エアコンのガス漏れとは、「冷媒ガス」が何らかの原因によって漏れ出てしまうことです。普段、この冷媒ガスが循環することによって冷たい空気や暖かい空気を室内に送り込んでいます。通常であれば、冷媒ガスは室外機に封入されており、漏れたりするものではありません。
室外機の設置時に、室内機と室外機を配管で繋ぎ、ガスを開栓して工事は終了します。そして、冷媒ガスは室内機と室外機の間を循環しており、外へ出ることがないので、本来なら減ることはないのです。
何らかの原因で冷媒ガスが漏れ出てしまうと、エアコンの効きが悪くなります。そして、完全に冷媒ガスがなくなると、エラー表示が出てエアコンが作動しなくなります。効きの悪いエアコンを使い続けていると、エアコンが不必要に稼働してしまい電気代もかさみますので、ガス漏れが疑われる場合は早めに対処しましょう。