無料サーバー！おすすめのレンタルサーバー｜広告なしや商用利用も

ブログやサイト運営をするには基本的に初期費用や月額料金が発生します。しかし、「ブログ運営に挑戦したいけれど、続くかどうかわからないのでまずは無料で試したい」と思っている方は多いですよね。そんな方のニーズに応えた、無料のレンタルサーバーが存在します。

無料レンタルサーバーは有料のものに比べて不便な点がいくつかありますが、月額費用がかからないため初めてブログ運営をする方におすすめです。実際に、個人サイトやブログは無料サーバーを使っている場合も多く、サーバー会社によっては広告なしでホームページが作成できます。

本記事では、無料レンタルサーバーを使うときのデメリット・比較ポイントを解説し、おすすめの無料レンタルサーバーを厳選して紹介します。無料レンタルサーバーが気になる方は、ぜひチェックしてください。

上記でお伝えした通り、無料レンタルサーバーは費用がかからず、手軽に始められるのが最大のメリットです。広く多くの人を集客する必要がなかったり、データが消失してもいい一時的なサイトを運営したりするのが目的である場合は、無料レンタルサーバーをおすすめします。

たとえば、「サイト・ブログ・ホームページの作り方を勉強したい」「日記や思い出の記録、備忘録的な文章など個人的な情報発信の場として利用したい」「サークルや仲間内で一時的に情報を共有する場を作りたい」などの場合は、無料のレンタルサーバーでも十分に活用できます。

無料レンタルサーバーは有料のものよりも表示速度が遅く、通信が不安定になりがちです。特に、WordPressは機能が充実している分サイト自体が重いので、大きな問題が発生していなくてもエラーでサイトが表示されないケースは珍しくありません。

エラーになった場合は、時間を空けてアクセスし直す必要があります。表示速度の遅さや頻繁なエラーはユーザー離れに繋がるため、集客目的で運用している方にとっては非常に不利です。

サイト運営をするときは、あらかじめ記事数や規模を想定したうえで容量を選ぶのが大切ですが、無料レンタルサーバーは基本的に容量が小さいです。有料のサーバーであれば最低でも10GB、大容量では300GB程のプランがあるのに対して、無料レンタルサーバーの多くが1～2GBしかありません。

1つのサイト運営であれば1～2GBでも可能ですが、複数サイトを運営するには容量が足りなくなります。容量不足になると、それ以上記事の追加や更新ができなくなるため確認が必要です。

無料レンタルサーバーのほとんどで広告が表示されます。広告が表示される理由は、サーバー会社が無料サービスを維持するための費用が必要だからです。そのため、自分のブログでもその広告から発生した利益はサーバー会社の収入になります。

この広告が邪魔だと思う方は、有料プランを検討するのをおすすめします。なお、無断で広告を削除するのは禁止されています。

サイトを運営していると「ホームページが表示されない」などのトラブルがよく発生します。そんなとき、有料レンタルサーバーでは電話やメールでのサポート体制が整っているので、スムーズに問題が解決できます。一方で、無料レンタルサーバーではサポート対応をしていない場合が多いです。

そのため、トラブルが起きたときはサーバー会社の「よくある質問」ページを見たり、ネット検索したりと自力で解決しなければならない点はデメリットの1つです。

無料レンタルサーバーはサーバー会社にとって利益がないため、いつ終了するかわかりません。終了してしまった場合はサイトが見れなくなるので、他のレンタルサーバー会社にサイトを移管する必要があります。

終了した際、データが消失してもいい場合や移管の対応が柔軟にできる方は支障ないですが、「大切なデータがなくなるのは困る」と思う方は有料レンタルサーバーをおすすめします。

ドメインとはサイトのURLで使われている「http://」以降の文字列を指し、ネット上における住所のようなものです。そして、自身で好きな文字列を組み合わせて取得したドメインを「独自ドメイン」と呼びます。

サイトのイメージに合わせた独自ドメインを作ると、ユーザーから認知してもらいやすく、またサーバーを移管しても同じドメインを使い続けられる点がメリットです。

サイト開設する場合は、簡単に運営できるWordPressを利用する方が多いです。しかし、無料レンタルサーバーのすべてがWordPressに対応しているとは限りません。そのため、WordPressを使いたいと思っている方は対応の有無を必ずチェックしましょう。

さらに、サーバーの管理パネルからWordPressを簡単にインストールできる仕様になっていると、素早くサイトを開設できるのでおすすめです。以下の記事では、レンタルサーバーでWordPressのサイトを運営する方法について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

HTTP/2は、従来の通信規格HTTP/1.1よりも少ない通信量で素早くデータの処理ができます。たとえば、ウェブページに表示する画像が複数ある場合、HTTP/1.1では1つ目の画像の読み込みが完了しないと2つ目の画像の読み込みが開始できません。

一方で、HTTP/2では複数のリクエストの同時処理が可能なので、同時にいくつもの画像を読み込めます。表示速度の速さを考えるとHTTP/2対応が望ましいです。

SSLとは氏名・住所・パスワードなどの個人情報が、悪質な者に盗まれないようにブラウザとサーバー間のデータ通信を暗号化して送受信を行うことです。これによって安全性が高まるため、多くのサイトはSSL化されています。

SSL化されていないサイトは安全面が不安なうえ、実際に「保護されていない通信」と表示されてしまいサイトの信頼性も低くなります。そのため、検索上位にも上がりにくいデメリットがあるので、無料レンタルサーバーでもSSL化できるかもチェックしましょう。

無料レンタルサーバーには商用利用が禁止されている場合があるので、収益目的でブログ運営を考えている方は確認が必要です。商用利用が禁止されている場合、ネットでの販売はもちろん、アフィリエイトやGoogleアドセンスなどの広告も貼れません。

商用利用可能な場合も多くの制限があり、実際には運営しにくい場合もあるため、あらかじめ利用規約を確認しましょう。

実は海外のレンタルサーバー会社も数多く存在します。海外のサーバーには、大容量で機能性が高いものもありますが、ほとんどが日本語に対応していないため使いづらさを感じる場合があります。英語が苦手な方、または初めてレンタルサーバーを利用する方は、安心して使える日本のレンタルサーバーがおすすめです。

今回は無料のレンタルサーバーについて詳しく紹介しました。無料でも本記事で紹介したような大手のサーバー会社であれば安心して利用できます。まずは、無料レンタルサーバーで気軽にサイトやブログを開設してみるのがおすすめです。