【最強】ペグハンマーおすすめ8選！おしゃれなものや女性・初心者にもおすすめな商品も紹介

キャンプ初心者にとってテントの設営は苦労するものですが、自分でできると一人前になれた気がします。そんな一人前のキャンパーとして持っておきたいアイテムの1つがペグハンマーです。

「ペグを打つだけなら普通のハンマーでもできるだろう」と思っていませんか？実は専用のペグハンマーを使った方が効率は断然高いです。そのため「テントの設営に手間取って時間がなくなってしまった！」なんて後悔も防げます。

そこでこの記事ではペグハンマーを使うメリットや選び方について解説します。おすすめのペグハンマーも紹介しますので、参考にしてください。100均やカインズのハンマーで代用できる？などの疑問にもお答えします。

ペグ打ちは普通のハンマーでも不可能ではありませんが、効率は段違いです。ペグハンマーはヘッドが重く、ペグに力が伝わりやすいように作られています。硬い地面にも少ない力でペグを打ち込めるので、素早いテントの設営が可能です。

また、ペグ抜きがついているものなら撤収時にペグを抜くのも簡単です。テントに付属しているハンマーは、プラスチック製など強度が足りない場合がほとんどなので、専用のペグハンマーを1つ購入しておくのをおすすめします。

まず重要なのはペグに触れるヘッドの素材です。金属・プラスチック・ゴムの3種類があり、それぞれメリット・デメリットがあるので理解しておきましょう。また、金属もステンレス・鉄と真鍮・銅とでは特徴が異なります。

素材ごとのメリット・デメリットをまとめましたので、参考にしてください。

穴の開いた形をしているホール型は、ペグのフック部分に通して使います。どのペグでもたいていは、フックなど引っかけられる部分がありますので、ホール型は汎用性の高いタイプです。

ペグ抜き部分が突起状になっているフック型は、リングが付いたタイプのペグとの相性が抜群です。ペグがなかなか抜けないときでも、リングにペグ抜きのフックを通してねじると抜きやすくなります。

鉤爪型はペグのフック部分にもリング部分にも引っかけやすいので、どのペグにも使えます。ただその分他の何かに引っかけてしまう事故も起こりやすいため、使わないときはカバーなどを被せておくのがおすすめです。

ペグをしっかり打ち込むため、ペグハンマーにはある程度の重量が必要です。あまりに重たいものは持ち運びの負担になる一方、軽すぎても打ち込むのに力がいります。よほど地面が硬い場所でない限り、400g～600g程度を選べばほぼ問題ありません。

使用感を左右する柄も大切です。柄の素材には木と金属が多く、ほかにグラスファイバー製などもあります。それぞれの特徴は次のとおりです。

• 木製：打ち込んだときの衝撃を吸収して手に優しい
• 金属製：強くて耐久性が高い
• グラスファイバー製：軽くて丈夫

持ち手の形状も要チェックです。カーブ状のものと直線状のものがあります。

• カーブ状：手になじみ、ペグを打ち込みやすい
• 直線状：ペグなど他のアイテムと一緒に収納しやすく、持ち運びに便利

エリッゼステークは金物の街・新潟県燕三条にある「村の鍛冶屋」のアウトドアブランドです。本格的な鍛造ペグなどが人気を集めています。エリッゼステークの「アルティメットハンマー」は取り回しやすさが追及されたハンマーです。

木製の持ち手は握りやすい形に加工されているため、手に優しく打ち込みやすいです。より扱いやすいショートタイプもあります。天然木を使った温かみのある見た目は、女性にもおすすめです。

ウサギのロゴマークでおなじみのDODは、個性的な商品を多く出しているアウトドアブランドです。DODの2022年新商品であるペグハンマー「ゲラッペンドーン」には、ハンマーの紛失を防ぐ工夫が施されています。

ヘッド部分がフラットな形でハンマーが自立しさらに柄の先端が赤く塗られているので、緑の多いキャンプ場で目立って失くしにくいです。ヘッドは打撃面が広くて打ち込みやすく、ペグ抜きに使えるフックも付いています。

スノーピークはハイスペックなキャンプギアを提供する総合メーカーです。ペグハンマーにはヘッドが銅製の「Pro.C」と、スチール製の「Pro.S」の2モデルがあり、お好みに合わせて選べます。

Pro.Cは銅のヘッドが打つときの衝撃を緩和します。使っていると徐々にへこんでいきますが、それを味として楽しむキャンパーも多いです。ヘッドは交換もできます。Pro.Sはスチール製なのでへこみにくく、ヘッド交換が不要です。

コールマンはアメリカの歴史あるアウトドアブランドで、キャンプの定番とも呼ばれています。キャンプギアのラインナップが豊富で、ペグハンマーもラバー製と金属製がそろい、目的に合わせた商品選びが可能です。

コールマンでおすすめなのは「スチールヘッドハンマーII」です。730gの重量級で、重心がヘッドにくるようにバランスも調整されているので、力強く打ち込めます。打つときのすっぽ抜けを防ぐストラップ付きです。

ロゴスは大阪にあるアウトドア総合ブランドで、クーラーバッグなどが人気です。ロゴスの「パワーペグハンマー」は色鮮やかなグリップが目を引きます。グリップは手になじんで滑りにくい樹脂製です。

グリップが握りやすいため、無駄な力を入れずに打ち込めます。ヘッドは打撃面が広いので、打ち損じがほとんどありません。重さは約680gで程よい重量感です。ペグに引っかけやすい形のペグ抜きも付いています。

YOGOTOは中国のアウトドアブランドで、初心者に優しいコスパの高さが評判です。YOGOTOのペグハンマーはグリップがやや太めで独特のカーブを描いています。この形状が打ち込む際の衝撃を和らげて扱いやすいです。

ヘッドはスチール製で、打撃部分は普通の金づちに似た形です。ペグ抜きにはフック状の部分と穴が開いている部分があり、いろいろなペグに対応できます。厚手で丈夫な収納袋がセットになっていてお得です。

MSRはアメリカの登山用品メーカーです。軽量でコンパクトな山岳テントなどを出しています。MSRの「ステイクハンマー」はスタイリッシュなデザインと軽さが印象的なハンマーです。

ステンレス製で全体がシルバーに輝き、重量はわずか312gしかありません。それでも強さは申し分なく、重量のあるハンマーより多少効率は落ちるものの、鍛造ペグも打ち込めます。荷物の軽さを最重要視するキャンパーにおすすめです。

コスパを求めるなら、100均やホームセンターで購入するのもおすすめです。ただしアウトドアブランドの本格的なペグハンマーに比べると、強度や性能は物足りない傾向があるため、あくまで代用や予備用として考えておきましょう。

ペグを打ち込みやすいペグハンマーを使えば、テントやタープの設営が手早くできて、より効率的にキャンプを楽しめます。この記事を参考にお気に入りのペグハンマーを探し、効率よくキャンプを楽しみましょう。