ノートパソコンの画面が突然真っ暗になったら！パソコン放置？

ノートパソコンは起動しようと電源を押したとき・使用している最中・パソコン放置していたときなどに、突然画面が真っ暗になってしまった経験はありませんか。突然の出来事に「ノートパソコンが壊れてしまったのではないか」と心配になる方も多いです。

ノートパソコンは精密機械なので、メーカーに問い合わせるべきか自力で解決をするべきか悩みがちです。しかし、実は突然画面が真っ暗になる症状は自力で解決可能な場合があります。

そこで今回は、ノートパソコンの画面が真っ暗になってしまったときの解決方法を紹介します。再起動の方法や放電のやり方についても解説しているので、ノートパソコンの画面が真っ暗になってしまった際には、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

まずはじめに、ノートパソコンの電源が入っているか確認します。突然真っ暗になる原因には、充電が切れていたり、電源が入っていなかったりする場合があります。特に充電が少ないとノートパソコンが突然真っ暗になる場合が多いので、バッテリー残量には注意が必要です。

充電がない場合はパソコンに充電ケーブルを接続してください。充電ケーブルを接続してしばらく時間を置き、再度電源を入れて画面が正常につくか確認しましょう。

ノートパソコンの画面が真っ暗になっているのは、スリープモードになっている可能性もあります。この場合、タッチパッドを動かしたり電源ボタンを押したりすると復帰する場合がほとんどです。スリープ状態が長時間だった場合には復帰までに時間がかかる可能性があります。

また、画面を閉じてスリープ状態になっていた場合は、再びノートパソコンを閉じて少し待ってから開くのもおすすめです。全くノートパソコンが反応しない場合は電源を長押しして強制終了してください。

外部機器を接続している場合、出力先が外部ディスプレイになっている可能性があります。モニターの切り替え操作か接続を外して、ノートパソコンに画面が映し出されるか確認してください。

切り替えをしてもノートパソコンの画面だけ映らない場合は液晶が故障している可能性が高いので、メーカーに問い合わせたり液晶の修理に出すのをおすすめします。

外付けの機器を複数接続している場合は、すべて外してみるのもおすすめです。外部機器が電源を消費しすぎてノートパソコン本体が正常に動作していない可能性があります。

まずはじめに、ノートパソコンの電源ボタンを長押しして強制終了してください。強制終了後、外部機器をすべて外してから電源を入れて正常に画面が映し出されるか確認しましょう。

画面が真っ暗になる原因として、ノートパソコンの冷却がうまくいかずに熱暴走を起こしている可能性があります。保冷剤などで無理やり冷やさずに、自然にノートパソコンが冷めるのを待ってから電源を入れてください。

また、熱暴走はノートパソコンに汚れが溜まっていると起こりやすいトラブルです。故障を避けるためにも、普段からホコリやゴミが溜まらないようにお手入れをしましょう。

真っ黒な画面に白い文字が表示されている場合は、白い文字の指示に従いましょう。「Press F1 to Resume」や「Strike the F1 key to continue」と表示されている場合が多いです。この表示が出ていれば、キーボードの「F1」キーを押すと正常に戻る可能性があります。

ノートパソコンを再起動するのも対処法としておすすめです。カーソルが表示されて動く場合とカーソルが表示されていない場合に分けて解説をします。

カーソルだけが表示されて動く場合は、電源オプション画面が出せるのであればそのまま再起動を行ってください。電源オプション画面が表示ができない場合は、パソコンをセーフモードで起動させるのもおすすめです。

セーフモードで起動をさせられれば、トラブルの原因を究明できる場合があります。ウイルスやソフトウェアなどそれぞれの原因にあった解決方法を実行してください。

カーソルの表示がされず、電源は入るが全く操作できない場合は電源ボタンを長押しして強制終了してください。画面が正常に映し出されずにCPUの冷却ファンや電源ランプが点灯する場合は、BIOSが動作していない可能性があり、設定を初期化する必要があります。

機動の音は鳴るのに画面が正常に映し出されない原因の1つとして、ノートパソコン内部に電気が溜まっている可能性が考えられます。この場合は電源を切り外部機器との接続をすべて外して、30秒〜1分ほど放置しましょう。溜まっている電気が放電されるので、放置後に再度電源を入れてください。

また、長時間の使用や充電ケーブルに繋いだままにしておくと帯電しやすくなるので日頃から注意をする必要があります。さらに放電の際はスリープ状態ではなく、必ず電源を切るようにしてください。

ノートパソコンの電源を入れるとともに実行されるプログラム「BIOS（バイオス）」の初期化もおすすめです。ノートパソコンの起動時にメーカーのロゴすら表示されずに画面が真っ暗な場合は、BIOSが正常に動作していない可能性があります。

お使いのノートパソコンの手順に従って設定を初期化してください。それでも正常に起動をしない場合はマザーボードの交換やノートパソコンを修理に出す必要があるので、メーカーに問い合わせましょう。

どの解決方法を実践しても症状が改善されない場合は、ノートパソコンを強制終了してください。電源を長押しするなど、使用しているノートパソコンによって強制終了のやり方は違うので、1度メーカーに問い合わせるのがおすすめです。

また、強制終了するとノートパソコンが壊れてしまうとよく耳にしますが、1度の強制終了で故障してしまう可能性は少ないです。ただし、頻繁に強制終了をしていると故障に繋がる恐れもあるので、強制終了はやむを得ない場合のみの手段として実行してください。

上記でご紹介した方法でも改善されない場合はノートパソコンの故障も考えられるのでメーカーに問い合わせてください。自力でノートパソコンを分解してしまうとメーカーの保証が受けられなくなるので、無理をせずに問い合わせをおすすめします。

ただし、修理に出してしまうとデータが消えてしまう場合もあるので、普段からデータを別の場所に保存しておくと安心です。

今回はノートパソコンの画面が真っ暗になってしまった際の対処方法を紹介しました。突然画面が真っ暗になってしまっても、焦らず冷静に対処すれば解決できる場合がほとんどです。突然パソコンの画面が真っ暗になったときは、ぜひこちらの記事を参考にしてください。