DDタープのおすすめ7選｜組み合わせ・連結でアレンジ無限！【類似品や偽物に注意】

DDタープはイギリスにある、DD Hammocksというハンモックを作っているメーカーから発売されています。タープは日除け・雨除けとしての使用以外にも、前室としてくつろぐスペースや荷物置き場などを確保したいときに便利です。

DDタープはタープとしての役目はもちろんのこと、組み合わせたり連結したりすることでテント・シェルターとして使えることから、キャンパーの間で注目されています。しかし、サイズ展開が多いとどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。類似品や偽物も出回っているので慎重に選びたいところです。

この記事では、DDタープのサイズ展開や張り方について詳しく解説します。サイズ別のおすすめ商品もご紹介しますので、DDタープの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

DDタープは軽くて丈夫というのも魅力ですが、最大の魅力は多様なアレンジを楽しめることです。タープを張るときにロープを通すループが多く配置されているため、シーンに合わせてさまざまな張り方ができるのが特徴的です。タープ同士を連結して使うこともできます。

さらに7種類のサイズを展開しており、色違いを合わせると17種類からお気に入りを見つけられるのも魅力といえます。汎用性が高いのも、DDタープが多くの人に選ばれる理由です。

DDタープから発売されているタープの形は、正方形が4種類と長方形が3種類です。正方形は3m・3.5m・4m・5mの4サイズで、長方形はS・M・XLの3サイズを展開しています。さらに、SuperLight（軽量）・PRO（防水）があり、それぞれに仕様が異なるのもポイントです。

DDタープは商品名を見ればサイズがわかるので、ソロキャンプにはコンパクトサイズ、ファミリーやグループキャンプには大きいサイズというように初心者にも選びやすくなっています。

• ペグ・ガイロープ

DDタープには簡易ペグとロープが付属していますが、強度が足りない・長さが足りないなどの欠点が出てくるので別売りのものを使用するのがおすすめです。ペグは30cm程度のものを15本、ガイロープは自在金具がついた2.5mと4mのものを各5本程度用意すればほとんど対応できます。

• ポール

木の棒をポール代わりにしたり、木と木の間にロープを張るようなやり方でない場合はポールが必要です。ポールは付属品にないので、伸縮ができるポールを用意しましょう。さまざまな張り方に対応するなら4本、初心者の方は2本から始めてみてください。

• カラビナ

フルクローズで入口ループを留めるのに使えます。ハンモックを固定する・小物を下げる・ランタンをぶら下げるなどの使い方もできるので便利です。100円ショップなどでも手に入ります。

ダイヤモンド張りは、とても簡単で初心者にもおすすめの張り方です。DDタープとポールとロープが1本ずつ、ペグが5つあれば設営できます。鋭い三角形のようなシルエットにするのがポイント。

最初に1つの角を決めすぐ横のループ2ヶ所をペグダウンします。最初に決めた角の対角線上のループにポールを設置して、残りの角2ヶ所をペグダウンしたら完成です。ポールを立てるときにしっかりとロープを引っ張っておくときれいに張れます。

ビークフライは、ソロキャンプにおすすめな張り方です。見た目は三角形のシェルターのようなイメージです。DDタープとポールとロープを1本ずつ、ペグを4つ使います。まずはどこか1角を決め平行線上の角と、その上に1つおいて2つ目のループをペグダウンしましょう。

最初に決めた位置と平行線上の上にある辺の真ん中のループにポールを通して、最初に決めた平行線上の角にポールを持ってきます。ビークフライはフルクローズにもなりますが、もう1本ポールを使ってオープンにしても使えるのがポイントです。

A張りをするには正方形のタープが必要です。後はロープが4本、ペグが6つ、ポールを2本用意しましょう。A張りは真ん中に2本のポールを立てて、左右を対象に張るのがポイントです。左右はタープで覆われていますが、前後がオープンなので居住性がありつつ開放感もあります。

オーソドックスな張り方ですが、ポールの位置を見極めるのが少し難しいので初心者が1人で張るには何度も練習が必要です。

ステルス張りは風が強いときにおすすめの張り方で、正方形のタープが張りやすいです。まずは入り口を決めて、入り口の反対側の角を2ヶ所ペグダウンしましょう。入口側の角をそれぞれ1つ内側のループにペグダウンします。

ポールは入り口側に近い中央のループに来るよう立て、入り口側の残りのループをペグダウンすれば完成です。居住性を高めたいのであれば、内部にもう1本ポールを立てておくといいでしょう。タープをテントのように使いたいときにおすすめです。

パスファインダーは大きさや設営が手軽にできること、出入りがしやすいことなどバランスが取れた張り方です。フルクローズやオープンでも使いやすく、タープ泊のユーザーにもおすすめです。軽作業がしやすく、天候にも左右されづらいという点も魅力です。

パスファインダーはタープを外側が上になるよう広げ、奥側のループ二か所をペグダウンし、手前側にタープをずらしてペグダウンします。ポールを立て、3つのループをまとめてペグダウンし、ずらした位置のペグを前進させ綺麗に張ります。後ろのループを引っ張れば完成です。複雑な工程があるので説明書や参考書などをしっかり確認してください。

初心者でも簡単に設営できるのがアディロンダックです。アディロンダック単体でのタープ泊は難しいですが、デイキャンプや他のテントと併用するのにおすすめです。オープン型なので、前からは見えやすくはなってしまいますが、隣からの視線は防げます。

アディロンダックの張り方はまずタープを出入口が手前になるようにひし形に置きます。奥側の二辺の中心と頂点をペグダウンし、手前側の二辺の中心にポールを接続して立てます。最後に各頂点をペグダウンして固定していき、完成です。初心者の方は事前に練習してから設営するのがおすすめです。

DDタープは人気商品故に、品数が少なくなかなか入手できないことがあります。日本にも正規販売店はありますが、ネットでは偽物も出回っているので選ぶときは正規品かどうかを確認してください。

正規輸入品と並行輸入品の見分け方は商品ページの記載情報を確認することです。並行輸入品は偽物ではありませんが、輸入ルートが異なるため何かあった場合にアフターサービスが受けられない可能性があります。また、並行輸入品の中にも偽物がある場合があるので併せて確認しておきましょう。購入の際は注意が必要です。

DDタープは軽くて丈夫で初心者にも扱いやすいのが魅力です。サイズ展開が豊富なので、自身のキャンプスタイルに合わせて最適な商品を選べるのが嬉しいところです。テントと組み合わせたりタープ単体で使ったりと、いろいろなアレンジを楽しみましょう。