一般的に、人間にとって快適な温度・湿度は以下の数値といわれています。
- 夏場:25℃~28℃・45%~60%
- 冬場:18℃~22℃・55%~60%
温度・湿度ともに高すぎても低すぎても快適ではありません。特に、冬場は乾燥しやすくウイルスが活性化される時期で、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。さらに、空気中の水分が減少するだけでなく体内にもさまざまな変化が起こるのも要因です。
一方で、暖かくなるとさまざまな感染症にかかりにくくなるのは、ウイルスは高温と湿潤状態に弱いためです。このため、特に冬場は体調管理のためにも加湿器を使用して55%~60%の湿度を保ちましょう。
人の体にはウイルスから体を守る「バリア機能」が備わっていますが、肌や鼻などの粘膜が弱くなるとバリア機能が低下して風邪をひきやすくなるのです。乾燥と低温を避ける工夫をして、冬場の体調変化を防ぎましょう。