中古ワイヤレスイヤホンはどう？危険？｜デメリットや注意点を踏まえた選び方も

通勤通学や自宅で音楽・動画を楽しむときにワイヤレスイヤホンを使用している方は多いです。また、リモートワークが普及して、WEB会議で使用する方も増えています。そのようなときに使用する安いワイヤレスイヤホンが欲しい方には中古品がおすすめです。

特に、Bose・SONY・ゼンハイザー・Beats・sudioなど人気ブランドモデルが欲しい場合や試したい場合、中古品なら安価で購入できます。また、限定品や生産終了モデルは中古でしか手に入らない場合もあります。しかし、中古品は他人が使用しているため、状態や衛生面が不安ですよね。

そこで本記事では、中古ワイヤレスイヤホンの選び方・快適に使用する方法・購入するときの注意点を詳しく解説します。高級イヤホンや限定品が安く手に入る可能性もあるので、ぜひ参考にしてください。

中古ワイヤレスイヤホンは、すでに使用されているイヤホンなので、傷や汚れが気になる可能性やバッテリーの持ちが悪い可能性があります。そのため、安心してイヤホンを長く使いたい方は新品のワイヤレスイヤホンがおすすめです。

しかし、中古ワイヤレスイヤホンを買う最大のメリットとして、価格を抑えて購入できる点があります。新品だと購入に手が出しにくいイヤホンも、中古であれば手に入りやすい価格で買えます。

中古ワイヤレスイヤホンを購入するときは、最初にパッケージとアクセサリーがあるか必ず確認しましょう。

• パッケージ

パッケージは必要ない方もいるかもしれませんが、パッケージがある商品は比較的きれいな状態のものが多いです。新品に近いような商品がいい方は、パッケージの有無を確認してください。

• アクセサリー

アクセサリーは購入するイヤホンに合ったものでないと使用できない可能性があります。イヤーピースのような付属品がそろっているか確認しましょう。また、ワイヤレスイヤホンは充電が必須で、充電器や充電器ケースの有無は必ず確認してください。

中古の場合は使用期間・販売日も重要なポイントです。ワイヤレスイヤホンにはバッテリーが搭載されているので、3年以上経つと充電できなくなる場合があります。使用期間が長いと劣化が早いため、状態を確認しながら見極めて購入してください。

また、販売日が古い商品は使用期間が短くても経年劣化ですぐ故障する可能性が高まります。使用期間・販売日と価格のバランスを見ながら購入を検討しましょう。

またワイヤレスイヤホンに搭載されているリチウムバッテリーは長期間使われていない場合完全放電が起こってしまっている場合もあります。そのような場合、充電ができないので仕様ができません。

イヤホンの状態を確認する場合は、以下の4点を自身の許容範囲と照らし合わせて確認しましょう。

• 未使用品または新品に近いものか
• ジャンク品や訳あり品ではないか
• におい
• 傷の有無

未使用品には未開封のものもありますが、新品とほぼ変わらないため中古品の中では価格が高くなる傾向にあります。ジャンク品・訳あり品は、通常使用に支障をきたす可能性があるので注意してください。また、ネット購入の場合はにおいに関しての確認が難しいので、販売者に質問しましょう。

中古ワイヤレスイヤホンを購入するうえで、商品保証の有無も大切なポイントです。しかし、メーカー保証のほとんどは購入履歴を確認するので、保証がある中古ワイヤレスイヤホンを探すのは難しいです。

中古ワイヤレスイヤホン販売店の場合は、販売店独自の保証を用意している場合もあります。販売店で購入する際には、保証があるかを含めて購入を検討しましょう。

中古ワイヤレスイヤホンを店頭で購入する場合は、イヤホンの音質や聴き心地を実際に体験できることもあります。試聴をする際はつけ心地やフィット感も確認してください。カナル型やイヤーフック式ワイヤレスイヤホンであれば自分で調節できる場合が多いので、イヤホンの形状にも注目しましょう。

フリマアプリやネットオークションで購入する場合、とても安い価格で購入できる可能性もあります。しかし、個人同士の取引となるためトラブルが発生しやすく、細心の注意が必要です。

フリマアプリやネットオークションでは、写真で商品の状態を判断することが多いため、購入した商品が想像以上に汚れている可能性があります。付属品の有無もよく問題になるので、あらかじめ出品者にしっかり確認しましょう。

また、メルカリなどのフリマアプリは出品者が専門店やプロではないため、トラブルが起きてしまう危険性もあります。万が一トラブルが発生した場合は、自分で対応しなければいけません。リスクを避けるためにも、基本的には専門店で購入するのがおすすめです。

中古ワイヤレスイヤホン買取専門店で購入する場合は、クリーニング・消毒済みか確認しましょう。クリーニング済みと書かれているワイヤレスイヤホンもありますが、書いていない場合はクリーニングや消毒がされていない場合があります。

また、実物を手に取って確認できる場合は、イヤーピースを外した部分を確認しましょう。汚れが溜まりやすい部分なので、汚れが気になるようであればクリーニング・消毒済みの場合でも再度クリーニング可能か確認してください。

購入後に自宅でもクリーニングを行うと、さらに清潔に使えます。中古ワイヤレスイヤホンを掃除する際は、ウェットティッシュやエアダスターを使用すると簡単です。エアダスターでホコリや細かいチリなどを掃除し、ウェットティッシュで細かい汚れを拭き取りましょう。

特にイヤーピースやイヤーピースを外した部分は、入念に掃除・消毒をしてください。細かいところに届かない場合は、綿棒や爪楊枝を使用すると簡単に汚れが落ちます。

左右一体型のワイヤレスイヤホンを自宅でクリーニングする場合は、コードをウェットティッシュで拭き取るとにおいが軽減されます。また、詳しいワイヤレスイヤホンの掃除方法に関しては、下記の記事を参考にしてください。

イヤーピースは肌に密着するため、どうしても汚れやにおいが付着します。クリーニング済でも気になる場合は、新しいものに交換するのがおすすめです。イヤーピースはカナル型であれば100円ショップでも購入できます。

特殊な形状のイヤーピースやイヤーフックを新しいものにしたい場合は、直接メーカーに問い合わせましょう。イヤーピースやイヤーフックのみ購入できることがあるので、使用する前に確認してください。

「ワイヤレスイヤホンを安く購入したいけど、中古はどうしても気持ち悪い」「中古だと不安」といった方は、価格の安いイヤホンやコスパが高いイヤホンを購入するのがおすすめです。しかし、安いイヤホンは質が悪い商品が多く、長期間愛用できるイヤホンを探すのは大変です。

そこで、以下の記事ではコスパが高いイヤホンや安いイヤホンの選び方を解説しています。おすすめの商品も紹介しているので、ぜひチェックしてください。

中古ワイヤレスイヤホンであれば、欲しかったけど価格が高くて購入できなかったモデルや、期間・数量限定のモデルを安価で購入できます。本記事を参考に衛生面やトラブルなどの注意点をしっかり確認したうえで、お気に入りのワイヤレスイヤホンを中古で見つけましょう。