加湿器の電源が入らない・動かない！原因と解決方法｜故障した場合は？

「電源を押しても加湿器が動かない」「タッチパネルが反応しない」といった経験はありませんか？電源プラグがコンセントにしっかりと差し込まれていなかったり、水が足りなくなっていたり、すぐに解決できる場合もありますが、これだけでは解決しないときもありますよね。

特に、小さなお子様がいて急いでいるときや夜間の急なトラブルは気持ちが焦るもの。アイリスオーヤマやパナソニックなどのメーカーの説明書を読む時間も惜しい、そんな事態にそなえて電源がつかない場合の対処法をおさえておきましょう。

ここでは、加湿器の電源が入らない原因や加湿器を修理に出す方法について詳しくご紹介します。さらに、加湿器が故障した場合の修理費用の目安や修理期間についても解説しますのでぜひ参考にしてください。

加湿器の電源が入らないときは、そもそも電源プラグが抜けている場合があります。しっかり差し込まれているかを確認しましょう。電源プラグをコンセントに差し込んでも電源が入らない場合には、コンセントの差し込み場所を変えてみるのも一つの手です。もしコンセントの差し込み場所を変えても電源が入らない場合には、故障している可能性があります。

加湿器の電源が入らない場合には、ブレーカーが「切」になっているケースがあります。ご存じの通りブレーカーとは配線用遮断器を指し、一度に電気を使いすぎてしまったときに電気を遮断し、電線を損傷から守ってくれる機械です。もしご自宅のブレーカーが落ちていた場合は「入」にセットし、もう一度加湿器の電源を入れなおしてみましょう。

加湿器の吸い込みパネル・フィルターが外れていると加湿器の電源は入りません。いずれかが外れていないかどうか確認してみてください。更に、給水トレーがしっかりと本体に差し込まれていない場合にも加湿器の電源が入らない可能性があります。これらの点について確認してみましょう。

水の量が減ると自動的に電源が切れるようになっている加湿器もあります。その場合には、加湿器に水を補充して再度電源ボタンを押せば電源が入るはずです。水が入っていない状態でつけたままの場合にも自動で電源が切れる場合があります。

加湿器に水が入っていない状態で空焚きをしてしまうと、火事や漏電の恐れがあります。火事を防ぐために電源が切れてしまっているようなら、水がしっかりと補充してあるかを確認してみましょう。

加湿器にはヒーターモードがついているものもあり、このヒーターモードをオンにすると本体が熱くなるタイプがあります。その場合は問題ないのですが、本体に触れられないほどの熱さになっている時には故障している可能性もあります。

この場合には、電源を切って本体の熱を冷ましてから修理に出しましょう。通常、触れられないほどの熱さになる事態はないので、何か異常が起きていると考えられます。そのまま使い続けていると火事につながる恐れもあるので、使用はやめましょう。 

加湿器の電源が入らない原因は電池不足やチャイルドロックがかかっているなど、上で紹介した以外にも考えられます。ここではそんな加湿器の電源が入らない原因について、さらに詳しくご紹介します。

電池式加湿器の場合は電池容量が不足しているために電源が入らない可能性もあるので、電池の入れ替えをしましょう。充電式の加湿器の場合には、充電容量が足りないために電源が入らない時もありえます。10分程充電をしてみても電源が入らない場合は故障している可能性が高いので、修理に出しましょう。

最近の加湿器にはチャイルドロック機能が搭載されているものが増えています。チャイルドロック機能は、赤ちゃんが触って誤作動が起こらないようにするために搭載されています。

チャイルドロック機能をオンにしているときは、ボタンを押しても電源が入らなかったり、設定を変更できないように制限されている可能性もありえますので、加湿器の電源が入らない場合はチャイルドロック機能がオンになっていないかを確認してみましょう。

電源プラグ・チャイルドロックを確認しても電源が入らない場合には、加湿器が故障している可能性が考えられます。加湿器の故障が疑われるときは、家電量販店や修理業者で修理をしてもらいましょう。加湿器全体が壊れているのではなく、電源プラグのみが水没などの原因で壊れている場合もあります。

加湿器を修理する方法としては、専門の修理業者に依頼したり、家電量販店にもっていって修理してもらう方法があります。ここでは、それらの方法を使った加湿器を修理する方法についてくわしく紹介します。

加湿器の電源が入らない場合には、専門の修理業者に修理を依頼する方法があります。修理業者に依頼する場合には、事前に電源プラグが抜けていないか、チャイルドロックがかかっていないかを確認してみてください。

修理業者によっては、持ち込み修理だけでなく、宅配修理も行なっているところがあります。宅配修理を依頼すれば、加湿器を段ボールに入れて送るだけでいいので、とても便利です。

加湿器の電源が入らない場合には、その商品を買った家電量販店に修理を依頼するのがいいです。購入したお店であればその商品について説明がしやすいですし、ケーズデンキやヤマダ電機など、さまざまな家電量販店で修理の依頼を受け付けています。

実際にその加湿器を買った家電量販店であれば、保証期間などの関係で修理費用が安くなる場合もあります。そのため、家電量販店に修理を依頼する方法はとても簡単でおすすめです。

加湿器の修理にかかる費用の目安は業者によっても多少異なりますが、知識があれば、修理を依頼する業者選びにも役に立ちます。ここでは加湿器の修理費用の目安について解説します。

メーカーによっては、保証期間内の修理サービスが無料になる場合があります。さらに家電量販店が独自に定める延長保証の期間内であれば、家電量販店にその保証が使えるかどうか聞いてみましょう。

また、メーカーによってはメーカー保証プランに加えて延長保証を行っているところもあります。万が一そのメーカーで買った加湿器が故障してしまった場合は、修理料金が無料になる場合があります。

加湿器の修理には業者やメーカーによって料金に差があります。アイリスオーヤマから販売されているハイブリットタイプ加湿器の基板交換をする場合、修理料金は7000円です。シャープでは、加湿器が運転・加湿しない場合の修理金額の目安は14000～6000円です。

Dainichiの場合、通常のサイズの加湿器の修理料金の目安は5000円～8000円、大型の加湿器の場合は、5000円～10000円です。この料金には技術料プラス部品代のほかに出張料が含まれています。

加湿器の修理にかかる期間は、メーカーや故障具合によって変わりますが、3日～1週間くらいはみておきましょう。持ち込み修理ではなく宅配修理の場合には郵送の時間が含まれるため、目安よりはやや期間が延びる場合もあります。

加湿器の電源が入らなくなっている原因にもさまざまあるので、電源プラグの故障といった部品の交換・基盤の交換の場合は目安の期間ほどで修理が可能です。しかしあまりにも故障が激しい場合には、より長くかかる場合もあります。

コロンとしたフォルムと豊富なカラー展開が人気のしずく型の加湿器。とても人気が高いのでお持ちの方も多いですよね。しずく型の加湿器の多くは、超音波式の加湿器となっていて振動によって蒸気を発生させる仕組みです。もし、お手持ちの超音波加湿器が出ないなと思ったら、以下のトラブルが考えられます。

• 掃除の不足
  汚れやぬめりで振動が作動していない可能性があります。拭き掃除をしてください。
• カルキやミネラルが原因
  上記の出口にカルキやミネラルが固まっているケースが考えられます。クエン酸などで落としましょう。

以下の記事でも解説しているのでさらに詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

シンプルでスタイリッシュな見た目から、人気の高いタッチパネル式の加湿器。便利でおしゃれですが、タッチパネルが反応しないで困った人も多いと思います。タッチパネルが反応しない時は、以下の対処法を試してみてください。

• 画面を拭く
  液晶の汚れを落としましょう。
• 指先を湿らせる
  乾燥していると動作しません。息を吹きかけて湿らせてください。
• 1本指の腹で操作
  他の指が触れていませんか？1本だけで触り、指の腹でタッチしましょう。

加湿器に落下や冠水による激しい損傷が生じている場合、修理が不可能なものもあります。その場合には、新しい加湿器に買い替えるほうが簡単で早いです。家電量販店やリサイクルショップに行けば安く買える場合もあります。

さらに、6月や12月のボーナスの時期、年末年始のセールの期間であれば、加湿器を通常の時期より安く買えるのでおすすめです。新商品が多く販売される9月であれば前のシーズンの型落ち品が安く売られるので狙い目です。

加湿器の電源が入らない原因や、加湿器を修理する場合にどうすればいいかをご紹介しました。加湿器の電源が入らない場合には、まずは電源プラグがしっかりと差し込んであるかを確認してみましょう。