授業用ペンタブレットおすすめランキング6選｜液タブをノート代わりに！勉強用にも

最近では、タブレット端末を使ってオンライン授業を実施する学校が増えています。また、遠隔授業は一方的に授業を受けるのではなく、積極的に参加するスタイルが主流になりつつあります。そこで欠かせないのがペンタブレットです。

ペンタブレットはイラストを描くだけでなく、勉強用のノート代わりとしても使えます。場所やデバイスを選ばず使えるZoomや、リモートワークや会議に便利なTeamsにも便利です。さらに、先生や生徒がデジタル上で書いたものを双方が確認できるので、効率が上がります。

そこで本記事では、授業におすすめのペンタブレットを選ぶポイントや注意点・液タブや板タブを含むおすすめランキングをご紹介します。オンライン授業に必要なアプリやツールもご紹介していますので、学生の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ペンタブレットは、マウスに比べて操作性が優れており、手首や指への負担を軽減できます。種類は板タブレット（板タブ）と液晶タブレット（液タブ）の2種類があり、用途によって選択肢は変わります。ご自身に合った種類を見つけてください。

板タブレットはマウスの代わりにペンを使うタイプで、板に書いたものがパソコンモニターに反映されます。ペンはマウスに比べて、字を書いたり計算したりしやすいためオンライン授業や会議に便利です。

ただし、手元と画面が離れているため、思ったところに線を引けないデメリットがあります。多少のズレはありますが液晶がない分価格が安く、学校側で大量購入したり生徒が購入したりするのであれば板タブレットがおすすめです。

液晶タブレットは画面に直接書き込めます。アナログでイラストや図形を描くのと同じ使用感があり、繊細なタッチができるのが特徴です。また、描いた内容がすぐに反映されるため集中して作業に取り組めます。

授業でグラフ・写真・図・イラストを描く方や、芸術関係の方におすすめです。また、先生側が使うのであれば液晶の方が使いやすいです。

オンライン授業ではPDFや授業スライドを多く使用します。ペンタブレットなら、PDFファイルに書き込んだ内容がリアルタイムで反映され、生徒も質問をしやすい状況が作り出せます。先生からの一方通行な対面授業よりも、スムーズに意思疎通を図りながら授業ができて魅力的です。

また、ノート代わりとしてデジタルデータを使用・保管できるのもポイントです。従来であれば、紙で保管していた授業の資料などをすべてタブレットに保管できるため、収納スペースに困りません。

ペンタブレットを使えば、板書のときよりも正確に図形やグラフを書けます。図形ツールやグラフツールを使って書いたり、適当に書いた図形をきちんとした形に変換できる機能を使ったりして見やすく分かりやすい図形やグラフを書けるのが魅力です。

先生が図形やグラフを授業に取り入れやすい上、生徒にとっても視覚的に分かりやすい授業になるといったメリットがあります。

ペンタブレットはペンの色や太さを変えられるので、先生の授業の方向性を表現しやすい点がメリットです。対面授業では引き出せない、新たな授業スタイルで生徒の集中力とやる気を引き出せます。

また、先生も生徒の集中力が上がり授業を理解している手応えを感じやすくなります。双方の意欲と自由度が向上し、相乗効果が期待できますね。

ペンタブレットでは、用途に合わせたサイズの見極めも重要になります。ペンタブレットとパソコンのモニターサイズが違いすぎると、ズレが生じ使いにくいです。そのため、サイズはパソコンのモニターサイズに合わせるのがおすすめです。

ペンタブレットの人気メーカー、Wacomのサイズを例にして適したサイズと入力範囲をご紹介しますので参考にしてください。

ペンタブレットはサイズが大きくなるにつれて価格も高くなる傾向があります。中には格安価格のモデルもありますが、用途や使用頻度によっても最適な商品は変わるのでしっかりと見極めましょう。購入してから後悔しないように、適切な価格・サイズ・性能か事前にチェックしてください。

ペンタブレットによってはパソコンに対応していないモデルもあります。パソコンに反映させる目的で購入した後にパソコン非対応だったと気づいては困りますよね。そのため、パソコンに対応しているかは要チェックです。

パソコンではなくスマホで使用する場合は、AndroidとiPhoneで自身のスマホに対応しているかどうかもチェックしてください。

ペンタブレットはメーカーやモデルによって性能が大きく変わります。高性能なほど使い勝手は良くなりますが、価格も高くなるので注意してください。使い勝手を重視するのであれば、解像度・色域カバー率・応答速度・視覚角などをチェックしておきましょう。用途がはっきりしている場合は、性能が用途に合っているかを見極めてください。

用途に合ったペンタブレットを購入できても、初めて使うときは戸惑ってしまう場合も。いざ授業で使おうとしても、使い方がよく分からないと困ってしまいますよね。購入したらまずはペンタブレットに慣れておくのがおすすめです。

先生側が使用するのであれば生徒のやる気を引き出せるよう、カラフルな色使いやひと目で分かるような資料作成の練習をおすすめします。いずれの場合も、練習して使い方を把握しておけば本番でスムーズに使いこなせます。

オンライン授業に必要なツールとして、ZoomやGoogle Meat・Microsoft Teamsがあります。オンライン授業はビデオ配信によって授業を行うため、このようなビデオ会議のツールが必須となります。どのツールも無料で使用可能です。

活用すべきアプリとして、MicrosoftのOneNoteがおすすめです。OneNoteはデジタルノートを使えるアプリで、ノートを取る以外にもタスク管理や表作成など、たった一つのアプリでさまざまな用途を行えるため、勉強などの効率が向上しますよ。ぜひ、活用してみてください。

ペンタブレットはマウスよりも使い勝手が良く、繊細なタッチできます。授業に集中しやすく楽しく学べるのもペンタブレットの魅力です。ご紹介した選び方とおすすめ商品を参考にして、充実した学習生活を手に入れてください。