空気清浄機レンタルサービスのおすすめ5選｜個人・法人で利用可能！1ヶ月の相場も

家電などの生活用品を導入する際に、「レンタル」という選択肢が登場しているのを知っていますか。近年では空気清浄機においてもレンタルサービスが盛んになっています。今や空気清浄機は「買う」より「借りる」時代になりつつあるのです。

店頭価格が何万円もする最新モデルも、レンタルなら定額料金で利用できるのは魅力的ですよね。感染病などの影響もあり、これまで以上に空気清浄機の需要は高まっていると考えられます。

以上を踏まえ、購入よりもレンタルをおすすめする理由のほか、レンタルにおける機種の選び方を紹介します。おすすめのレンタルサービス業者を個人向け・法人向けともにピックアップしますので、ぜひ参考にしてください。

空気清浄機を導入する際、レンタルと購入のどちらにするかを考える必要があります。カギとなるのが費用の問題です。利用期間や使用法などを踏まえ、レンタルと購入のどちらがいいかを検討しましょう。

空気清浄機を購入する場合、基本的な費用として本体代と維持費が必要です。本体は安いものなら、2～3万円程度前後で購入できます。維持費の代表格はフィルタ代です。フィルタ交換は5,000円～1万円程度であり、ランニングコストとして大きなウエイトを占めます。また、本体故障時には修理や買い替えの費用も必要です。

空気清浄機レンタルの費用と期間はサービスの提供業者によって細かく分かれるものの、おおよそ1ヶ月あたり3,000円程度が相場です。料金にはメンテナンスや保証のサービスが含まれる場合もあります。週単位や3ヶ月単位などのように、サービスの提供業者によって契約期間が異なるので、利用の前には必ず確認しましょう。

空気清浄機の利用にはレンタルがおすすめです。主な理由としては次の3点が挙げられます。

• メンテナンスを任せられる業者が多く、手軽かつ快適に運用できる

• 契約期間の切り替え時に新品や最新モデルを選べる

• お試しサービスが利用できる場合あり

ランニングコストのカギとなるのはフィルタ交換です。空気清浄機を購入して長年使い続けた場合、本体が古くなってもフィルタ交換費用は一定のため、割損になってしまう可能性が高いです。金額面だけでなく手間や利便性を考えれば、レンタルの方がメリットが多くなることもあります。

空気清浄機のレンタルサービス業者には、法人向けのサービスを提供している会社もあります。とくに工場や大規模なオフィスなどに用いられる業務用の大型空気清浄機は、家庭向けサービスではレンタルできません。法人向けレンタルサービス業者については、リンク先でまとめて紹介しているので併せてチェックしてください。

最初に注目するべきは、レンタル料金・レンタル期間。1回あたりの契約料金につき、どのくらいの期間レンタルできるかという基準を表します。2週間や30日といった表現の場合も、月額料金や年間料金など一定のサイクルで再計算するのが一般的です。

なお、レンタル期間は最低利用期間とほぼイコールで、期間満了前に解約すると違約金を課されてしまいます。レンタル期間をチェックする際には、併せて最低利用期間も意識するようにしましょう。

空気清浄機のスペックとは機種の仕様や性能を示す指標で、本体のサイズや適用床面積などを表します。あらかじめスペックを把握しておくと設置場所のスペースを検討する判断材料になりますし、設置する環境の床面積に応じた機種を選べます。

ちな みに適用床面積とは、30分かけて空気をクリーンにできる範囲を面積で表したものを指します。空気清浄機を使用する部屋面積に対して2～3倍の適用床面積を持った機種を選ぶと、よりいっそう効果的です。

空気清浄機に加えて個別に加湿器や除湿器まで設置しようとすると、そのお金がかかってしまいます。近年はやりのウイルス対策として除菌機能も重要です。オールインワンのさまざまな機能を搭載した空気清浄器であれば、結果的には安く済み、1つにまとまっているため生活空間を余計に圧迫することなく便利です。

レンタルサービス業者によっては、お試しの利用が可能な場合があります。空気清浄機のレンタル自体が初めての場合は、まずお試しのサービスで感触を掴んでみましょう。お試しの要領も企業によって異なり、10日間無料のものや、有料でも格安で4週間利用できるなどさまざまです。利用前には公式HPを確認しましょう。

空気清浄機レンタルでは、故障時に保証を利用できる場合があるのも強みの1つです。新品購入の場合にもメーカー保証があるものの、対象期間が短かったり、故障の理由によっては対象外となったりする場合があります。一方レンタルの場合は月額料金に保証料が含まれていたり、別料金が必要でも格安で済んだりと、条件の敷居が低いのです。

基礎知識を踏まえ、空気清浄機レンタルサービスを提供している企業を5つ紹介します。各社ともそれぞれ強みや特色があるため、利用期間や用途に応じて選択するのがおすすめです。ぜひ比較検討してください。

シャープとダイキン、有名メーカー2社の空気清浄機を取り扱う美研は、リーズナブルな料金体系が魅力です。料金は月額1,900円からで、故障における保証と交換用フィルタが定期的に配送されてくるアフターサービスも好評となっています。ただし、契約に1年以上の縛りがある点には注意が必要です。

DMMが展開するサービス「いろいろレンタル」の中には、空気清浄機のカテゴリもあります。専門業者に引けを取らないラインナップで、多数の機種から選択可能です。特徴としては1ヶ月単位の契約になるため、入れ替えがしやすいです。ただし、予約制なので、人気機種は借りづらい場合がある点も押さえておきましょう。

ダスキンは1985年に空気清浄機のレンタル業を開始した、業界の草分け的存在です。契約は4週間単位で、自社の機種を提供できる点も強みとなっています。契約の際には初期費用として、フィルター代4,510円と保守料金3,000円が必要です。お試しの利用も可能なので、使用感を掴んでから本契約に移行するのも選択肢の1つです。

サブスクリプションサービス提供会社、クラスでは空気清浄機もレンタル可能です。対象メーカーはシャープ・日立・ダイキンの3社となっています。長期継続に伴って月額料金が割引かれるのが特徴で、25ヶ月以上および37ヶ月以上レンタルすると、更改前の半額以下にディスカウントされます。長期利用を考えている方にはおすすめですね。

レンティオでは豊富な種類の空気清浄機をレンタルできます。掃除機で有名なエレクトロラックス、調理器具が人気のバルミューダなど、空気清浄機の分野では比較的珍しいメーカーをラインナップしているのもユニークですよね。2週間のお試しサービスを有効活用すれば、お気に入りのメーカーを見つけられる可能性も上がります。

続いて、法人向けに業務用空気清浄機レンタルサービスを提供している企業をピックアップしました。業務用といえば、より広い適用床面積やパワーの強さが必要です。家庭向けとの違いにも注目しましょう。

一般的な空気清浄機の機能に、付着臭除去・ウイルス抑制の機能をプラスしたのがダスキンオリジナルの「空間清浄機」です。法人向けの大型タイプなら、最大84㎡の広さまで対応できます。4週間ごとに専門スタッフが来社し、フィルター交換などのメンテナンスを実施するのも特徴の1つです。料金体系は小型と中型・大型の2タイプに分けられます。

【クリア空間　小型】

【クリア空間 中型・大型】

オフィスエアの空気清浄機は幅42cm×奥行20cm×高さ50cmとコンパクトながら、床面積104㎡までの空間をカバーします。月額料金4,950円、初期費用・送料・解約金はすべて0円というシンプルな料金体系です。レンタル期間6ヵ月以上という条件が付くものの、期間満了後はいつでも解約可能で日割り計算にも対応します。

サニクリーン法人向けとしてはリーズナブルな料金体系となっています。小型タイプであれば、4週間2,750円で利用可能です。高性能な大型空気清浄機については地域ごとに条件が異なるため、応相談となります。機器の配達・メンテナンスについてはサニクリーンのスタッフが直接訪問の上、対応する要領です。

空気清浄機本体を購入するよりはお手軽ですが、「とりあえず」といった形でレンタルを決めるのはよくありません。レンタルをする際は、下記の注意点を意識するようにしてください。

【レンタル料金は適正価格か】

• の一般的なレンタル料金の目安として、2,500円～4,000円が目安です。これより高い場合は一考して、サービス内容の料金プラン等を見直すようにしましょう。

【故障・破損時の補償の有無】

• 故障したときや、破損させてしまったときの保証がちゃんとしているかも重要なポイントになってきます。特に、小さなお子様やペットを飼っている方は、不測の事態に備えておくのが肝心です。

【アフターケアの有無】

• 急な引っ越しが決まった時のレンタル商品やレンタル料金の処理や、操作がわからないときの電話対応等、さまざまな状況に応じたレンタルサービスを充実させているのが望ましいです。

空気清浄機レンタルの特徴やメリットなどについて、紹介しました。消費者にとって、空気清浄機について購入かレンタルかを選べるようになったのは歓迎するべき動向です。用途や目的に合わせて、空気清浄機のレンタルを活用してください。