ハンモックスタンドのおすすめ15選！軽量・コンパクトなタイプや自作方法も紹介

「木がない場所でもハンモックを張りたい！」という方は多いのではないでしょうか。アウトドアで使うハンモックといえば木に吊り下げて使うイメージがあると思います。そんなハンモックをどこでも使用できるようにするアイテムが「ハンモックスタンド」です。ハンモックスタンドがあれば、キャンプ場はもちろん、室内でもハンモックを設置できます。

しかし、ハンモックスタンドは種類が多いので、どれを買えばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。高価なものなので、絶対に失敗したくないですよね。

そこで、本記事ではおすすめのハンモックスタンドを15点厳選して紹介します。また、ハンモックスタンドの正しい選び方や自作方法についても解説するので、参考にしていただけると幸いです。

使用スタイルに合わせてハンモックスタンドのタイプを選びましょう。タイプは大きく折りたたみ式と組み立て式の2種類です。アウトドアで使用する方は折りたたみ式、部屋で使用する方は組み立て式がおすすめです。

折りたたみ式は軽くてコンパクトに収納できるので、持ち運んで使用するのに適しています。また、簡単に組み立てられるものが多いので、キャンプでの使用にぴったりです。家の中でも好きなところに設営できるのは魅力ですよね。組み立て式と比較して強度がないので、外に置いたままの使用はおすすめしません。

組み立て式は、強度が高く耐久性があるので、庭やベランダなどに長時間固定するのに適しています。安定感があるので、安心して身体を預けてリラックスしたい方におすすめです。

使用したい場所に適したサイズを選びましょう。ハンモックを買って後悔した方のもっとも多い理由が「サイズが思っていたのと違った…」というものです。後悔しないためには前もって設置するスペースの場所とハンモックスタンドのサイズを確認する必要があります。

部屋や庭に設置したい方は、設置するスペースの長さと幅を測り、そのサイズを参考にハンモックスタンドのサイズを確認して選びましょう。部屋に設置する方は高さも考慮する必要があります。

アウトドアで使用する方は重量をチェックしましょう。あまりに重たいハンモックスタンドなら持っていくだけでも嫌気がしてしまいます。できるだけ軽いものを選ぶのがおすすめです。

耐久性を重視するのであれば、金属製のハンモックスタンドがおすすめです。丈夫なので安心して長く使えます。また、木製のものに比べてリーズナブルなのも魅力です。

金属製にはステンレス・スチール・アルミの3種類があり、それぞれ違った特性があります。ステンレスは錆びにくいのでアウトドア向き。スチールは重いですが、安くて耐久性があります。アルミは軽くて持ち運びに便利です。用途に合わせて素材を選びましょう。

おしゃれなハンモックスタンドが欲しい方は木製がおすすめです。見た目がおしゃれで雰囲気がいいので、インテリアとしても活躍します。「部屋がおしゃれになると気分が上がる！」という方は多いはず。置くだけでナチュラルな雰囲気が出る便利なアイテムです。

ただし、金属製のハンモックスタンドに比べて重量があるので、持ち運びにはあまり向きません。また、木という素材の特性上、湿気に弱い部分があります。湿気の多い場所に長時間設置するのを避け、メンテナンス用ワックス等で時々お手入れをしてあげることが長く使うポイントです。

選ぶハンモックスタンドによって耐荷重が違います。耐荷重とは合計何kgまでの重みに耐えられるかという数字です。使用する人数と体重に合わせて、ハンモックスタンドの耐荷重を確認しましょう。

ハンモックは動きのある寝具のため、一時的に体重がかかり、静止時重量よりも重くなることがあります。そのため、耐荷重は余裕をもって選ぶことが大切です。安全のため、特にファミリー世帯は子供の動きにも注意してくださいね。

ハンモックスタンドの組み立て方もチェックしましょう。「設営・撤収時間をとにかく短くしたい！」という方は多いですよね。簡単に組み立てられるかどうかECサイトの口コミなどを参考にするのをおすすめします。

お気に入りのデザインを選びましょう。設置する場所のイメージに合わせて選ぶのがポイントです。部屋の雰囲気に合わせてハンモックをコーディネートしておしゃれな雰囲気を演出しましょう。

キャンプで使用する方は、お持ちのキャンプギアの雰囲気に合わせて選ぶとキャンプサイトがおしゃれに演出できます。ハンモックは存在感が大きなアイテムなので、デザイン選びが重要です。好みのデザインのハンモックは気分を高めてくれますよ。

ハンモックをお得に購入したい方は自立式ハンモックがおすすめです。「できるだけ安くハンモックを揃えたい！」という方は多いですよね。自立式ハンモックは、ハンモックネットとスタンドがセットになっています。ハンモックネットとハンモックスタンドを別々に購入する必要がありません。

自立式ハンモックならハンモックネットとスタンドのサイズが合わないという事もありませんし、別々で買うより安い場合もあります。お手軽にハンモックライフを楽しみたい人におすすめなので、ぜひ自立式ハンモックの購入も検討してみてくださいね。

DODは、大阪に本社を置く「ビーズ株式会社」が手掛ける日本のアウトドアメーカーです。DODのキャンプギアは、遊び心が盛り込まれたトリッキーなものが多くあります。国産で高品質であるのにもかかわらず、お求めやすい価格帯のアイテムが多いのも特徴です。

DODのハンモックスタンドは、木が1本あれば簡単に設営できる二又構造のハンモックスタンドです。設営・撤収が簡単にできるにもかかわらず非常に強度と安定が高いのが特徴です。コンパクトで軽量なので、気軽にキャンプに持って行けます。

ガビックは2012年に日本で設立されたフットボールメーカーです。スポーツウェアを中心にさまざまなものを取り扱っており、近年ではハンモックなどアウトドア用品にも力を入れています。高品質でリーズナブルなアイテムが多いのが特徴です。

「とにかく安いハンモックスタンドが欲しい！」という方はガビックのハンモックスタンドがおすすめです。非常にリーズナブルで、4,000円程度で購入できます。組み立てが簡単なシンプルな構造で、装飾がないスタイリッシュなデザインが特徴です。

ハンモックスタンドの自作に必要な材料を紹介します。すべてホームセンターで準備できますよ。

• SPF2×4材 　1600mm×4本　
• SPF2×4材 　1800mm×1本
• ソーホースブラケット×2個
• 強力ものかけC型×2個
• ビス51mm ×24本

DIYの定番木材「SPF2×4材」はホームセンターの木材コーナーにあります。反りが出るものがあるので、できるだけ真っ直ぐなものを選びましょう。ソーホースブラケットは、SPF2×4材を連結させるために使用します。

また、フックは腰掛けてもビクともしない「強力ものかけ」がおすすめ。ビスはソーホースブラケットを固定するために使います。ビスで木材を打つと木割れが起きてしまう場合があるため、先端に木割れ防止加工が施された「スリムビス」を使うのがおすすめです。

ハンモックスタンドの足の部分のSPF2×4材を4本とも1,600mmにカットします。まっすぐに丁寧にのこぎりでカットしましょう。手を切らないように軍手などを付けて作業するのをおすすめします。

先ほどカットしたSPF2×4材にソーホースブラケットを取り付けます。SPF2×4材の先端をストッパーに当たるまで差し込んで、取り付け穴にビス留めしましょう。

両サイドの足をつなぐためのSPF2×4材（1,800mm）にハンモックネットを掛けるためのフックを取り付けます。端から300mmの位置に下穴を開けて、フックを埋め込んでいきましょう。下穴を開けることで作業しやすくなりますよ。

カットした脚部分のSPF材4本と横に渡すSPF材をソーホースブラケットで連結固定させます。固定させたらハンモックネットをフックにかけて完成です。

また、ソーホースブラケットを固定したビスを外せば、コンパクトに収納できます。同じ要領でキッズ用のハンモックスタンドを作るのもおすすめですよ。

自作したハンモックスタンドは愛着が湧きます。また、購入するよりも費用を抑えられるのも魅力ですよ。世界でひとつだけのお気に入りのハンモックでリラックスする時間は最高です。

正しく安全にハンモックに乗りましょう。間違った乗り方をすると、生地が破れたり、地面に落ちたりするリスクがあります。ハンモックを十分に広げたら中央にお尻を乗せてから座りましょう。寝る時は、ハンモックに対して身体を斜めにするのが正しい使い方です。

一般的な寝方のイメージであるハンモックに対して平行に寝る方法は、バランスを崩す可能性があります。斜めに寝るか、もしくはハンモックに対して十字になるように寝るのがおすすめです。

ハンモックスタンドは、組み立てる時に怪我をする恐れがあるので注意が必要です。リラックスしようとしている時に怪我なんて絶対にしたくないですよね。

ハンモックスタンドを組み立てる際に注意すべきポイントが2つあります。指を挟まないようにすることと床を傷付けないようにすることです。説明書をよく読んで、安全面に十分注意しながら、マットや絨毯の上で組み立てましょう。

組み立ての際に工具が必要なハンモックスタンドもあるので、事前に確認しましょう。屋外で使用する場合は、スタンドが倒れる可能性がある凹凸の地面や、ぬかるんだ地面の上は絶対にNGです。必ず安定感のある平地に設置しましょう。