電動爪やすりおすすめ13選｜肥厚爪を削るには？【赤ちゃんから高齢者まで】

普段爪切りを行うときは、爪切りを使用する方が多いと思います。しかし、爪切りでは爪の形を整えるのが難しいため、つい切りすぎてしまい後悔します。深爪になって傷みを感じる方もいますよね。また、二枚爪に爪切りを使って負担をかけると、さらに大きく裂けてしまいます。

そんなときは、電動爪やすりで削ることで爪への影響が少なくなるのでおすすめです。電動爪やすりであれば深爪せず爪を整えたり、表面を磨いてピカピカにしたりできます。高齢者の介護でも爪のケアがしやすい道具です。しかし、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いです。

そこでこの記事では、電動爪やすりの選び方や赤ちゃん向け・高齢者向けなどのおすすめ商品を紹介します。また、電動爪やすりの使い方・注意点や肥厚爪にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

爪は1枚に見えますが、実は3層構造になっています。断面が広い爪切りで切りっぱなしにしておくと、乾燥して二枚爪になる場合があります。切り方が悪いと巻爪になったり縦にひび割れたりして、傷みを伴うパターンもあるので気を付けましょう。

電動爪やすりを使うと、爪への負担を軽減できます。また、爪切りとやすりを1台でこなすので、爪の表面を磨いてマニキュアを塗ったようにピカピカに仕上げられます。爪への負担を減らしきれいに整えられるのが1番のメリットです。

赤ちゃんの小さくて柔らかい爪に爪切りを使うのは少し怖いですが、伸ばしたままにはできません。そんなときは、赤ちゃん用の電動爪やすりを使えば、簡単に爪を整えられます。また、高齢者の方でも扱いやすいタイプがあり、介護用としてもおすすめです。

メーカーによってはアタッチメントを使い分け、甘皮の処理をしたり爪の表面をピカピカにしたりできます。金属製のやすりがついていると、ジェルネイルをオフしたいときに使いやすいです。

日頃からネイルサロンでケアをしている方であれば、自宅でセルフネイルケアができるのでサロンに行く手間が省けるだけでなく、サロンの費用を節約できます。さらに、指先を常にきれいに保てるため、仕事柄マニキュアが塗れない方にもおすすめです。

電動爪やすりは主に、回転式と往復式の2種類の方式があります。それぞれに使い勝手が異なりますので、自身にとって使いやすいと思える方を選んでください。

回転式はアタッチメントの部分が高速で回転します。爪に軽く当てるだけで長さを整えたり、アタッチメントを変えて爪表面を磨いたりできます。モデルによっては速度を調節できるものもありますが、高速で回転するので爪に強く当てすぎないように当てるときの角度には注意が必要です。

アタッチメントはジェルネイルの際にはおもに6つ使用します。付け替えることで、ジェルネイルのオフやルースキューティクルの除去、爪の表面をなめらかにしたりできます。必要なアタッチメントが付属していることを確認しましょう。

回転方向を変えられる機能がついていると、利き腕ではない方の手でも簡単にケアできます。あまり時間をかけず、スピーディーに仕上げたい方には回転式がおすすめです。

往復式はアタッチメントが往復するタイプで、回転式よりパワーは弱いため初心者におすすめです。パワーが弱いのでケアには少し時間がかかりますが、摩擦熱が少なく爪へのダメージを軽減できます。

パワーはありませんが、細かい作業が可能になるので細部まで丁寧に仕上げたい方には最適です。また、爪切りやハサミの使用が怖い赤ちゃんの爪にも、気にせず使用できます。

普段ネイルをしないような人にもおすすめです。爪の表面をと整えるアタッチメントと、つやを出すアタッチメントを付け替えるだけでネイルを塗らなくても光沢感のある爪をつくれます。

電動爪やすりの形状には、ペンタイプとグリップタイプがあります。ペンタイプは細長くペンのように持てる形状で、さまざまな機能が備わっており爪を整えやすいのが特徴です。ネイルケアなどの細かいケアをしたい方におすすめのタイプです。

グリップタイプは全体的に幅が広く握るように持つ形状で、肌に優しい特徴があります。また、赤ちゃんやお年寄りの方でも問題なく使用でき、怪我などの不安がある方にもおすすめです。

爪を美しく整えるのを目的に電動爪やすりを選ぶのであれば、甘皮ケア機能付きがおすすめです。甘皮が多すぎると爪に行くはずの水分が奪われるため、爪が乾燥しやすくなります。甘皮を処理すると爪の乾燥を防ぐだけでなく、爪の面積が広くなるので爪が長く見えるメリットもあります。

甘皮処理をして爪を健康に保ったり、マニキュアやジェルネイルの持ちをよくしたりする効果が期待できます。ただし必要以上に処理しすぎると爪に負担をかけるので、適量を見極めるのが大切です。

ペディキュアはサンダルを履いたときに足をきれいに見せてくれます。見えないところにもおしゃれをしていると女子力の高さをアピールできますが、かかとがガサガサでは台無しです。電動爪やすりに角質除去できるアタッチメントがあれば、自宅でも簡単に角質ケアができます。

かかとの角質以外にも、ウオノメやタコに使用できるモデルであればセルフケアでも足裏やかかとをきれいに保てます。アタッチメントを洗えるると衛生的に使い続けられるので、水洗いできるものがおすすめです。

電動爪やすりは使用中に削りカスが出ます。爪だけでなくかかとの角質ケアをするときも、思っている以上に削りカスが出るので気を付けましょう。

防水機能が備わっていると、お風呂で使えるので削りカスの掃除が楽です。また、爪や角質がふやけて柔らかくなるのでケアもしやすくなります。さらに、使用後に丸洗いできるので衛生面もケアできます。洗って衛生的に使いたいのであれば、防水機能をチェックしてください。

セルフジェルネイルをしている方は、ジェルネイルをオフできる機能があると使いやすいです。ジェルの表面を削るだけでもアセトンを使う時間を短縮できるので、爪への負担を軽減できます。オフにかかる時間も短縮できるため、セルフケアがとても楽になります。

また、サロンに行かなくても手軽にオフできるので節約にもなります。頻繁にネイルチェンジしたい方にもおすすめですが、ネイルの削りすぎには十分注意してください。

電動爪やすりのヘッド部分にLEDライトが付いていると、どの角度からも手元を照らせるので見やすくスムーズにケアできます。自身でケアするときはもちろん、赤ちゃんや高齢者のケアをするときに手元がよく見えるのは使いやすいです。

細かいところまでケアしたいときや仕上がりにこだわりたい方は、確認しやすいLEDライト付きがおすすめです。

電動爪やすりの給電方式にはコンセントで給電するタイプもありますが、電池式と充電式はコードレスで使用場所を気にせずに使えます。電池式はどこでも好きな場所で使用できますが、使い続けるには電池が必要なのでランニングコストと電池交換の手間がかかります。

USBなどで給電できる充電式は電池不要なうえに、充電のときの電気代もわずかです。手軽さとコスパを考えて選ぶのであれば充電式がおすすめです。ただし、バッテリー残量が少ないと途中で使えなくなる場合があります。選ぶ際は、フル充電までの時間と連続使用時間を確認してください。

電動爪やすりのなかには、動作音が気になるものもあります。夜間に使用すると音が響き、赤ちゃんや高齢者の介護時には驚かせてしまう場合もあります。そのため、動作音が気にならない60㏈程度の静音設計タイプを選ぶのがおすすめです。

出かけた先でもネイルケアなどをしたい方には、持ち運びが簡単なコンパクトサイズやケース付きの製品をおすすめします。ネイルは日々のお手入れが大切です。コンパクトサイズの爪やすりなら、空いた時間を有効活用しネイルを常に美しく保てます。

また、巾着付きの製品もありますが、チャックなどで密閉できて中身が落ちる心配のないケース付きの製品の方がおすすめです。

アタッチメントは素材によっても使い勝手が変わります。ガラス製や金属製は長持ちし、削りカスが付いても洗えるので清潔に使いたい方におすすめです。ただし、持ちがいい分価格が高くなる傾向があるので注意してください。

紙やすりは価格が安いので気軽に購入できますが、消耗が早くやすり面がなくなったら使えません。購入の際は予備が付属しているか、付属がない場合は追加購入できるかを確認しておきましょう。

電動爪やすりを人気メーカーで選ぶのもおすすめです。電動爪やすりはさまざまなメーカーから販売されています。なかでもパナソニックやコイズミなどは美容家電に力を入れており、プロのような仕上がりを自宅で簡単に再現できる高機能商品を展開しています。

電動爪やすりは簡単ですが、使い方を間違えると爪や爪周辺に負担をかけてしまいます。正しい使い方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

電動爪やすりの用途は基本的に、爪の長さを整える・爪表面を磨く2つです。アタッチメントの種類によっては甘皮処理や角質ケアもできますが、まずは基本的な使い方をマスターしてください。

長さを整える方法は、爪に軽くアタッチメントの先を当てるだけです。1度に済まそうとせず、少しずつ角度を変えてこまめにケアするのを意識してください。

爪表面を磨くときも同じように、優しく軽く当てて手早く済ませましょう。爪は乾燥するとトラブルが起きやすいので、仕上げにネイルオイルで爪表面と周囲を保湿するといいです。ネイルオイルがなければハンドクリームでもOKです。

電動爪やすりを使うと、思った以上に削りカスが飛び散ります。ケアするときは下に新聞紙やキッチンペーパーを敷いておくと後片付けが楽です。また、削りカスを吸い込む場合もあるので、マスクの着用をおすすめします。

本格的にネイルケアをしたいのであれば、集塵機を準備しておくといいです。ジェルネイルをオフするときにも使えます。

肥厚爪とは、長いあいだ力が加わることで分厚くなってしまった爪です。足の爪によくみられますが、爪が厚いと割れやすく、靴を履くと痛みが伴うなどトラブルが生じます。対処法としては削ることですが、あまり分厚くなってしまっていると、電動爪やすりといえどセルフで削るのは難しいです。

進行している場合は無理にセルフケアをせず、皮膚科などで受診して処置してもらうのがおすすめです。

結論からいうと、ダイソーやニトリでも電動爪やすりは販売されています。ダイソーからは300円（税込330円）ではありますが、「電動美容ネイルケア」の名称で、持ち運びのしやすさ・使いやすさにこだわった3つのアタッチメント付きの商品が販売中です。

また、ニトリからは以下のような製品が販売されており、コスパを重視する方でも、選択肢はたくさんあります。

犬や猫を飼っている場合は爪のケアが必須となりますが、普通の爪切りでは嫌がる場合が多いですよね。犬・猫用の電動爪やすりなら、音も静かで手軽に扱えるので、犬や猫も落ち着いてケアを受けられます。爪やすりによっては、爪の長さや硬さに合わせて削るスピードを調整できたり、体格に応じて研削ヘッドを変えられるなどの機能が付いています。

以下の記事で、犬・猫用の爪切りについて詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

電動爪やすりは赤ちゃんから高齢者まで、楽しくネイルケアができます。アタッチメントを使い分けるとおしゃれ目的のネイルケアにも活用できますので、本記事を参考に用途に合わせて最適な電動爪やすりを選んでください。