【2025】おしゃれな石油ストーブおすすめ16選｜暖炉風のストーブも！

火そのものがインテリアになるおしゃれな石油ストーブ。直火のほっとする暖かさが特徴で、音がなく静かに部屋全体をじんわり暖めます。石油ストーブはレトロな魅力に加えて実用的なメリットが多くあり、電気ではなくあえて石油を選ぶ方も増えているのをご存知ですか？薪ストーブのような灯油ストーブで部屋をおしゃれな雰囲気にコーデする方もいます。

コードや管につなげる必要がないのは石油ストーブだけで、キャンプのようなアウトドアでも活躍します。石油ストーブは大型で場所を取るイメージがある方も多いかもしれませんが、コンパクトで設置しやすい小型タイプも多く存在します。

今回はレトロでおしゃれな石油ストーブについてその魅力・使う際の注意点についても解説します。最後におすすめ商品を小型と大型に分けて紹介しています。暖炉風のおしゃれなストーブ、人気メーカーのトヨトミの商品もピックアップしています。石油ストーブの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

石油を燃やして熱を出す、燃焼系のストーブであることが大きな特徴です。燃焼系は他にもガス・薪ストーブがあり、火燃焼系の電気ストーブに比べてパワフルな暖気があります。

電気ストーブの電気代と同じ燃料代なら、断然燃焼系のストーブの方が暖かく、寒冷地ではエアコンより石油・ガスストーブが高コスパで一般的。十分メイン暖房となる石油ストーブですが、タイプはさまざまあり小型でおしゃれな商品もあります。

七色の輪が出るものやランタン調のフォルムなど、レトロな雰囲気が楽しめるため、インテリアにしたい方にもぴったりの暖房器具です。また直火の炎は見ているだけで暖まり、なぜかほっとすると感じる方が多いです。炎が1番の心和む冬のインテリアとなるでしょう。

石油ストーブは電気が必要なく、アウトドアや災害時でも灯油さえあれば暖めることができます。屋外イベントや冬の野外活動など、どこでも持ち歩ける暖房器具は石油ストーブとカセットガスストーブのみ。カセットガスも便利ですが、連続使用時間については石油の方が上です。

また石油ストーブは夜のキャンプできれいな光を出します。そのままの炎でも暗闇に浮かび上がるため幻想的ですが、光の輪を出すおしゃれなタイプが人気で、アウトドアでのきれいな夜景を作り出します。

さらに上部で煮炊きができるため、停電時の便利な調理器具としても大活躍します。普段でもやかんをかけられるため、冬はいつでも暖かい飲み物を飲むことが可能。電気がいらないストーブは、実用面でもメリットが多く1台あると重宝します。

石油ストーブは他のストーブと比較して、コードレスであること・乾燥のしにくさが魅力です。具体的なメリットを下記にまとめました。

エアコンやファンヒーターの温風は強力な暖かさが魅力ですが、乾燥しやすいため苦手な方も多いのではないでしょうか。そんな場合は加湿もできる石油ストーブがおすすめです。

魅力の多い石油ストーブですが、デメリットもきちんと確認しましょう。チェックしたいポイントを以下にまとめました。

• 大型石油ストーブは灯油タンクも重く、移動が難しいので置き場所の確保が必要
• 一酸化中毒の対策として、定期的に換気を行う必要がある
• 電気やガスにはない燃料補給の手間がかかる

燃料の補給に関して、真冬の寒い時期にメイン暖房とする場合毎日のように給油が必要となることも。しかし寒冷地用の大型ストーブは、灯油タンクが別置きでホースとつながるためこの手間はありません。

コードがない石油ストーブは冬のアウトドアで活躍します。屋外で長時間の暖房器具は石油一択となるので、冬でもキャンプや野外活動をする方はぜひチェックしたいストーブです。屋外なら換気の必要がなく、簡易的な調理器具となるため重宝しますよ。

キャンプ用品のストーブは、ストーブ兼コンロとなるものが多く見られます。上部にオーブンをかけて、肉や野菜を蒸し焼きにする本格的な野外料理を簡単に作ることが可能。直火の強力なパワーでの調理は自宅で作ることが難しく、アウトドアの醍醐味です。

石油ストーブは冬の屋外イベントに欠かせない暖房器具です。年末の除夜の鐘やお正月の初詣などでもおなじみの暖房で、小型から大型までシーンに合ったストーブが見られ、大勢の人の冷えを解消し、暖かい飲み物を作る調理器具にもなります。

他にも冬のスポーツ観戦に石油ストーブはおすすめ。選手は動いているので暖かいですが、観戦者はじっとしているので暖かいストーブが欲しいですよね。冬の屋外シーンに欠かすことのできない石油ストーブは、さまざまな場所で利用されています。

屋外シーンで活躍する石油ストーブですが、自宅のキッチンでも補助的な調理器具として活躍します。メインのガスコンロやIHヒーターが塞がっている際に、石油ストーブでお湯を沸かしたり鍋をかけたりといった使い方ができますよ。

さらに石油ストーブは移動できるため、キッチンが狭い場合はリビングで簡単な調理をすることが可能。冬には暖かい煮込み料理を作る機会が多くなりますが、メインコンロやヒーターが塞がっている際は石油ストーブを便利に使いましょう。

せっかく石油ストーブを買ったのに使用が禁止されていて使えなかった！ということがないよう、選び方を知る前に以下の内容を必ず確認してください。

まず、アパート・マンションなど賃貸の多くが石油ストーブの使用を禁止しています。火災・一酸化炭素中毒の危険性が高いのが大きな理由です。さらに事故が発生した際は入居者以外の人にも被害を与えることになります。トラブルを避けるため規約を必ずチェックしましょう。

また、キャンプやアウトドアで石油ストーブを使う場合、テント・タープ内では使用しないようにしてください。テント・タープ内は換気が十分にできないため一酸化炭素中毒の危険性が大変高く非常に危険です。テント・タープの外では使用可能ですが、キャンプ場によっては禁止の可能性があります。事前に確認しておくと安心です。

石油ストーブを使う場所の広さを考慮して、適する畳数のものを選びましょう。木造住宅とコンクリートマンションでは畳数が変わるので注意が必要。一般的にはコンクリートの方が畳数が多くなっているので、マンションにお住まいの方はより広範囲の暖房が可能になります。

注意する点は広い部屋で小さすぎるストーブを使わないことです。小さいと出力を上げがちになりますが、最大出力にするとかえって燃費が悪くなることがあります。余裕のあるパワーで中程度の火力を持続する方が燃費の面ではお得なので、迷ったら広めの畳数がおすすめです。

石油のタンク容量を確認しましょう。一般的には3〜5Lが多く、1時間当たり0.2L消費するとしても、メイン暖房なら2日は持ちません。リビングのような場所で朝から夜までつけっぱなしにするのか、あくまで短時間の補助的な使い方にするのかを確認して適する容量を選ぶことがポイントです。

少ないタンク容量の小型は持ち運びやすく、給油の際に楽ですが長時間の使用ならすぐに灯油がなくなります。多くても1日に1度の給油で済むようなタンク容量にしておくと、後々面倒がないので使いやすいです。

石油ストーブには大型・小型のものがあり、どちらを選ぶかも使い勝手に関わるポイントになります。先述したように石油ストーブはアウトドアシーンでも活躍しますが、キャンプに持っていく予定の方には断然小型のものがおすすめ。

スムーズに持ち運ぶためにハンドルや収納ケースが付いているか確認してください。あまり動かさずに据え置き・広いお部屋で使用する方なら大型の石油ストーブを選びましょう。本記事ではおすすめ商品を小型・大型に分けて紹介しています。下記リンクをクリックするとすぐにご覧いただけますよ。

キャンプやアウトドアなど屋外でも使う予定なら、持ち運びできるようできるだけ軽いタイプを選びましょう。小型タイプなら重さは7kg前後が主流です。しかし、中には10kgを超える石油ストーブもあるため見た目のサイズだけで重さを判断しないよう注意してください。

狭めの部屋の方や一人暮らしの方には反射式がおすすめです。横長の四角い形状が特徴の反射式ストーブは、ストーブの前部分を中心に暖めます。燃焼筒の後ろにある銀色の反射板によって熱が跳ね返り、部屋全体を一方向から暖房するのが特徴です。

反射式は10畳以下の比較的狭い部屋に適する暖房です。また壁際に置くことにより、前方のスペースを満遍なく暖めるので、荷物や家具が多い1人暮らしの部屋にもぴったり。また、窓際に置くことで冷気をシャットアウトし、断熱効果も生まれます。

広いお部屋で使いたい方には対流式がおすすめです。上から見ると丸い形で360°全方向をパワフルに暖めるのが対流式です。対流式は10畳以上の広い部屋に向くストーブで、部屋の中心に置くことにより全方位に暖気が行き届きやすくなります。広い部屋を暖める用途なので、灯油タンクの容量も反射式より多く7L以上のサイズも見られます。

大型の対流式は本体と灯油を合わせると10kg以上となるものが多く、据え置き用として使われます。しかし中には4L以下の小型もあり、アウトドアのレジャーに持ち出しやすいタイプも。また対流式はランタン調のような、デザインがおしゃれなものもありインテリアとしても選ばれる暖房器具です。

地震の揺れに備えたい方には対震自動消火装置の機能がおすすめです。対震自動消火装置を搭載した石油ストーブは、地震や振動によって石油ストーブが倒れた際に自動で消火されます。石油ストーブが倒れると火事や火傷などの危険性があるため必ず確認しておきたい機能です。

石油ストーブを切ったときのニオイが気になる方には「ニオイセーブ消火」機能がおすすめです。ニオイセーブ消火機能があれば、石油ストーブを消火した際に出る独特のニオイを抑えることができます。

ニオイセーブ消火は未然ガスを燃やし切ることで不完全燃焼を起こさないようにし、ニオイを抑える仕組み。これにより不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険も減らすこともできます。

小さなお子さんがいるご家庭にはチャイルドロック機能がおすすめです。チャイルドロック機能はメーカーや製品によって細かな内容は異なりますが、基本的に以下のような機能です。

【チャイルドロックをセット時】

• 運転中：運転停止・運転延長の操作のみ可能
• 運転停止中：すべての操作が不可能

小さなお子さんが気づかないうちに石油ストーブをつけてしまうと、火事や火傷の恐れがあります。チャイルドロック機能がついていない石油ストーブもあるため必ず有無を確認してください。

おしゃれなデザインとして人気なのが「暖炉型」。お部屋を温かみのある雰囲気で包み込んでくれます。ただし、ラインナップ数はごくわずか。おすすめ14選では貴重な暖炉型の石油ストーブをご紹介しています。

他の人気デザインとしては「レトロ」にも注目です。中でもアラジンの石油ストーブは親しみと懐かしさのあるデザイン。お部屋のインテリアとしてもおすすめします。

豊富な選択肢から選びたい方にはトヨトミがおすすめです。トヨトミは愛知県の冷暖房機器メーカーです。ライフスタイルの変化に対応する高い技術力だけでなく、シンプルながらもデザイン性の高い商品が多くなっています。どんなお部屋にも合わせやすく人気ですよ。

商品のラインナップも豊富なので好みの石油ストーブが見つけやすいのもポイント。燃料ガスをもう1度燃やすダブルクリーン技術により省エネルギー製品としても評価を得ています。

レトロなデザインの石油ストーブが欲しい方にはアラジンがおすすめです。アラジンはイギリス発祥のブランドです。「ブルーフレームヒーター」は、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムと性能で90年以上愛され続けています。

わずか0.2秒で立ち上がる遠赤グラファイトを搭載しているので、寒い冬もすばやくお部屋の空間を温めることが可能。ストーブ以外にもキッチン家電を多く扱っていてインテリアの統一性を持たせたい方にもぴったりです。

使い勝手のいい石油ストーブをお求めの方にはコロナがおすすめです。コロナのストーブには消臭シャッターが搭載された機種があり、石油ストーブ特有の気になるにおいを抑えることが可能。

また、石油ストーブでストレスになりがちな給油の際にも手を汚しにくい「よごれま栓タンク」を採用していて、使い勝手の良さが追求されています。石油ストーブの使い勝手が気になる方はコロナのストーブの検討がおすすめですよ。

キャンプやアウトドアで石油ストーブを使う方にはスノーピークがおすすめです。スノーピークはキャンプ好きにはおなじみの日本のアウトドアブランド。屋外で使うことを想定して設計されているため、アウトドアでの使い勝手が抜群となっています。

石油ストーブは一酸化炭素中毒や火事・火傷の危険性があるため以下の注意点を守って使用しましょう。この他、取扱説明書に注意事項・禁止事項が記載されているので、使用前には必ず目を通してください。

石油で部屋を暖めたいけれど、やっぱり一酸化炭素中毒が心配という方にはFF式ストーブがおすすめです。FF式ストーブは燃焼後の排気を直接屋外に排出するストーブ。そのため一酸化炭素中毒が起きる心配が少なくなっています。

FF式ストーブは排気を外に出すために屋内と屋外を給排管でつなぐ必要があります。そのため、ご紹介してきた石油ストーブとは違って持ち運びや場所の移動はできない点は注意です。

以下の記事では、おすすめのFF式ストーブをご紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてください。

石油ストーブを使ったことがない方も、実用性のあるおしゃれなストーブということがお分かりいただけたのではないでしょうか。静かなメイン暖房として、持ち出し用の携帯ストーブとしてさまざまなシーンに活躍する石油ストーブをこの冬に使ってみてはいかがでしょうか。