熊鈴おすすめ13選｜熊よけ鈴はワークマンでも買える？最強の熊鈴は？

山岳でのトレランや登山などのアウトドア中には、どんな危険があるかわかりませんよね。いきなり出没した熊との遭遇は、恐ろしい出来事の代表例と言っても過言ではありません。そんな時は身を守る術が必須となってきますが、熊よけ鈴を持ち歩けば熊との遭遇の可能性を減らせます。

熊鈴は用途やこだわりたいポイントによって選べますが、おしゃれなデザインのものやプラスアルファ機能が付いたものまでさまざまなタイプがあります。そのため、初めて購入するにはどんなものがいいのか分からない方も多いはずです。

そこで今回は、熊鈴の種類・選び方・最強おすすめ熊鈴14選などを紹介します。熊よけ鈴以外の熊よけグッズやワークマンでも買える熊よけ鈴にも注目です。ぜひ最後まで読んで、意外と奥の深い熊鈴について知りましょう。

熊鈴とは、鈴を鳴らすことで熊に人間の存在を知らせるアイテムです。人の存在を熊に警告するるので、近距離で不意の遭遇を防ぐことが可能です。熊の性格として臆病な傾向があるので、熊鈴の音を聞くだけで、人間の存在を察知し逃げていく場合があります。そのため、熊鈴を持っているのは非常に意味があります。熊が出るスポットに出向く際には必須です。

熊鈴により、旅や登山の際に自身を守れます。熊鈴の効果は大きいとされていますが、必ずしもすべての熊に効果があるとは限りません。熊の中には、熊鈴の効果が発揮されない熊も存在します。また、冬だと熊は冬眠していると考えてしまいますが、低い山には冬眠しないツキノワグマがいます。そのため、熊鈴はどの季節も登山の際には装備するようにしてください。

熊鈴が効かない可能性がある熊として、北海道のヒグマなどは警戒すべきです。餌付けなどで人に慣れてしまっている個体もいるので、熊鈴の効果が発揮されない場合があります。

北海道のヒグマ以外でも、自身が出向く場所に出没する熊の特性は、あらかじめ把握しておきましょう。事前に熊の出没地を知っておくと、より安全に行動できます。必ずしも、熊鈴が万能ではない点も踏まえて対策すべきです。

同じ鈴でも、熊鈴と普通の鈴ではまったく異なる性質があります。熊鈴は大きい音が出るように特殊な工夫が凝らされており、音色も普通の鈴とは異なります。そのため、普通の鈴に比べて価格は高くなりますが、普通の鈴では代用できません。

熊鈴のタイプは、鈴型とベル型の2つに分かれます。行く場所の目的や環境に合わせて、音響効果が期待できるタイプを選びましょう。鈴型とベル型では音の感じも変わってきます。

まず鈴型ですが、見通しの悪い場所で使うのが適しています。音が拡散するので、遠くにいる熊にも効果があるタイプです。特に、渓流釣りを行う際や、沢・森林などを歩く時には鈴型がおすすめです。

次にベル型は、音が大きいので障害物のない場所や、見晴らしのいい場所が向いています。キャンプ場や、トレランなどを訪れる際に最も効果を発揮するタイプです。素材や厚みによっても変わってくるので、そちらについても次に解説します。

熊は自然界にない音を警戒するので熊鈴は効果的であり、熊鈴は素材や厚みによっても音の高さや、音量に違いが生まれてきます。素材としては、真鍮・鋳物・銅といったものが主となります。価格は鋳物・銅は安価で求めやすく、真鍮は一番高価です。

それぞれの素材の特徴をあげると、真鍮は熊鈴の中で最強といえるタイプです。よく響き高音が出るため熊への警告になり、さらに広い範囲で自分の存在をアピールできます。また、鋳物はやや高音で重量があり、音も大きくなります。銅はやや低音で澄んだ音が特徴です。人が多く集まる山など人気のある場所では、鋳物・銅で十分です。

厚さとしては、大きい音を出したいのであれば、厚いものにしましょう。小さく高い音を出したい時は、薄いものを選ぶべきです。なお、素材や厚さだけではなく、消音性に優れたものもあるので、次に解説します。

熊鈴には、あらかじめ消音機能が備わったモデルが存在します。歩いている時にうるさくなるのを防ぐために、消音機能が付いています。消音機能があるものを使うと、より快適に使えます。

消音機能付きのモデルの多くは、マグネットやネジの機能により消音が可能です。音を出す金属球や、舌を固定すると消音に繋がる仕組みです。ストラップ部分を外さずに、片手で扱えるものは特に使いやすいとされています。

熊鈴をいちいち外すのがめんどくさいと感じる方は、消音機能が付いたものを選びましょう。自分の性格や、熊鈴をどう使いたいかによって選ぶべきです。次に、消音機能だけでなく、機能性についても見ていきましょう。

熊鈴を選ぶ場合は、携帯性にも注目しましょう。熊鈴は常に身につけておく必要があるので、自分にとって携帯しやすいものを選ぶとストレスが少ないはずです。

サイズが小さく重量が軽いものなら、負担も軽減できます。ただ、あまりに小さく、軽いものは効果も低くなります。効果が気になる場合は、鈴がたくさんついているものを選ぶと、熊の嫌がる効果が出せるのでおすすめです。

特に、カラビナ付きのストラップものは、利便性が高いです。カラビナ付きにはロック機能も付いているので、何かに引っかかって取れる心配もありません。入り組んだ道などを歩く際にはかなり重宝します。

熊鈴は、シンプルなデザインもあれば、従来とは異なるスタイリッシュなデザイン・かわいいデザインなどがあります。カラーもバリエーションがあるので、ワンポイントのおしゃれや目印として持ち歩くのもおすすめです。

モンベルやノースフェイスなどのアウトドアブランドからも販売されているので、ウェアやバックパックなどと一緒に揃えるのもいいですね。

手軽に手に入れたいと考えている方は、店頭での購入も検討しましょう。アウトドアショップやワークマンもショップもおすすめです。ホームセンターでも販売されている場合があるので、立ち寄ってみてください。

しかし、ワークマンでは店舗での通常の取り扱いがなく、取り寄せになる場合があります。もしワークマンに足を運んで熊鈴がなかった場合は、店員に問い合わせてみてください。また、アウトドア用品メーカーであるモンベルでも熊鈴は購入可能です。熊の愛らしいデザインが特徴でカラビナ付きなので携帯しやすい点がメリットです。

100均ショップのダイソー・セリア・キャンドゥでも熊よけの鈴は購入可能できます。価格は220円ですが、通常のお店より安めです。鈴の形状はスタンダードなカウベル型、全長は約11.5cmでストラップのカラーは3種類から選べます。ステンレス製で耐久的にも問題ありません。

取り扱いは店舗によって異なるため、事前に確認するのがおすすめです。

鈴の音が出せるアプリがあるので、インストールをおすすめします。スマホさえ持っていれば、熊鈴を忘れたり持っていない場合でも代用できます。

ちなみにiOSの場合は「熊よけ鈴」、Androidなら「獣対策※熊よけ（熊鈴）、猿よけ、猪よけ」がおすすめです。「獣対策」アプリは鈴の音ではなく銃声などの獣が嫌がる音なので、あらゆる動物に対応します。

熊よけスプレーには、主に唐辛子由来の天然成分を含んでいます。熊に吹きかけると熊の目や鼻などの粘膜に灼熱感と痛みが生じるため撃退できます。ただし、使用場面によっては不向きな部分があり、草丈が高い場所や風上に人がいると使用できません。また、ほかの動物にも影響しないように配慮が必要です。

熊よけホイッスルも熊鈴と一緒に持ち歩くと安心です。なかにはホイッスルと熊鈴が一緒になった製品もあります。適度に吹いて自分の存在を熊に知らせるのに有効です。また、ボタン一つでホイッスル音が出る電子ホイッスルもあるので、自分に合ったタイプを使用しましょう。

今回はいろんなタイプの熊鈴を紹介しましたが、いかがでしたか。熊鈴は山や川を歩く際や、ハイキングなどの道中では必需品だとお分かりいただけましたか。ご紹介した特徴や性質をおさらいして、ぜひ自分に合ったものを選んでください。