フルセグ対応ポータブルテレビおすすめランキング｜ポータブルテレビとテレビの違いも！

ポータブルテレビは、電波をキャッチして場所を選ばずにテレビを見られる便利なアイテムです。一口にポータブルテレビと言っても、機能によってさまざまな違いがあります。その代表格がワンセグとフルセグの違いですが、今回はフルセグ対応ポータブルテレビを紹介します。

皆さんはフルセグの言葉や、ワンセグ・フルセグの違いを何かご存じですか？使用場面によってどちらが適しているか大きく変わってくるので、フルセグを知らない方は、ぜひこの記事を読んで詳しくなりましょう。

この記事では、フルセグのメリットやデメリット・ポータブルテレビの選び方・人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説します。さらに、ポータブルテレビとテレビの違いや映らない原因まで解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

フルセグとは要するに地上デジタル放送のこと


地上デジタル放送の各局は、1チャンネル当たりの割り当てられている電波を13のセグメント(区画・区分)に分けています。そのうちの12セグメントを使用して地上デジタル放送を流しており、これがフルセグです。

そして残り1つのセグメントを携帯用に使用しており、これがいわゆるワンセグと呼ばれているものです。

ワンセグみたいにアンテナに繋がないで綺麗なフルセグが見たい！とはいきません。


残念ながら、フルセグで映像を映すにはしっかりとしたアンテナ環境が必要です。一般家庭の屋根に立っているアンテナを想像するとわかりやすいですよね。

先ほど、フルセグとは12セグメントを使用した放送と解説しましたが、フルセグはこのセグメントの全受信が必要です。たった1つで済むワンセグとは違い、それなりに電波環境が要求されます。

ポータブルテレビに付属している、「スティック状の小型アンテナ」もありますが、一部の強電界地域(電波状態が特別良好な場所)以外でフルセグはほぼ映せません。映ってもワンセグのみです。

どっちも表示のあるポータブルテレビが多いんだけど？そう思う方も多いと思います。


基本的に、ポータブルテレビの中にワンセグ/フルセグの両チューナーが入っていれば、両対応の機種として販売されています。

しかし、フルセグ(地デジ)のテレビ電波を受信し表示させるには、チューナー以外にアンテナと電波が必要です。フルセグで受信するにはそれなりの電波環境が必要なことは、先ほど解説した通りです。

要するに、フルセグ/ワンセグと両方表示＝外でも両方見られる、とは限りません。

電波状況が悪い場合はご家庭のテレビアンテナ端子とケーブル接続するよう、促している説明書きもよく見かけますよ。

結論、フルセグ(地デジ)を見るポータブルテレビはチューナー分離型！

ポータブルテレビの中で最近人気でもあるチューナー分離型。【壁のテレビアンテナ - チューナー】間はケーブル接続し、チューナーとテレビをワイヤレスで移動をフリーとするタイプの商品です。

電波環境をご家庭のテレビアンテナに依存するため、普通のテレビと同じ感度で地デジ電波が受信できます。

このタイプは大手メーカーも手掛けており、さらに防水商品が多いため、バスルーム・キッチンと持ち込み場所の自由度も高いですよ。

フルセグのメリットは、なんといっても高解像度と高画質です。フルセグはハイビジョンの高画質放送に対応するために12セグメントを使用しています。そのため、スマホやポータブルテレビでもハイビジョンテレビと同じ画質で視聴できるようになりました。

なお、ワンセグの画質が「320×240・毎秒15フレーム」に対して、フルセグの画質は「1920×1080・毎秒30フレーム」とその差は歴然です。

ですが、フルセグにもデメリットがあります。1つ目はアンテナが内蔵され固定されていないため受信が不安定で移動に弱い点。2つ目はデータ容量が大きい分、バッテリーの消耗が速い点です。購入後に後悔しないためにも、このデメリットを把握した上で購入を検討するようにしましょう。

ここまでの結論として、フルセグのポータブルテレビがおすすめなのは、

寝室やお風呂など屋内メインで使用する方です。


室内での使用なら、チューナー分離型のポータブルテレビで、お部屋を移動しながらでも綺麗な画質の地デジ放送が楽しめます。

逆に、車での移動時やキャンプなど屋外メインで使用する人はワンセグのチューナー内蔵型をおすすめします。

詳細については後ほど選び方内で解説しますので、自分の使うシーンに合った方を選ぶようにしましょう。今すぐ詳細を確認したい方は下記のボタンをクリックしてご覧ください。

ポータブルテレビってどう選べばいいの…？

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、選び方の解説に加えて実際にポータブルテレビを購入した方500人を対象に行ったアンケート結果も取り上げます。

購入者と似た購入動機をお持ちの方は、今回の記事で自分にぴったりのポータブルテレビを見つけられるはずです。

目標はズバリ、

簡単にポータブルテレビ選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しないポータブルテレビを選べます！

実は、たった3つのポイントを意識するだけでポータブルテレビ選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のポータブルテレビに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

フルセグチューナーは室内での利用にピッタリ

本記事はすでにフルセグのポータブルテレビが欲しいと決まっている方がご覧になっているはずです。

しかし、「外で使うからワンセグの方が写りやすいかも…」など不安を感じる方は、以下の解説をお読みください。

なお、上記2つで紹介する種類以外にワンセグとフルセグを切り替えられるタイプも存在しますが、少し注意が必要です。

こちらは別に解説しているので、気になる方は以下のボタンからチェックしてみてください。

すでに欲しいものが決まっている方は、以下のボタンをクリックして次の見出しに進んでください！

屋内での使用の場合は、受信式がフルセグでチューナーは分離式のものを選ぶのがおすすめです。

フルセグは最大解像度が1,920×1,080と綺麗な映像が楽しめるのが魅力です。

その美しい映像を堪能するなら、チューナーは分離型が最適です。分離型は壁に設置されているテレビアンテナ端子と、チューナーを接続して使います。

チューナーとテレビ間がワイヤレスになるため、綺麗な画質のままで室内ならテレビの移動が自由にできます。

ただ、分離型はチューナーとモニターの間に壁や扉を挟むと回線が不安定になることがしばしばです。

お風呂や床暖房のある2階以上の部屋で使用する場合、別売りの無線LAN中継機が必要になる恐れがあるのは確認しておきましょう。

屋外での使用の場合は、受信式がワンセグでチューナーが内蔵している一体型を選びましょう。

ワンセグは電波の受信感度がいいので、テレビアンテナに接続しなくてもテレビが映ります。よって、屋外や移動時にテレビを見るならワンセグ一択です。

ワンセグのポータブルテレビはチューナーが内蔵されているものしか販売されていません。ここはあまり意識しなくて大丈夫です。

注意が必要なのが画質です。最大解像度が320×240とフルセグよりも粗く、チューナーが内蔵している影響で、画質が不安定な状態になりやすいです。

とはいえ、外で使うならワンセグしか選択肢はないので妥協しましょう。

先ほど解説しましたが、大切なためもう一度触れます。

フルセグ・ワンセグ切り替え型は、屋内では付属のスティックアンテナで電波を受信しフルセグを、屋外ではワンセグをという使い分けができると明記してある商品が主流です。

しかしこのタイプは、ワンセグしか映らない場合がほとんどです。

スティックアンテナの多くは「強電界地域用」という電波塔が近い地域でないと、映像がうまく映らないようになっているからです。フルセグの受信にはご家庭のテレビアンテナとの接続を促す解説もよく見かけます。

1台で屋内外を網羅できるのは一見魅力的ですが、室内用にフルセグチューナー分離型、屋外用にワンセグチューナー内蔵型を導入した方が後悔はないでしょう。

ポータブルテレビとはいえ画面は大きい方がいいな

と思っている方も多いのではないでしょうか。

ポータブルテレビの画面サイズは、9インチ〜19インチまであります。画面サイズの選択は、使う場所に合わせて決めましょう。

なお、車のヘッドへの装着を考えている方は、サイズがヘッドに合うか要チェックしてくださいね。

画面のサイズを決めるタイミングで、モニターの重さも一緒に確認してください。モニター本体の重さは、基本的に画面のサイズが大きくなるのに比例して増えていきます。

ただ、小さい画面サイズでも厚みがあって重いものがあります。画面が小さいからと重さの確認を怠ると、購入後の持ち運びが大変面倒ですよ。

見たい機能が確認できた方は、次の見出しに進みましょう！

【推奨】口コミでわかる後悔しがちな項目は、購入者が回答した「購入後に後悔した項目」をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

「もうランキングを見たいよ！」という方はランキングに飛ぶボタンをクリックしましょう。

ポータブルテレビをキッチンや浴室などの水に接する場所で使うなら、防水機能が付いているモデルを選びましょう。

チェックすべきは、スペック情報に「IPX」の文字があるか、IPXの後ろの数字がなにかです。IPXの後の数字が大きいほど、防水性能が高くなります。

キッチンで使うならIPX5以上、お風呂場ではIPX6〜7のものを選ぶのがおすすめです。

この機能がないポータブルテレビをキッチンやお風呂場で使うと故障の原因になりますので、水回りで使う機会がある場合は要確認してください。

車内に持ち込んで使いたい場合は、車載用バッグかアームが付いているかを必ずチェックしてみましょう。

もちろん別売りで車載用バックやアームは数多く販売されていますが、ポータブルテレビの付属品にあれば予算を削減できますよ。

再度確認ですが、屋外でポータブルテレビを使う場合は受信方式はワンセグのみしか使えません。フルセグの商品を購入しないよう、注意してください。

災害対策も意識してポータブルテレビを導入するなら、ラジオ機能を搭載しているモデルがおすすめです。災害時に安定して情報を取得できる手段として重宝します。

ラジオ対応モデルの中にはハンドルを回すことで充電できるモデルもあるので、電源の確保が難しい災害時に持っていると安心ですよ。

動画配信サービス対応モデルは、YouTubeやNerflixなどの動画配信サービスを利用できます。ポータブルテレビの使用範囲も広がり、視聴できる番組の選択肢が広がります。

ただし、動画配信サービスを利用するにはインターネット接続環境・サブスク登録が必要です。

ブルーレイやDVDの再生に対応しているモデルであれば、テレビの他にも映画やドラマなどをいつでも楽しめます。さらに一体型モデルの場合は、外出先や車内などの移動中でも視聴でき、楽しみの幅が広がるのでおすすめです。

たとえブルーレイやDVDのドライブを内蔵していなくても、再生に対応していれば外付けドライブを接続することで映画やドラマなどが見られます。

ポータブルテレビの給電方法は充電池式・乾電池式・AC電源・USB電源など、さまざまなタイプがあります。

その中でも充電池式は、コードレスで電池交換も不要ですが最大電池持続時間に限界があるので注意が必要です。

画面サイズの目安となる10インチの場合、3時間前後保つモデルが多く発売されています。3時間を目安にして探してみましょう。

なお、持続時間が12時間と長いモデルがありますが、画面サイズが4インチと小さいのがほとんどなので注意しましょう。

アンケートには「使う時間が少ないから手頃な価格にすればよかった」「購入後にもっと安い商品を見つけた」など本体価格で後悔した方の声が多く届きました。

この後のランキングに進む前に、「本当に使うのか」「その使用頻度に対してお金を出してもいいのか」をしっかり考えてみましょう。

「当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、意外と確認を疎かにしがちなことですよ。

さらに購入後の後悔する可能性を減らしたいなら、購入前に「この商品と同じような機能でもっと安い商品がないか」をしっかり確認しましょう。

ポータブルテレビに録画機能っている？

と思っている方もいるのではないでしょうか。

ポータブルテレビには録画機能がある機種があり、HDD内蔵型と外付けHDD対応型種類が分かれています。一見するとあると便利そうに見えますが、意外とそうでもありません。

購入者に聞いたアンケートだと、全体の66%の人が録画機能は不要と回答しています。「入浴時しか見ないからいらない」「使ったことない」などの声も届いています。

また、内蔵型は価格が高めで、外付けHDD対応型も別途外付けHDDを購入するのでその分費用がかかります。

どうしても録画機能が欲しい、購入しようと思った商品にたまたま搭載されてたという場合を除いて、必要ないと言えるのでしょう。

ポータブルテレビってどんなメーカーが人気なの？

と気になる方も多いのではないでしょうか。

購入者500人にアンケートを取ったところ、パナソニックが圧倒的な支持を集めていました。

インターネット対応モデルや防水対応モデルなど機能面が充実したモデルが揃っているので、幅広いニーズに応えられていることがわかります。

メーカー紹介はランキング下でも行なっています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

ポータブルテレビの操作方法は、リモコン以外にタッチパネルを採用したモデルもあります。離れたところから操作する場合はリモコンが便利ですが、近くに置いて視聴する場合はタッチパネル式が便利です。

お風呂場やキッチンでタッチパネル式ポータブルテレビを使用したいのであれば、防水タイプを選びましょう。リモコン操作が可能でもリモコンが別売りの場合もありますので、購入前に確認しておくと安心です。

Panasonic（パナソニック）のポータブルテレビは、10インチ以上の画面サイズが大きめのモデルが多いです。

防水機能付きでタッチパネル式のモデルや、スピーカーと接続して高音質を楽しめるモデルなど、豊富なラインナップから自分の好みのモデルを選べます。

ポータブルテレビ購入者500人に聞いたアンケートで、半数以上の方が使っているメーカーになります。迷ったらパナソニックをチェックしてみましょう。

シャープのポータブルテレビは、便利な機能が搭載された高機能なモデルがあるのが特徴です。キッチンや浴室で必要となる防水機能や、動画配信サービスを利用できます。

ただ、販売されているモデル数が少ないので、選択肢は少なめです。

TWINBIRD（ツインバード工業）のポータブルテレビは、防水機能を備えたモデルが多く、入浴時に湯船につかりながらテレビを楽しめます。また、サイズの幅が広いのも特徴です。

価格も安価なモデルから高価なモデルもあり、好みに合わせて選べます。　

ドンキにはさまざまな家電が売っていますが、ドンキのポータブルテレビ「13.3V型バッテリー内蔵 私の右腕テレビ」は税込10,978円という破格で購入できます。

830gと軽量な上にフルセグは連続で2時間視聴でき、アウトドアや車載用のテレビとしても活躍してくれるはずです。また、コンパクトながらも自立スタンドがついているのも嬉しいポイントです。

せっかくフルセグのポータブルテレビで視聴していたのに、途中で映らなくなった経験がありませんか。その場合、多くは故障ではなく場所によって電波の受信が不安定なため起こります。

たとえば、ビルなどの遮蔽物が多い場所・山間部・電波塔から離れている場所などは、通過している際に映らなくなる場合があります。しかし、安定して受信できる場所に行けば問題なく映るようになるので安心してください。

そもそもポータブルテレビとテレビの明確な違いは何なのか、意外とわかりづらいですよね。まず、テレビはアンテナ線のあるリビングなどに設置する据え置き型のものです。そのため、サイズは大きめなものが主流で、中には100インチの大型モデルもあります。

それに対しポータブルテレビは、持ち運ぶのを前提として作られているため大きくても十数インチで、アンテナ線のない場所でもどこでも使用可能です。そのため、アンテナ線がない部屋はもちろん、車中でも手軽に使用できる特徴があります。

フルセグのポータブルテレビの詳細をご紹介しました。チューナー分離型なら、高精細、高解像の映像を室内のどこでも気軽に視聴できます。機能も充実していて大変人気です。記事を参考に、自分の使いやすい、より便利な機種を選んでみてください。