子供用バリカンのおすすめランキング｜赤ちゃん向けや西松屋の「パックンカット」も

子供の髪をカットしたいけれど、特に赤ちゃんであれば美容院に連れて行くのは難しく、自宅でカットになりますが、その際の危険性を考えるとハサミは避けたいところです。そんなときに便利なのが、子供用バリカンです。

子供用バリカンは西松屋などで販売されており、初めてのセルフカットも簡単で、ハサミよりも不安なく使用できます。とはいえ、我が子に使うものは危険でないものを選びたいと考えるのが親心です。子供用バリカンを選ぶにも、何を基準にしていいかわからない方を多く見受けます。

そこで今回は、子供用バリカンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事内では、子供にバリカンを使用する際の注意点についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

電源タイプは、電池式・充電式(コードレス)・交流式(コードあり)がありますが、子供用には電池式か充電式がおすすめです。充電式はコードレスなので、動き回る子供でも煩わしさがありません。ただし、充電時間と使用可能時間はしっかりとチェックしてください。

電池式は電池を入れるだけなので、充電時間がないときに便利です。また、価格が安めなので気軽に購入できます。ただし、若干パワーが弱いのでパワー不足を感じるかもしれません。また、電池交換が必要なためランニングコストがかかる点に留意しましょう。

セルフカット中に、バリカンの音が思ったよりも大きくて驚いて泣いてしまう子供もいます。そんな方におすすめなのが、静音性が高い商品です。

後ほどご紹介しますが、子供に優しい音量のキッズモードを搭載したバリカンもありますのでチェックしてみてください。静かなバリカンで子供が不安なくヘアカットができるように、静音性は購入の際にチェックしたいポイントです。

バリカン使用後のお手入れ方法もチェックしておいた方がいい項目です。バリカンの刃部分が取り外しできる着脱タイプのものであれば、お手入れが簡単です。また、バリカンを使った後の刃や本体がそのまま水洗いできるタイプの商品であればよりいいです。

ブラシでお掃除しなくてもそのまま洗い流せるので、お手入れの手間も軽減できます。何もしなくても刃の切れ味をキープする自動研磨機能付きの便利なバリカンもあります。

バリカン初心者の方が使用する際に、カットが簡単になるアタッチメントがついていると便利です。毛量が多い場合には、スキ刈り用のアタッチメントを、ツーブロックにしたい場合には6mm〜9mm前後の刈り高さアタッチメントがおすすめです。

また、うまく刈りづらい耳周りや襟足部分などの専用アタッチメントがついている商品もあるので、チェックしてみてください。ただ、どのアタッチメントもあまりにも柔らかすぎると、うまく刈れない場合もあるので気をつけましょう。

子供用のバリカンを選ぶ際にはメーカーにも注目しましょう。パナソニックやフィリップスなど、子供用でもさまざまなメーカーからバリカンが出ています。メーカーによって性能が違うものもあるので、一度確認してみてください。

パナソニックは7つのアタッチメントで自在に長さを変えられるバリカンや、毛クズを吸引してくれる機能がついたバリカンなど便利なものが販売されています。カットモードER-GF81は7つのアタッチメントが付いたバリカンで子供だけでなく大人にも使えるものです。

カットモード毛クズ吸引ER511Pは中のファンがカットしながらも毛クズを本体に吸収してくれるので、後片付けが楽になる便利なバリカンです。

フィリップスの5000シリーズはキッズモード搭載モデルです。子供用のモードで、静かに毛をカットできるので音にびっくりすることもありません。こちらのモデルはキッズモード以外にも通常モードがあるファミリーモデルなので、お父さんも一緒に使えます。

1mm単位で27段階調節が可能なので、自由に髪の長さを変えられます。親子で使えるバリカンをお探しの方や、バリカンの音に悩まされている方はこちらのモデルをチェックしてください。

今までのチェックポイント以外にも、見るべき点があります。たとえば、バリカンの重量です。バリカンは重さがあると、意外と手に負担がかかり疲れてしまうので重すぎないかをチェックしておきましょう。同じく手が疲れにくいように、グリップの握りやすさも確認したいポイントです。長く使う前提で、自分に必要な機能を考えてから購入してください。

西松屋で売られている「ロゼンスター ミニクリッパー」は、軽くて片手でも扱いやすく、静音設計なので赤ちゃんにも使用できます。刈り高調節は3mm～15mmまで5段階から選べて、スライドさせるだけなので操作も簡単。乾電池式なのでコードの煩わしさもなく、好きな場所で使えるのが特徴です。

パナソニックの「パックンカット」も人気商品の1つ。ハサミのように髪の毛をはさんでカットできるほか、刃が直接肌に触れない設計です。

では、セルフカットを実際に自宅でする際に子供用バリカン以外にあったら便利なものをご紹介します。バリカンだけでもカット自体は問題なくできますが、仕上がりをよくするためにはあったらいいものばかりなのでチェックしてみてください。

• 髪用はさみ
• 髪をとくためのくし
• 余分な髪を止めるためのヘアクリップ
• タオル
• そのまま使いすてできる新聞紙などの敷物
• 散髪ケープ

子供用バリカンを使った基本的な切り方手順・コツは以下の通りです。

1. 髪を濡らして乾かし、くしを使って髪全体を整える。髪の毛は十分乾かす
2. 髪の毛が長い場合は、バリカンをかける前に散髪用はさみで短くカット
3. バリカンを使って襟足からカット開始。左・中央・右と3分割し、下から上に向けてバリカンを滑らせる
4. アタッチメントを付け替え、本体の長さが3～5mm程度短くなるよう変更
5. 耳回りのカットを開始。耳の近くでの操作は子供が嫌がる場合が多いため、声をかけつつ耳を塞いで進行
6. 髪全体のカットに移行。はさみ中心で進行する。バリカンで髪をすく場合は、すき刈り用のアタッチメントが付いているものを使用する

※音が出ます

男性に人気の髪型であるツーブロックも、コツをつかめばセルフカットでできます。以下にポイントをまとめましたので、ぜひチャレンジしてください。

• 仕上がりイメージを決めて、その写真を探し用意する
• カットに必要な道具を用意する
• 両サイドの刈り上げるラインを決めて、ダッカール（髪留めクリップ）で留める
• 決めたライン上に非利き手を置き、ラインギリギリまでバリカンを入れる
• 産毛シェーバーで残った髪や産毛を取り除く
• バックはサイドより長めに設定し、サイドと同じ要領でバリカンを入れる

子供用とはいえ、バリカンには刃が取り付けられています。好奇心旺盛な子供は興味を持つとなんでも手に取ったり動かしてみたりするものです。親御さんがちょっとその場を離れたときに、バリカンに触って怪我をする可能性もあります。バリカンは子供の手が届かない場所に置く、子供から目を離さないなど危険を回避するのを最優先してください。

髪の毛が濡れたままバリカンを使用するのはおすすめしません。素人が髪を濡らした状態でおこなうと、くせ毛の流れや毛量を把握できず思っていた髪型にならない場合が多いです。また、バリカンの刃がさびてしまう原因にもなるので、バリカンを使用する時は髪の毛がしっかりと乾いた状態で行いましょう。

子供の集中力が途切れないうちに済ませようと焦ると、頭皮を傷つけたり思っていた以上に短く刈ってしまったりします。バリカンは正しく使用すれば、子供の頭皮を傷つける心配はありませんし、焦らずゆっくり進めても数分で終わるので、焦らずゆっくり行いましょう。

上の子に使ったバリカンを久しぶりに引っ張り出して下の子の髪をカットする場合、古いものは刃がサビている可能性があります。サビた刃は切れ味が悪く、髪が引っかかったり絡まってしまいます。新しいバリカンでも、使用後に水洗いして水気が拭き取れていないとサビてしまうため、しっかり水気を拭き取ってからしまってください。

セルフカットの初心者は、したい髪型のイメージより長めにカットしましょう。最初からイメージ通りにカットしようとすると思ったより短くなってしまい、失敗する可能性が高いです。また、失敗しても長い方が段差が目立ちにくいです。

もし失敗してしまった場合は、プロに直してもらいましょう。この心構えがあればセルフカットも不安なく行えますので、何度も挑戦しながら少しずつ上達してください。

まずは褒めましょう。じっとしていられたら褒める、バリカンの音や振動が苦手でも我慢できたら「えらいね」「いい子ね」など、とにかく褒めてあげましょう。褒めるときは笑顔で子供の目を見て褒めるのも大切です。

お気に入りのアニメや動画を観ていれば気がそれるので、案外うまく行く場合があります。普段からアニメや動画を夢中になって観ている子供には有効な可能性が高いです。カットする前にDVDやタブレットなどを用意しておきましょう。

子供の集中力はあまり長く続きません。年齢による違いもありますが、バリカンを使うのは30分以内がおすすめです。子供によっては30分持たずに飽きてしまう場合もあります。この場合は、無理強いすると苦手意識を持つので、時間をおくか日を改めましょう。

ここまで子供用バリカンについて説明してきました。自宅で簡単に子供のセルフカットをできるのはとても便利です。初めてでも使いやすい商品はありますので、ぜひ紹介した選び方や注意点、おすすめ商品を参考にしながら、最適と思えるものを見つけてください。