【ショート】バリカンでセルフカットするコツ｜女性・男性どちらも！簡単なやり方は？

ハサミでセルフカットはやってみたいけど「バリカンでのやり方がよくわからない」「自分で切るのは難しそう…」そう思っていませんか。「うしろはセルフだと失敗しそうで怖い」と思いがちですが、実は簡単な3ステップで理想のヘアスタイルを実現できます。

この記事では、女性が自分で髪を切る方法、ショートヘアなどなりたいヘアカタログとおすすめバリカンまで紹介します。バリカンとお家にあるものを使ったセルフカットで、簡単にヘアサロンに行ったようなスタイルを手に入れましょう。

記事後半では万が一失敗した際の対処法も解説します。頻繁にカットしてスタイルを維持したい方や、お金をかけずにオシャレで理想的なヘアにしたい方も、バリカンを使って自分で切るのはどうでしょうか。ぜひ最後まで読んで役立ててください。

1. コーム
2. バリカン
3. ハサミorすきバサミ
4. ヘアゴム　
5. 散髪ケープ
6. タオル
7. しきもの

コームは長さを整えるのに必要です。バリカンは使い勝手のいいコードレスがおすすめですが、細かな毛を洗い流しやすい丸洗い可能なものや、子どもの髪を切る等の出番が多い場合は機能性を重視したものを選びましょう。ハサミorすきバサミはなくても問題ありませんが、微調整や軽さを出したいときにあると便利です。

ヘアゴムは小さななものを選び、うしろを3箇所ブロッキングします。タオルは首や肩に髪クズが付くのを防げるのであった方がいいです。散髪ケープはゴミ袋でも代用できます。しきものは新聞紙で代用も可能です。床にそのまま散った髪がばらばらにならないように、広めに敷いて臨んでください。

一般的に美容院では、シャンプーしてからカットに入ります。髪を濡らすと髪がまとまりやすくカットしやすくなるからです。事前準備として、霧吹きまたはシャンプーをして髪を濡らしましょう。また、ショートカットでの失敗の多くが長さが均一ではない点です。

先にウェットヘアにしておけば毛先の長さが決まりやすくなります。さらに、髪のキューティクルを開かせ、髪へのダメージを最小限に抑えるためにも大切なステップです。ただし、くせ毛を生かしたままスタイリングを楽しみたい方は、乾いたままでカットしてももちろん構いません。自分の髪質をチェックしてから始めてください。

1. 服の上から肩にタオルをかけしきものを敷く
2. 散髪ケープまたはゴミ袋を装着する
3. 鏡で長さをしっかりと確認する
4. コームで濡れた髪のクセやうねりを整え長さを均一にする
5. バリカン・ハサミ（すきバサミ）・ヘアゴムは手の届くところにセットする

ヘアスタイルの好みはそれぞれあるように、ロングからのショート・ショートからのベリーショート等、スタイルは無限大です。セルフカットだからこそ、理想の髪型にできます。しっかりと目標を定めてカットに臨みましょう。また、髪は湿っている状態で準備に入ってください。

失敗の原因に、ブロッキングが甘い点が挙げられます。ブロッキングとは、髪を切りたいパート毎に分ける作業です。太めのゴムでしっかりと分けましょう。細かく分ける方法もありますが、ここでは簡単に3箇所で完結させます。

1. 切り過ぎを防ぐためにうしろを切りたい部分より少し下で結ぶ
2. カットの際ずれないよう左右もうしろと同じくきつめに結ぶ
3. コームで確認しながら横との長さを揃える（定規を使うのもOK）
4. 鏡を見ながら最終調整する

バリカンを持ってうしろ→左右の順にカットしましょう。うしろで結んだゴムをバリカンを持っていない手でしっかり固定します。太めのゴムを使用すると、ゴムの幅だけ長さにゆとりが生まれ切りすぎを防ぎます。

束の量が多い分カットに時間がかかるので、バリカンを持つ手もヘアゴムを固定する手もできるだけ動かさないように注意してください。

美容院でもカット前にヘアクリップでブロッキングを行いますが、自宅でのセルフカットはヘアゴムを使い、うしろ・右・左の3箇所のみのブロッキングでOKです。このとき太めのヘアゴムを使えば、切りすぎを防げます。

毛束を強く結びカットの位置が決まったらずらさないように気を付けてください。ここで注意してほしいのは、うしろの髪を結ぶときに少しだけ結び目手前を緩める点です。きゅっと気持ちだけ緩めれば、仕上がりの際内側が外側より短くなり見た目良く仕上がります。

理想の長さが決まっていても、カットする前に少しだけブロッキングの位置を下げて、気持ち長めに切るのがおすすめです。少しだけ下げれば仕上がりの切りすぎを防げます。切りすぎてしまうと後戻りはできませんので注意してください。

あとから微調整が可能なように、理想より長めに仕上がりをイメージしながらカットするのがポイントです。ヘアゴムの太さでイメージよりも長くなり誤差も生み出せますので、気楽にセルフカットを楽しんでください。

美容院でカット前に髪を濡らすのは、カットする長さがずれないようクセやうねりをとるためです。ほかにもキューティクルを逃さず髪を傷めないメリットもあります。クセ毛を生かしたままのカットなら乾いた髪でもセルフカットは可能です。

シャンプーのあとでカットできるようにする場合、コームでとかすとカットしやすくなります。また、乾いた髪よりも散らばりにくいのでお掃除も簡単です。

「仕事で美容院の時間が取れない」「せっかくのお休みなのに美容院もお休み」「予約がいっぱいで行けない」といった経験はありませんか。セルフカットならすべて叶いますし、道具さえそろえれば、自宅で好きな時間にカットできます。

慣れてくると10分でセルフカット・10分でスタイリングして出掛けられるので、美容院に行く時間がない時に便利です。また、時間をかけたくない方にとってもぴったりのやり方になります。

「サロンでカットしたけれど、希望通りじゃなかった」といった経験はありませんか。しかし、もっとこうしてほしいと再度希望するのも気が引けてしまいますよね。時間とお金を割いたけれど、不満が残る結果になった方も少なくないです。

そんな方にはカットの長さもミリ単位で調整可能・時間に縛られない・理想の髪型にできるセルフカットがおすすめです。失敗できないと思われがちですが、「あと少し切りたい」「いまやりたい」そんな理想もバリカンでのセルフカットなら実現可能です。

性別を問わず美容院でプロにカットしてもらえば気持ちがよくさっぱりとしますし、新しいヘアスタイルはどんな時も心まで豊かにしてくれます。しかし、1～2か月経つと髪が伸び重くなり始めるので、次の美容院の予約を考えないといけません。

美容院の料金の相場はサロンや美容師のランクによって変動します。一般的にサロンの場合は最大5千円程度、美容師の追加料金で2千円程度かかります。一方、男性の場合、カットの金額は2千円未満が半数以上で、女性よりお金をかけない傾向にあります。

低価格のサロンや追加料金のない美容師を選んだとしても、女性はカット代がかさみます。月に最低5千円かかると仮定すると、年間で6万円にものぼるカット代を費やしている計算になります。カット代不要なセルフカットなら、理想のスタイルが手に入る上に節約にもなるのです。

坊主スタイルは顔のパーツが引き立ちますし、シャンプーの時短やヘアケア用品にお金がかからないといったメリットがあります。バリカンでのセルフカットも、1度長さを決めればアタッチメントの調整も不要ですし、技術も必要ありません。

ツーブロックは男性に人気があり、女性ウケもいいスタイルです。流行にも左右されにくいので、飽きにくくスーツからカジュアルまで幅広いファッションにも対応します。ツーブロックを維持したいのであれば、左右が均一になるようこまめにバリカンで整えましょう。

ソフトモヒカンは、スタイリング次第でワイルドにもカジュアルにもアレンジが可能です。トップから襟足までの毛の流れが自然なため、ハサミと併用しながらバリカンでカットするのがおすすめです。もっと男性向けのバリカンヘアスタイルを知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ショートへ変身するなら大胆に、ロングヘアからのショートヘアならヘルシーに顔周りをすっきりとさせてみましょう。加えてヘアカラーも明るくすると、垢抜けた印象になります。前髪は残して重めに、左右は軽くしてみれば、顔周りがよりスッキリして見える効果も期待できるかもしれません。

肩まである髪をカットするならショートボブがおすすめです。バリカンで同じ長さにうしろと左右を切りそろえます。そして重みのある襟足を活かしたまま、ストレートアイロンやコテでふんわりと巻き上げましょう。巻きがきついと子どもっぽい印象になってしまうので注意が必要です。

ウルフカットは、髪全体は軽く襟足にレイヤーが入った動きのあるスタイルです。くせ毛を生かすならウルフカットが最有力候補です。バリカンを動かしながら襟足は長く、外側とトップはふんわりとカットしましょう。もっと女性向けのバリカンを知りたい方は、ぜひこちらの記事もチェックしてください。

まだバリカンの使用に勇気が持てない方、女性のように髪を自由に遊ばせられないとお悩みではありませんか。実際に、男性のスタイルはアレンジが少ないと思われがちです。しかし、モヒカン→ツーブロックに・ツーブロック→オシャレ坊主など、アイデア次第でアレンジは可能です。

また、万一失敗しても外出時は帽子をプラスして気分や雰囲気を変えられます。ニット帽や中折れ帽、折り返しのないニット帽ビーニーをいつものスタイルにするのもおすすめです。

「失敗がこわくてうまくカットができない」「切りすぎる」と不安に思う方も多いはず。しかし、万一の際もアレンジやスタイリング次第で見た目には全く分からなくなります。

まず、ショートやボブは、ヘアアイロンやコテでふわりと巻きましょう。普段から使っているもので、襟足を内側にくるりと巻きます。巻きすぎず空気が入ってふんわりするくらいがおすすめです。

ウルフカットであれば、ストレートアイロンで毛先を遊ばせたり、自由自在のスタイルを作り上げたりしてみましょう。外ハネと内ハネを交互に組み合わせてもスタイリッシュでおすすめです。あとはオイルやスタイリング剤で仕上げて完成です。

髪を切る頻度は、男性では坊主頭で1～2週間、ツーブロックで2～3週間が一般的です。女性のショートカットでは、だいたい1ヶ月半でカットするときれいな状態をキープできます。あまり髪が伸びすぎると、野暮ったく見えたり清潔感が損なわれるので、なるべく早めにカットするのがおすすめです。

ヘアスタイルは男女問わず1番に目が行く場所であり、また、自分のスタイルを主張できる素晴らしい表現方法です。自分のスタイルを好きな時間で最低限の費用で叶えたい方にはバリカンを使うセルフカットをおすすめします。バリカンで有意義な時間とヘアスタイルを自分で作り上げましょう。