ソニーの集音器はお試しレンタル可能？首かけ集音器のおすすめ商品も紹介

集音器とは周囲の音を大きくし、聴力低下による聞こえにくさを軽減する器具で、高齢者の方におすすめの製品です。聞こえにくさを補う器具としては集音器のほかに補聴器が有名ですが、両者の大きな違いは医療機器であるかどうかです。

補聴器は医療機器ですが、集音器は医療機器ではないため、家電量販店や通信販売などでどなたでも購入できます。ただし、あくまで一般大衆向けの機器であるため使う人に合わせて細かく調整はできず、音の増幅のみを行うものであるのも理解しておきましょう。

本記事では、オーディオ製品でも高い人気を誇る「SONY（ソニー）」の首かけ集音器をご紹介します。独自の音声技術を用いたSONYの集音器は、高性能で使いやすさも抜群です。お試しで集音器の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

「SONY」から2022年9月の時点で発売されているのは、「SMR-10」首かけタイプの集音器で、現行ではこの1種類のみの販売です。

SMR-10はソニー独自の音声技術によりハウリングを自動制御したり、周囲の音に応じて聞こえ方を調節したりします。静かな場所では人の声を自然に、環境音が響く場所では騒音を和らげるので耳への負担を軽減させられます。

デザインも洗練されているため、集音器には見えません。折り畳み式でバッテリーの駆動時間も長く、屋外でも問題なく使えます。「家族が寝た後にドラマを楽しみたい」などのときにもテレビの音を耳元で楽しめるので、テレビ用スピーカーとしても使えます。

集音器は使う前に左右の聞こえ方のバランスを調整したり、音量やハウリングを最適にする必要があります。一連の操作は難しそうですが、SMR-10は簡単な3ステップの設定・操作できる機器です。この項目では設定から操作に至るまでの主な流れをご紹介します。

1. 本体側面にあるスイッチを、真ん中の「調整」にあわせる。
2. 充電台のカバーを開いて、「調整」ボタンを押す。
3. イヤホンから音声案内が聞こえるので、それに合わせてボタンをおしていく。

SMR-10は音声案内に従って充電台のボタンを押していくと、片耳ずつ左右のバランスを調整できます。設定にかかる時間は約10分ですが、しっかり調整すると、自分に最適な状態で使えます。

本体のボタンや記載が小さくて、お年寄りには操作が分かりづらい箇所があるかもしれません。設定に迷う場合は、説明書やユーザーサポートを活用しましょう。

故障などで聞こえない場合には、まずソニーのトラブル診断をしましょう。自分で解決できる故障なのか、本格的な修理な必要なものなのか判断できるため、診断後、修理の申し込みをするのをおすすめします。

修理・サポートページには機械ごとに項目分けして多い質問と解決策も記載されているので、そちらも参考にしてください。下記のリンクからご覧いただけます。

ソニーのSMR-10を実際に使っている方が、どういった感想を抱いているのか気になりますよね。この項目では実際に購入した人の口コミをピックアップしてご紹介します。実際に購入したユーザーによる忌憚のない意見を参考にして、購入を検討してください。

ソニーでは耳の日や敬老の日に合わせて、新規購入者へキャッシュバックキャンペーンを実施しています。最新のキャンペーンは、2022年8月5日～2022年9月26日にかけて開催されている「敬老の日」キャンペーンです。

敬老の日キャンペーンは、SMR-10を含む対象商品を購入して期間内に応募すると、定められた金額がキャッシュバックされるものです。SMR-10は3,000円キャッシュバックされます。応募にはインターネット環境が必要となりますので気を付けてください。

SMR-10の購入を考えている、敬老の日のプレゼントを探している方はこのキャンペーンを活用するのもおすすめです。応募期間も細かく決められているので、詳細は公式のキャンペーンサイトで確認してください。

SMR-10は、オンラインレンタルサービス「Rentio」にてレンタルが可能です。価格は2022年9月時点で、14泊15日・4,980円となっています。送料が無料となっているので、購入前に試してみたい方に最適です。

気に入ったら実際に購入も可能ですが、購入する場合は更にお金を払う必要があるので結果的に高くなります。そのため、サービスを利用するか購入するかどうかは、トータルの金額を計算してから検討するのをおすすめします。

たとえば、「自分では使わないけれど、渡す相手に最適な機器かどうが確認したい」などの場合は、購入前にレンタルしてみて感想を聞いたうえで購入を検討するのが可能です。ケースに応じて使い分けると、相手にも自分にも有効な使い方ができます。

残念ながら現在、ジャパネットでの取り扱いはありません。以前は取り扱いがあったようですが、現在は公式ホームページでも完売表記になっています。ジャパネットは、購入後のサポートサービスなどが充実しており、電話で直接問い合わせもできたのもあり、取り扱いがなくなってしまったのは残念ですよね。

ソニーのSMR-10は、マイクで集音して音を聞き取れる集音器です。マイクで拾った音をイヤホンで聞くので、耳が塞がれたような感覚が続きます。そのため、人によっては閉塞感を感じる場合があります。

最近は骨伝導技術を使って耳をふさがずに集音する集音器もありますが、ソニーからは発売されていません。骨伝導を使った集音器は、下記リンクからご確認ください。購入前に実機や口コミを確認してから検討するのをおすすめします。

ソニーのSMR-10は日常生活で聞き取りづらくなった音を集めて、自然な状態で届ける集音器です。「補聴器は少し敷居が高そう」「最近、両親が聞き取りづらくなっているようだ…」など音の聞こえ方に不安を抱く方は、本記事を参考にぜひ導入を検討してください。