タイガーの電気ポットおすすめ4選！人気の「とく子さんシリーズ」も紹介

寒い冬こそ暖かい電気ポットでいつでも熱いお茶が飲みたいです。「タイガーの電気ポットを買おうと思ったけど、どれがいいのか分からない」と思っている方や、タイガーと同じ電気ポットの定番メーカーである象印とどちらを選ぶか悩んでいる方も多いのではないですか。

タイガーの電気ポットには、VE電気まほうびんを始め、電気代を節約しながらおいしいお茶がいつでも飲める便利な機能がたくさんあります。節電しながら、使いたいときにいつでもお湯を使える高性能な電気ポットがあったら便利です。

今回はそんなタイガーの電気ポットの多彩な機能について解説していきます。また、象印と人気のとく子さんとの比較や電気代の解説、最後におすすめ商品4選も紹介します。話題の蒸気レスタイプもピックアップしています。さらに、お湯が出ない・保温ランプが点滅している・カルキ抜きのやり方などトラブル対処法も解説しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

電気ポットを購入するなら、「タイガー」と「象印」どちらにするか悩む方が多いのではないでしょうか。タイガーの「とく子さん PIM-G220」と象印の「優湯生 CV-TZ22」の価格や温度設定についてまとめました。

電気ポットも両社まほうびん構造を採用しているため、保温性についてはどちらも同程度といえます。「とく子さん PIM-G220」は通電を切っても保温できる強みがあります。プラグを抜いてから約2時間後も90℃以上を保ちます。

一方で、優湯生 CV-TZ22は「ハイスピード沸とう」により、約20分でお湯が沸きます。忙しい朝には嬉しいポイントです。また、「省エネモード」も搭載されており2時間操作をしないと保温ヒーターを自動でオフにしてくれます。

本記事では電気ポットの選び方も解説していますので、容量・安全性能・付随機能などと合わせてぴったりのポット見つけてください。象印の電気ポットもチェックしたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

おしゃれだけど高性能な電気ポットが欲しい方にはタイガーがおすすめです。タイガー魔法瓶は象印と並ぶ魔法瓶の老舗メーカーで、真空断熱技術を駆使した保温性の高い電気ポットを展開しています。代表的な商品に「とく子さん」シリーズがあります。

蒸気レスやチャイルドロックなど安全機能が充実しているほか、スクエアタイプのおしゃれなデザインのポットも人気があります。

人気の「とく子さんシリーズ」は、真空断熱構造からなる「VE電気まほうびん」です。通電なしでも2時間お湯の温度が90℃以上に保たれるため、省エネ効果が抜群。このまほうびん構造により、大量のお湯を低消費電力で24時間保温が可能になります。

タイガーはこのVE電気まほうびんの製品ラインナップが豊富なので、お湯を長時間保温したい場合にはぴったりです。

電気で沸かして電気で保温するのが、「マイコン電動ポット」です。省エネ効果はまほうびん構造ほどではありませんが、不要な時は通電をオフする節電タイマーや省電力沸騰など、無駄な電力をカットする機能が備わっています。

まほうびん構造に比べて価格が抑えられているのも大きな魅力です。長時間の保温が不要であれば、お手頃価格のマイコン電動ポットを選ぶのがおすすめです。

タイガーのVE電気まほうびんとマイコン電動ポットで、電気代を比べてみました。

※表はスライドできます

※沸騰1回、90℃で23時間保温

まほうびん構造と電動タイプでは1日で10円も違います。年間にすると3,650円もの差になるので、長時間の保温が必要ならまほうびん構造の電気ポットがおすすめです。マイコン電動タイプは不要な時間の電源をオフし、都度沸かしかえると省エネになります。

VE電気まほうびんは、タイガー独自の二重真空構造（VEまほうびん構造・ステンレス製）により、電気を使わない経済的な保温が可能です。プラグを抜いて3時間経過しても90℃を保てる高い保温性が魅力です。

マイコン電動ポットと比べると年間の電気代が約6,500円もお得になります。なるべく電気代を抑えたい方は要チェックです。また、冷めにくいこの構造は赤ちゃんのミルク用ポットにもおすすめです。

本記事では魔法瓶構造についても詳しく解説しています。先に確認したい方は、下記をクリックしてご覧ください。

「省エネ湯わかし」は、沸騰前にヒーターを切り蒸気の量を抑える加熱方法で沸騰時間を短縮し、消費電力を削減する機能です。

さらに温度設定を80℃など低くすると消費電力は抑えられるので、飲み物の種類により最適温度でお湯を沸かすようにすると節電効果が高くなります。

「ゆっくり・たっぷり給湯」の2段階で給湯量を切り替えられる機能も搭載しています。カップラーメンや紅茶など少量のお湯を入れるとき、料理などで一度に大量のお湯を使うときなど、用途に合わせて使い分けられるのが嬉しいポイントです。

まず「カルキ抜き」について解説していきます。水道のカルキを抜くには、高温で一定時間沸騰させ続ける必要があります。タイガーの電気ポットは、このカルキ抜きを自動で行ってくれる機能がありるので、手間なく料理やお茶をさらにおいしくいただけます。

また、とく子さん PIM-G300は蒸気レスでもカルキ抜きがしっかりできます。安全面も配慮されているので、お子さんがいても安心して使えます。

次に、「クエン酸洗浄モード」について解説します。水に含まれるミネラル分が内釜に付着すると、スポンジでこするだけでは除去できません。しかし、クエン酸を水に入れ沸騰させれば、アルカリ性のミネラルを簡単に落とせます。

タイガーの電気ポットは「クエン酸洗浄モード」が備わる製品があり、カルキ抜きと同じく沸騰時間を調節して洗浄効果を増しています。お手入れは後回しにしてしまいがちですが、便利機能を利用すれば簡単に電気ポットをきれいに保てます。

ここからは電気ポットを選ぶ上での、前提知識を解説します。編集部では実際に電気ポットを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。

そこで本記事は、単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入後の後悔を抑える内容になっています。

• 電気ポットの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して電気ポットを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけで電気ポット選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①使うシーンに合った給湯方式を選ぶこと

②必要な容量を確認して選ぶこと

③魔法瓶搭載のものを選ぶこと （エアー式は除く）

これだけです。「給湯方式って何？」「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 使用するのが主に屋外か室内かその両方かを決める
• 飲む人数に合わせて容量を決定
• 電気代・保温の観点から魔法瓶はマスト

これが失敗しない電気ポット選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

容量ってどれくらいが丁度いいんだろう

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

家庭用の電気ポットは容量2～3Lのものが主流で商品数も多いです。2Lはコーヒーが約16杯、カップラーメンなら約6杯分作れるので、おおよその目安として必要な容量を考えましょう。

タイガーの電気ポットは、2.2L・3L・4L・5Lの容量が展開されています。機種によっては展開されていない容量もありますので、給湯方式などと合わせて検討しましょう。

使用人数ごとのおすすめの容量を以下にまとめたので、自分が欲しい電気ポッドがどこに該当するか把握しておいてください。

以下の記事は、容量ごとにおすすめの電気ポットを紹介しています。探している容量に近いものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

魔法瓶構造ってよく聞くけど何？

という方も多いのではないでしょうか。

魔法瓶とは、内ビンと外ビンの間を真空状態にすることで熱の伝導や対流を防ぎ、長時間の保温・保冷を実現してくれる容器を指します。

電気ポットの中にはこの魔法瓶の構造を採用したものがあり、保温性に優れています。こまめに電源を抜いても一定の時間保温を確保してくれるため、電気代を節約できるのが魅力です。

魔法瓶構造はエアー式にはほとんど搭載されていませんが、先述したようにタイガーの電気ポットにエアー式はありません。ただ、タイガーのマイコン電動ポットは魔法瓶構造ではないので、しっかり確認しましょう。

魔法瓶以外に節約する術はないか

と思っている方は必見です。

電気ポットには省エネ機能が搭載されているものがあります。その内容はメーカーそれぞれで、趣向を凝らしています。

タイマー機能があれば、外出時や就寝中は保温が切れるように設定できます。使わないときも保温していると電気代がかさみますが、この機能があれば余分な電気代を減らせます。

また、長時間使っていない時に自動で保温が切れるオートオフ機能があれば、さらに電気代を節約＆省エネできますよ。

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで失敗しない電気ポットを選ぶことができるようになりましたが、これだけで本当に大丈夫かなと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

電気ポットの機能でおすすめなのは、マイコン制御により保温温度を選べるものです。段階的に選べるものや1℃単位で細かく設定できるタイプもあります。

お湯を必要とする飲料は種類によって適温があります。以下に代表例をまとめました。飲みたい物によって温度を調整できるのはとても便利ですよ。

温度調節できる電気ポットについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

小さな子どもがいるご家庭では、安全機能が充実したタイプの電気ポットがおすすめです。以下に主な安全機能をまとめましたので、チェックしてみてください。

蒸気を抑えた蒸気レスタイプのポットを選べば、火傷を防げるうえに天板のある棚やワゴンに収納しても水滴が付かないので防カビ効果が期待できます。子供がいるご家庭や、置き場所が天板のある場所しかない方におすすめです。

以下の記事では蒸気レスの電気ポットを紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

電気ポットってどんな素材で出来てるの？

と思われる方もいるのではないでしょうか。

電気ポットはステンレス製・プラスチック製の2つがあります。それぞれわかりやすくメリットとデメリットをまとめました。

以上になります。何を重視するかは人それぞれなので、「メリットが多い」「このデメリットなら許容できる」と思う方を選択しましょう。

電気ポットのお手入れを楽にするためにおすすめなのは、上蓋が外せるタイプや広口タイプを選ぶことです。内部が洗いやすくなり、お手入れのストレスを減らせますよ。

また、クエン洗浄ボタンがある機種を選ぶのもおすすめです。ボタンで洗浄メニューを選択できると、スムーズにお手入れができます。ただ、このボタンはなくてもクエン酸を使ったお手入れは可能なので、あればくらいの認識でも問題ないでしょう。

利便性や省エネ性能の高い電気ポットが欲しい方は象印がおすすめです。調理家電を幅広く展開している象印は、「まほうびん構造」を応用し保温力の高い商品をラインナップしています。

代表的な電気ポットに、省エネ・スピード沸騰が特徴的な「湯等生」シリーズや、スタイリッシュデザインが魅力の「STAN（スタン）」シリーズがあります。

総合電機メーカーとしてお馴染みのパナソニックの電気ポットは、高性能で省エネに優れている点がおすすめです。機種のラインナップは多くないですが、弱アルカリ沸騰や学習省エネなど、機能面は安定しています。大手メーカーの安心感で選んでいる方も多いです。

シンプルで使いやすい電気ポットが欲しい方にはピーコックがおすすめです。ピーコックも魔法瓶を製造するメーカーで、電気ポットやタンブラーをはじめとした電気調理器を展開しています。

ピーコックの電気ポットは無駄な機能のないシンプルなつくりが特徴で、誰にでも扱いやすく価格もお手頃な点が魅力です。容量は2～3Lのものが中心ですが、1.2Lや4Lの商品も販売しています。

おしゃれなデザインの電気ポットが欲しい方にはアイリスオーヤマがおすすめです。アイリスオーヤマは安いうえに使いやすい家電を多数販売している人気ブランドで、電気ポットも低価格と高性能を両立しています。

インテリアにも馴染むおしゃれなデザインも多いので、一人暮らしの方にもおすすめなブランドです。

温度表示や、保温ランプが点滅しているときは、下記の点をチェックしておきましょう。

• 温度表示がずっと点滅しているとき

まず、自分の使っている電気ポットの型番を確認しましょう。PVM型であれば、設定保温温度に達するまで温度表示が点滅するモデルなため、故障ではありません。

• 保温ランプが点滅している場合

夏の暑い季節は、冬場に比べて設定温度に達するまで時間がかかります。ですが、明らかに長時間ランプが点滅している場合は故障の可能性があるため、修理や点検に出しましょう。

電気ポットはきれいに洗ったつもりでも、水あかが取りきれていない場合が多く、気づいたときについ強くこすってしまいがち。

アルカリ性の汚れを簡単に落とすのはお酢などの酸性食品が効果的ですが、ポットに使うとお酢のにおいが付いてしまうため、においのしないクエン酸がおすすめ。クエン酸はドラッグストアに必ず置いてあるので、ポットを使う方は常備しておくと便利です。

1. ポットの電源を切り冷めたらお湯を満タンに入れる
2. 水1Lに大さじ1の割合でクエン酸を入れ、1度沸騰後2時間程度放置する。
3. 水を捨てて内釜をよく洗う。

クエン酸洗浄後、水あかが取り切れていないならもう一度行ってみましょう。この方法だと食器用洗剤を使わないので、洗剤成分がお茶に入る可能性がなくなり安全性が増します。

詳しい掃除方法については以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。

タイガーの電気ポットといえば「とく子」が人気ですが、電気ケトルなら「わく子」もおすすめです。わく子は、シンプルなデザインでスタイリッシュな印象です。しかし、熱くなりにくい二重構造や、細い注ぎ口で使いやすい設計もポイントです。

電気ポット・電気ケトルそれぞれ利点は異なりますが、使いたいときにサッとお湯を沸かせる電気ケトルも候補にいれてはいかがですか？電気ケトルが気になる方や電気ポットと電気ケトルの違いが知りたい方は下記の記事が参考になります。

まほうびん構造のラインナップが多いタイガーの電気ポットですが、安全性・利便性・節電などをポイントにすると目的の商品を見つけやすくなります。象印の製品も良品が揃っているため、じっくり比べて自分にぴったりな電気ポットを見つけてください。