電気毛布はクリーニングに出せる？｜洗濯不可を自宅で洗濯する場合の洗い方も紹介

寒い季節の就寝時やリラックスタイムにあると嬉しい電気毛布。直接あたたまることができるので、暖房器具よりもからだをあたためることができます。

一方でシーズンオフになったら、電気毛布を洗って長期保管しなければいけません。そのため、電気毛布の洗い方と保管方法について困っている方もいると思います。そこで電気毛布のお手入れ方法、特にクリーニングについて紹介していきます。

この記事では、電気毛布をクリーニングに依頼する時のポイントや宅配クリーニング業者について詳しく解説しています。さらに自宅で洗濯する方法や洗濯不可の電気毛布のお手入れ方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

電気毛布を洗うのは、衣類の洗濯よりも手間の掛かる作業です。電気毛布をクリーニングに出せば、料金の支払いが必要になる代わりに自分で洗う手間が掛かりません。しかし、大半のクリーニング店では、ドラム式の洗濯方法を採用しています。

ドラム式洗濯機は衣類を上げて落とす「たたき洗い」を採用しており、電気毛布の配線やコネクタ受けが故障してしまう可能性があります。そのため、電気毛布を受け付けてくれないクリーニング店が多いのが現状です。

数は多くありませんが、電気毛布をクリーニングに出せる店舗もあります。電気毛布を洗えるかどうか、クリーニング店に問い合わせて確認してみましょう。

近くに電気毛布を受け付けているクリーニング店が見つからなければ、インターネットで注文ができる業者がおすすめです。洗うものを自宅まで取りに来てくれるだけでなく、クリーニング後は家まで宅配してくれます。たとえば、宅配クリーニング業者の　「デア」や「クレアン」では、電気毛布のクリーニングを受け付けているので検討してみてください。

ホワイト急便・白洋舎のWebサイト 上では、電気毛布に関する取扱い情報はありません。電気毛布のクリーニング対応をオープンにしている業者としては、デア・クレアンの2社が挙げられます。業者によって取り扱い状況は異なるため、必要に応じて確認するようにしましょう。

確実に電気毛布をクリーニングに出したい方は、宅配クリーニング業者を利用してみましょう。ここでは、おすすめの宅配クリーニング業者を2社ご紹介します。

デアは電気毛布のクリーニングを受け付けている数少ない店舗の一つです。自分で電気毛布を洗えない場合は、利用してみましょう。

デアは高度な技術を用いて、高品質なクリーニングを行う宅配クリーニング業者です。本来洗濯できないものでも、素材ごとに最適な洗浄方法できれいに仕上げます。街のクリーニング店で電気毛布などの引き取りを断られ、困っている方におすすめです。また、クリーニング料金が比較的安いという特徴もあります。

デアへ電気毛布のクリーニングを依頼した場合の料金は、シングルサイズで1,600円、ダブルサイズで2,600円です。支払いにはクレジットカードが使えます。現金で支払いたい方のために代引きにも対応しており、銀行振込や郵便振替も可能です。

一部の離島や山間部を除き、日本全国が引き取りや宅配の対応エリアです。クリーニングを依頼してから完了までに2週間以上掛かりますが、正確な納期はクリーニングの品目によって異なります。年会費は一切掛かりません。

クレアンは、デアと並んで有名な宅配クリーニング業者です。顧客満足度の高いクリーニングを体験しましょう。

クレアンでは、ドライクリーニングとウェットクリーニングの両方を受け付けています。さらに、ドレスなどの高級クリーニングも行う宅配クリーニング業者です。マイクロバブルなどの技術を駆使して、皮脂汚れもきれいに落としてくれます。クリーニング技術が高く評価されており、顧客満足度が抜群な業者として有名です。

クレアンのクリーニング料金は、デアよりもやや高めです。電気毛布については、シングルサイズは3,000円、ダブルサイズは4,000円の料金が掛かります。支払いはクレジットカードのほか、代引きや振り込みにも対応可能です。

一部の地域を除き、日本全国が集荷から納品までの対応エリアとなっています。もちろん、クリーニングの品目に応じて所定の送料負担が必要です。ただし、電気毛布の場合、クリーニング料が13,000円以上で送料無料になります。

電気毛布は洗濯機でも洗うことができます。洗濯機を利用する場合は必ず洗濯ネットを使い、中性洗剤で洗いましょう。まず電気毛布のリモコンをコネクタから外し、コネクタが外側に来ないように電気毛布を折りたたみます。

電気毛布を洗濯ネットに入れたら、手洗いコースなどの優しく洗えるコースで洗濯しましょう。生地を傷めないように、30℃程度の水を使うのがおすすめです。最後に洗濯ネットに入れたまま脱水を行いますが、脱水時間は1分以内に設定しましょう。

※ただしドラム式洗濯機は電気毛布の配線が故障する可能性があるため、手洗いしましょう。

洗濯ができない電気毛布は、手洗いするしかありません。必ず中性洗剤を用い、たらいを使用して優しく洗います。リモコンを本体から外したら電気毛布を半分に折っていき、たらいのサイズに合う大きさにしましょう。

たらいに電気毛布を入れて水と洗剤を加えたら、押す→浮かせるを繰り返します。力を入れすぎないように、優しく押すのがポイントです。すすぎの時も押す→浮かせるを繰り返し、水を切ってから干しましょう。

電気毛布は寒い時期にしか使われないので、シーズンオフになると長期の保管が必要です。電気毛布を収納する前に、アレルギー対策のためダニの処理を行いましょう。まずは、電気毛布を折りたたんでポリ袋に入れます。

毛布を布団などの間に挟み、最も高い温度に設定してから3時間程放置しましょう。長時間高温の状態にすることで、電気毛布に潜むダニが死滅します。ポリ袋から電気毛布を取り出し、両面に掃除機をかけてダニを取り除きましょう。

電気毛布は寝具と一緒に使われることが多い家電製品です。そのため、ダニが繁殖しやすいという特性があり、適切なお手入れが求められます。電気毛布を清潔な状態に保ち、冬の生活を快適に過ごしましょう！