になるものです。また。反応する距離や角度などはプレーヤーによってまちまちなのでチェックしておきたいところです。

大好きな映画などを見ているときに、早送りや巻き戻しなど意外とシビアな操作が要求されるときに応答性が悪いとイライラしてしまいますね。

DVDプレーヤーで音に拘る方は、サラウンド機能対応のものを選びましょう。とくに、5.1chスピーカーなどサラウンド環境がある方ならば、DVDの映像も迫力ある重低音でさらに満足します。対応機種は少ないですが、HDMIケーブルでより高音質を楽しめます。

HDMI端子を搭載したDVDプレーヤーのメリットなど詳細をご紹介しました。アナログ接続に比べてデジタルの接続は簡単にできて、安い価格で購入でき、映像がきれいです。DVDプレヤーをお探しの方は、ぜひHDMI端子の付いたタイプをお選びください。