掃除機バッテリーの捨て方|ダイソンバッテリー回収ボックスはどこ?廃棄処分方法も
ダイソンやマキタなどのメーカーが販売するコードレス掃除機ですが、バッテリーの正しい捨て方をご存知ですか?バッテリーのリチウムイオン電池は発火する可能性があるため、誤った廃棄処分は大変危険です。本記事では、掃除機バッテリーの正しい捨て方や回収店舗について紹介します。
2023/12/27 更新
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バッテリーとして使われているリチウムイオン電池の中には、発火する恐れのある可燃性の有機溶媒が入っているため、外から強い圧力がかかると発火する危険性があります。そのため、燃えないゴミとして捨ててはいけません。
たとえば、ゴミ収集車で回収されてしまった場合、車の中や体の中で回転・圧縮されて発火する可能性があります。また、「資源の有効な利用の促進に関する法律」(2001年施行)に定められている通り、バッテリーは回収してリサイクルする必要があります。
無料で回収してもらえる対象は、リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池・小型シール鉛蓄電池です。シールの色で見分けられます。
リチウム電池の「小型充電式電池リサイクルBOX」はどこにあるのかについては、自宅の最寄りにあるリサイクル協力店を探してみましょう。一般的には家電量販店にありますが、一般社団法人JBRCの公式サイトでリサイクル協力店を確認できます。
また、各市町村の役所などにリサイクルボックスが設置されている地域あります。以下では、リサイクル協力店である家電量販店の例を紹介します。ヤマダ電機ではスマートフォンなどの小物家電の回収もしているのでチェックしてみてください。(※各公式サイトにジャンプします)
マキタでは小型充電式電池のリサイクルを行う団体「JBRC」の会員として、小型二次電池の自主回収及び再資源化活動をしています。 一般社団法人JBRCのページへ
ここまで掃除機のバッテリーの捨て方について説明してきましたが、掃除機本体の捨て方とバッテリーの捨て方を改めて確認していきましょう。
掃除機のバッテリーは回収ボックスへ出しますが、バッテリーを抜いた掃除機本体は、粗大ゴミまたは不燃ごみとして出せます。しかし、バッテリーが抜けなくなってしまった掃除機は、捨て方が難しく感じますよね。
自治体によっては「有害ごみ」として、不燃ごみや粗大ゴミとは別枠の回収日を設定して、リチウムイオン電池が抜けなくなってしまった掃除機や電化製品を回収しているところもあります。リチウムイオン電池がほかの不燃ごみに混ざって起きる火災が後を絶たないためです。掃除機本体を捨てるときは各自治体の情報を確認しましょう。