据置型のIHクッキングヒーターおすすめ10選｜工事不要も！ビルトイン型との違いは？

子どもや高齢者のいるご家庭ではガスコンロの火の扱いが心配で「掃除もしやすく、安全に使えるIHクッキングヒーターにそろそろ乗り換えたい」と考えている方も多いですよね。でも、IHクッキングヒーターとひと口に言っても商品が多彩で、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

IHクッキングヒーターにはビルトイン型と据置型の2種類があり、それぞれに特徴が異なります。さらに、気になる電気代や設置費用・必要な電源コンセントなど、確認してきたいポイントも案外多いです。

この記事では、高コスパなアイリスオーヤマや高性能なパナソニックなど、据置型IHクッキングヒーターのおすすめ商品をご紹介します。あわせてビルトイン・据え置き型の比較や電気代・どこで買えるかもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

IHクッキングヒーターのメリットは大きく分けて3つあります。1つ目は、ガスコンロとは違い、電気で加熱するため事故が少ない点です。さらに、チャイルドロックや空焚き防止機能があれば、子どもや高齢者のいる家庭でも安心して使用できます。

2つ目は、お手入れのしやすさです。IHクッキングヒーターは、基本的に表面の凹凸が少ない構造なので楽に洗えます。グリル内部は野菜や油の汚れなどでお手入れが大変ですが、グリルや排気パネルが取り外せるものだと中性洗剤などで丸洗いできるのでおすすめです。

3つ目の特徴は、夏場に使用しても部屋が蒸し暑くならない点です。IHクッキングヒーターは約83％の優れた熱効率で効率よく加熱します。そのため、周りの空気を温めることがなく夏でも部屋の温度に影響がないため省エネにもつながりますね。

「ビルトインガスコンロからIHクッキングヒーターに交換したい」と考えたときに気になるのは費用です。基本的には、IHクッキングヒーターの本体代と、設置にかかる工事費が必要で、設置するIHクッキングヒーターのモデルや施工方法によっても費用が異なります。

安いモデルなら工事費込みで約6万円ほどで交換可能です。一般的には約8万円～30万円ほどの費用で交換できるので、本体価格や工事費をしっかりチェックして購入しましょう。

現在主流のIHクッキングヒーターは200Vを使用するモデルが多いため、「単相200V」のコンセントが必須です。設置場所付近に単相200Vのコンセントがない場合は、電力会社に配線工事を依頼しましょう。

現在キッチンに設置されたビルトインガスコンロやガス管の接続・取り外しには資格が必要です。また、ガスコンロは危険物なので勝手に捨てられません。交換や処分をしてもらった専門業者に依頼するのがいいでしょう。

キッチンコンロ部分の周辺に単相200Vのコンセントがあれば、置くだけで使用できるのが据置型IHクッキングヒーターです。工事不要で手軽に設置できて、購入したその日からさまざまな料理を作って楽しめます。

据置型は工事を待たずに使えて機能も充実していますが、本体がコンパクトで大鍋が乗らないモデルもあります。お手持ちの鍋サイズや作りたいメニューを考慮したサイズもチェックしてください。

ビルトイン型を設置するには鉄板を落とし込む必要があるため、自分で交換するのは難しいです。専門業者に依頼するのが一般的で、費用を1番に考える場合は据置型の方がおすすめです。しかし、見た目やお手入れのしやすさにこだわるならビルトイン型の方がいいですね。

ビルトイン型は隙間なく設置できるので、大きな出っ張りがなくすっきり置けて拭き掃除もしやすいです。また、2口が主流の据置型に対してビルトイン型は3口のものもあります。高出力で複数の料理を同時に作るならビルトイン、狭いキッチンや一品料理なら据置型がぴったりです。

「IHクッキングヒーターにしたら電気代跳ね上がるのでは？」とお考えの方が多いですよね。ここでは一般的なIHクッキングヒーター使用時の電気代を確認します。

• 電気代の計算式：消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
• IHクッキングヒーター消費電力：500W（中火目安）・3.2kW（強火）
• 電気料金単価：昼間27.5円・夜間20.5円

ガスコンロは都市ガス・プロパンガスの種類により金額が異なるため一概に比較はできません。しかし、IHクッキングヒーターの電気代の方が高いものの、弱火でも十分調理可能。時間帯や火力を工夫すれば電気代は抑えられますよ。

近年、据置型IHクッキングヒーターをインターネット通販で購入する人が増えています。メーカーサイトのほかにも楽天市場やYahoo!ショッピングなど大手インターネット通販サイトでも購入可能です。自宅や外出先など、どこにいても注文できるのが魅力ですね。

インターネット通販は、家電量販店で買うより安い場合がある・値段をネット上で一気に調べられるのがメリット。また、インターネットの口コミサイトでその商品や販売サイトが安全か確認できるのも便利です。

据置型IHクッキングヒーターは200V対応のコンセントを使用するので、事前に200V(単相3線)かどうかを確認してから購入しましょう。商品価格に設置代が含まれていない場合が多く、自分で設置できない方は業者に頼む費用が別途必要になります。

「実物を目で見て確認してから購入したい」とお考えの方には家電量販店がおすすめです。インターネット通販と同等価格で販売されるケースもあり、実際に操作性やサイズ感をチェックできるため家電購入に不安がある方にも適しています。

店員と一緒に価格や仕様を比べて考えられたり、それぞれのよさを教えてもらえたりするのもメリットです。工事を依頼する場合、基本的に下請け業者による工事になります。

据置型IHクッキングヒーターの魅力やおすすめ商品をご紹介しました。火を使わないのでシニアや子どもがいる家庭でも安心で、便利な機能やお手入れのしやすさも魅力です。使い勝手のいい据置型IHクッキングヒーターでおいしいメニューに挑戦してください。