ラジオ付きランタンのおすすめ6選｜アウトドアや防災に大活躍！

アウトドアでランタンは必須アイテムですが、テントの中でガソリン・ガスタイプのランタンを使うことは、火災の原因になるため危険です。そこで、電気を利用するLEDランタンがとても便利です。また、ラジオつきのLEDランタンは天候情報や災害情報を得られるので、アウトドアだけでなく災害時にも活躍します。

LEDランタンには、充電式かつ電池を使えるものも多いです。万が一、アウトドアの外出先や災害時に充電が切れても、電池があれば使えるのが魅力です。

さらに、アウトドアで山の中やスマホの通信網が届きにくい場所に出かけても、ラジオなら無線で電波を受信でき、今いる地域の天気情報や災害情報を得られます。本記事では、アウトドアや災害時に役立つおすすめのラジオ付きランタンを紹介します。

災害時、懐中電灯を持って行動することが多いですが、ランタンなら床に置いて使うこともできます。手で持つ必要がなく、両手が自由に使えるので、暗闇で作業や食事をする時の防災用グッズとして優秀です。

また、ランタン付ラジオは避難前にも役立ちます。避難が必要なほど危機的な状況というのは、風災・水災・地震も含めて停電してしまう場合が非常に多いです。しかし、ランタン付ラジオがあれば、避難前に停電が起きてもラジオで災害情報を聞きながら避難準備ができます。

LEDランタンの明るさは、ルーメンという単位で表されます。キャンプサイト内全体を照らすようなメインランタンの場合は、1000ルーメン前後（80W相当）がおすすめです。食事の時テーブルに置いたり、テント内などで手元に置く場合は150～300ルーメン必要です。

ただし、LEDランタンはルーメンが高くても、ガスランタン（100～200W）に比べると暗く感じるかもしれません。サブで使うライトとしてはちょうどいい明るさですが、メインライトとして使うのであれば、2つ以上組み合わせて使うことをおすすめします。

LEDランタンは、吊り下げ型・置き型の2種類の設置方法があります。たとえば、キャンプサイト全体を照らすメインライトに吊り下げ型を使い、テールブルライトとして使うサブライトは置き型と、使い分けをするとより快適に過ごせます。

また、夜間トイレに行く時には、ハンディタイプのLEDランタンもおすすめです。吊り下げ型・置き型・ハンディタイプの3WAYで使えるモデルもあるので、シーンや好みで選びましょう。

アウトドアでラジオを使う場合、居住地と違う地域でラジオをチューニングをする必要があるため、ラジオのチューニング方法を前もって確認しましょう。チューニング方法にはデジタル式とアナログ式の2種類があります。

デジタル式は、周波数が液晶表示になっており、ボタンで選局するため楽にチューニングできます。アナログ式は、聞こえてくる音を頼りに、ダイヤルを回してチューニングする方法です。便利なのはデジタル式ですが、使い慣れている方法を選ぶのも1つの手です。

まずご紹介する電源の入れ方は、「電池タイプ」です。乾電池を購入し保管しておく必要がありますが、停電などの災害時でもすぐに使えるのが特徴です。

手回し・ソーラータイプなどは事前に充電しておく必要があるため、いざというときに使用できるまで時間がかかる可能性があります。そのため、特に災害時用でランタンラジオを購入したい方におすすめです。ランタンラジオを保管するなら乾電池も一緒にしまって、必要時にすぐに使えるようにしましょう。

「蓄電式」タイプは、ラジオ付きランタン本体をコンセントから充電して使用するのが特徴です。乾電池を購入したり手回しをする手間がないのが魅力ですが、充電しておかないといざというときに使用できないのが難点です。

そのため、災害時用としては不向きなタイプです。最近のラジオ付きランタンは複数の電源の入れ方を採用しているため、「蓄電式」はラジオとして日常使いたいときにおすすめします。アウトドアでは問題なく使用できますが、事前にしっかり充電しておくのを忘れないようにしましょう。

「手回し」タイプは、その名の通り本体についているハンドルを回して充電するのが特徴です。「手回し」のみでしっかりと充電するのは難しいですが、いざ使用したいときに「乾電池がない」・「充電が切れている」といった事態でも電力を供給できるのが魅力です。

そのため、通常は「電池式」・「蓄電式」の電源の入れ方で使用しますが、万が一の補助の充電方法として搭載されいていると安心できます。また、商品によってハンドルを回す回数による電源の持ち具合は異なります。なるべく少ない回数で長時間使えるものを選べるよう、購入前に口コミなどもチェックしてください。

「ソーラータイプ」は、太陽光をソーラーパネルに当てて充電するのが特徴です。晴れた日であれば置いておくだけで充電ができ、乾電池や電力の消費を抑えられるのが魅力です。悪天候の日は充電できないため、「ソーラータイプ」は補助の充電方法として考えておいてください。

また、商品によっては晴れていない日でも、それなりに充電できるものもあります。「ソーラータイプ」の充電方式を活用したいと考えている方は、購入前に口コミなどをチェックしましょう。

その他、照明とラジオ以外にあると便利な機能を紹介します。

• ランタンの光量の調整機能
• サーチライト機能
• サイレン
• スマホ充電
• コンパス

購入の際にこのような機能がついているかチェックしましょう。サイレン機能があると、災害で逃げ遅れた時に大音量で周りに知らせることができますし、コンパスがついているとアウトドアで迷った時に便利です。

ラジオ付きランタンをキャンプで活用するメリットの1つが、熊よけ対策として使えることです。最近は、餌不足からキャンプ地に熊が出没し、人間が襲われることが増えました。獣害を未然に防ぐために、ラジオ機能を役立ててください。

熊は音に敏感なので、人間が出す音で人間の存在に気づき、逃げて行きます。昔からある熊よけ鈴はその代表です。ラジオの音を鳴らせば、ソロキャンプでも動物よけ対策に活用できます。しかし、人間の出す音に慣れた熊もいるので、万が一遭遇した際の対処法は前もって調べましょう。

ラジオ付きランタンがあれば、アウトドアや災害時に、明かりと緊急の災害情報の両方を得ることができてとても便利です。家に1台あると心強いアイテムなので、ぜひ今回の記事を参考にして、自分にぴったりのラジオ付きランタンをみつけてください。