ランタンケースのおすすめ5選！自作例や代用品も紹介

アウトドアになくてはならないランタンの中でも、特にオイルランタンは持ち運ぶのが大変ですよね。「うっかり落としてホヤが割れてしまった」「オイルが漏れ出して他の荷物に着いたにおいが取れない」など、困った経験はありませんか？

そのような方には、ランタンを衝撃から守って持ち運びを楽にするランタンケースがおすすめです。ランタンケースには保護力があり、ガラスが割れたり取手が曲がったりするのを防ぎます。また、使用後のすす汚れが他の道具につくのを防ぐなどたくさんのメリットがあります。

この記事では、おしゃれなコールマンをはじめ大型サイズやハードタイプなど、おすすめのランタンケースをご紹介します。自作方法や100均アイテムでの代用法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ランタンケースが欲しくて検索すると『ランタンケースはいらない』のキーワードを見つけて、「本当はいる？いらない？」と困惑している方も多いようです。必要性は人それぞれですが、ランタンケースは持っていた方がメリットが多いのも事実です。

強い衝撃でガラスの破損を防ぐだけでなく、ハンドル付きなら持ち運びやすくなります。また、燃料漏れを吸収したり、すすで他のギアを汚す心配もありません。ライターや替え芯など必要な小物を一緒に収納できるのも便利なポイントです。

ハードタイプやセミハードタイプは、硬質プラスチックやEVAフォームを素材にしたランタンケースです。ランタンをそのまますっぽりはめ込む感覚で使える丈夫な構造になっています。中に入れたランタンが外部の衝撃で歪んだり割れたりするのを防ぐおすすめのタイプです。

一方で、ランタンを取り出した後にコンパクトに収納できないのがハードタイプやセミハードタイプのデメリット。ケースの収納場所を確保しておきましょう。

ナチュラルな帆布やハードなレザー素材などを使用したソフトタイプは、手頃な価格でおしゃれな見た目のランタンケースを求める方におすすめです。また、ソフトタイプならランタンを取り出したらコンパクトにたたんで収納できます。

しかし、ソフトケースは先にご紹介したハード・セミハードタイプと比較して保護力は劣ります。破損の危険性はありますが、軽量性を求める登山やツーリングなどに適した素材です。

「グローブやスペアの芯なども一緒に収納したい」と考える方には、収納力が高いタイプがおすすめです。ランタン用オイルや乾電池・ライターなども一緒に入れられれば、必要なものを忘れずにすべて持ち運べます。

収納力が高いタイプは持ち手や間仕切りが付くなど機能面でも優秀です。また、複数のランタンを同時に収納できるタイプや、カトラリーなどのキャンプ用小物も入れられる製品もあります。

クッション性の高さは、ランタンケースを選ぶ際に忘れてはならないポイントです。ケースの素材自体が丈夫だとしても、持ち歩いているときに収納したランタンが揺れればホヤが割れる危険もあります。

衝撃吸収性があるクッションを内蔵したランタンケースは本体がかさ張るのが難点です。しかし、手元やサイトを照らす大切なランタンの破損を防ぐためにも、クッション性を重視して選ぶようおすすめします。

『Coleman（コールマン）』は、アメリカで創業した世界有数のアウトドア用品メーカーです。1900年代の初頭に生産を開始した高品質なガソリン式ランタンは軍装備品にも選定され、1976年に日本に上陸しました。

コールマンのランタンケースは、間仕切り付きの大容量サイズや出し入れしやすいフルオープンの製品などラインナップが豊富です。超軽量でも三層構造の補強板が入ったソフトタイプは持ち運びやすさに定評があります。

『FEUERHAND（フュアーハンド）』は、1893年にドイツで生まれた灯油ランタンのメーカーです。嵐の中でも炎を消さずに灯し続けるとの逸話から、ハリケーンランタンの別名で世界中から愛されています。

フュアーハンドのランタンケースは、すべてのパネルに衝撃吸収用クッションを内蔵したソフトタイプ。同社のベイビースペシャルや、人気のデイツ76も収納できます。蓋裏には替え芯やライターも入るメッシュポケット付きです。

「もっと安くて気軽に使えるランタンケースはない？」と考える方には、100均で買える保冷バッグで代用するのもおすすめです。保冷バッグは内部の温度を保つためのクッション剤が入っており、ランタンを傷つけずに保護するアイテムとして活用できます。

また、蓋が大きく開く構造の製品が多いのでランタンの出し入れも簡単。カラーやサイズも豊富なので、所有しているランタンの形状にぴったりな商品が見つかりますよ。

「もっと個性的なランタンケースがいい！」と思う方には自作もおすすめです。木材を箱形に組み立てて金網を取り付ければ、収納したままランタンを眺められるヴィンテージ風ケースが作れます。100均の木箱やウレタンを組み合わせて作るとより簡単です。

また、古着を使ってわずか5分で自作する方法もあります。子供のカーディガンやスウェットの袖をランタンのサイズに合わせてカット・手縫いすれば、あっという間にかわいいオリジナルケースを自作できますよ。

汚れや衝撃から大切なランタンを守るランタンケースをご紹介しました。保護力や小物も同時に収納できる機能性などを考慮しながら選ぶと最適な製品が見つかります。こだわりのランタンケースでお気に入りのランタンを長く愛用してください。