メカニカルキーボード人気おすすめランキング10選｜茶軸・青軸など軸の選び方も徹底解説！

メカニカルキーボードは各キーがそれぞれに独立した構造になっています。もしキーが1つだけ壊れてしまってもキーボードを丸ごと買い替える必要がなく、修理で直すことができます。また、耐久性も高くキーの打ち心地がしっかりとしているのも魅力です。

メカニカルキーボードには軸と呼ばれるキーボードのキースイッチが存在します。軸の種類はさまざまで、軸により打鍵感や静音性、キーを押す際に必要な力加減などに大きな差が出るのです。

メカニカルキーボードの軸がよくわからない

自分に合うメカニカルキーボードはどれ？

実は、たった2つのポイントを意識するだけでメカニカルキーボード選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは、

【結論】

• メカニカルキーボードは軸の種類で使用感が異なる
  →打鍵感の重さ・打鍵音など好みで選んでOK！
• 迷ったらスタンダードタイプの「茶軸」がおすすめ！
  →タイピングも軽すぎず重すぎず、心地よく使用可能

これが失敗しないメカニカルキーボード選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったらあとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

メカニカルキーボードの軸は、メーカーオリジナルも含めるとかなりの種類があります。
その中でも基本となる軸は「青軸」「茶軸」「赤軸」「銀軸」「ピンク軸」の5種類です。どれがどう違うのか迷われる方も多いですが、大まかに使用感で分けると3種類あります。

• クリッキー：しっかりした打鍵感で音が大きめ
  →青軸
• タクタイル：ある程度の打鍵感で軽めの音が出る
  →茶軸
• リニア：打鍵感が軽く、静音性に優れたものが多い
  →赤軸・ピンク軸・銀軸・黒軸

茶軸は最もスタンダードな軸で、打鍵感もちょうどいいのが特徴です。タイピングも軽すぎず重すぎず、心地よく使用できます。静音性の面ではあまり優れていないので、自宅用に向いています。

癖が少なく使いやすい軸なので、メカニカルキーボードを初めて購入するという場合に選択肢に上がりやすいです。また、とりあえず使ってみたいという方におすすめできます。

青軸は強い打鍵感が特徴です。しっかりとした重い押し心地を感じられるのでタイピングの力が強いという方にも最適です。タイピングのカチカチ音も響きやすいので、キーボードを打つ音を楽しむことができます。

静音性は低いので、個人で使う分にはぴったりですがビジネス用など周りに人がいる場所での使用には向いていません。自宅での力強く爽快なタイピングを求める方におすすめの軸です。

赤軸は基本の軸の中でも軽い押し心地で人気が高い軸です。茶軸と赤軸はどちらも癖がなく似ているため、どちらを選ぶかで悩むケースが多くなりがちです。

赤軸はクリック感がなくなめらかな押し心地で長時間使用しても疲れにくいのに対し、茶軸は赤軸よりも若干クリックが重めです。どっちにするか迷う場合、特にこだわりがないのであれば軽いタッチで快適な赤軸を選びましょう。

ピンク軸は赤軸の静音性を向上させた性能になります。クッション性にも優れているので指に優しいのが特徴です。静音性が高いため場所を選ばずに使用ができ、オフィスでのビジネスシーンにも向いています。

また、長時間のタイピングでも疲れにくいので快適に作業をこなすことが可能です。軽い押し心地で静音性も欲しいという方におすすめの軸です。

銀軸はクリック感が適度に軽く快適な押し心地が特徴です。キーストロークも浅めなので高速でキーボードを打ちたい場合に適している軸です。素早いタイピングはできますが、キーの音もあまり気になりません。

反応速度も速いので、ゲーム用のメカニカルキーボードに最適です。ただし、反応速度が速すぎるので、慣れるまで誤入力をしやすいのが難点です。

実際に押し心地を確かめてから購入する軸を決めたいという場合には、キーテスターを活用するのがおすすめです。

キーテスターはそれぞれの軸の押し心地を試すことができるので、失敗もなく安心して最適な軸を見つけることができます。安価に購入できるので、キーの押し心地にはとことんこだわりたいという場合は、ぜひ試してください。

ここまでのおさらいをしましょう。メカニカルキーボード選びで失敗しないためのポイントは、

キーボードは、使っているPCやタブレットのOSに対応しているものを選びましょう。
OSごとにキーの配列が異なり、違うキーボードを使うと誤入力が起きたり変換できなかったりとトラブルの原因にもなります。

複数のOSに対応しているキーボードもあるため、自宅と職場・PCとタブレットなど複数デバイスを使い分けている人はマルチに対応しているモデルがおすすめです。

キーボードの文字配列には、日本語配列と英語配列があります。日本語配列はJIS配列とも呼ばれ、「全角/半角」や「変換」など日本語を入力するためのキーがあります。初心者や日本語入力が多い方は日本語配列がおすすめです。

英語配列ではこれらのキーが無くなりますがショートカットを使えば代用可能です。英語配列ではキーの数が少ない分、ひとつひとつのキーが大きくなるため打ちやすくなると言われおり、特にゲームで使用する人に人気です。

キーピッチ=キー同士の距離、キーストローク=キーを押したときの深さを指します。

キーピッチが狭ければ、キーボード全体のサイズもコンパクトになります。主流のキーピッチは19mmですが、18mm・17mmのものは薄型・小型のモデルが多いです。ただし、自分の手のサイズに合っていないと打ちづらさ・誤入力にもつながります。

キーストロークも同様で、深さは本体サイズの違いとセットで考えられます。

• 2.0mm
  → ノートPC用・薄型のキーボードが多い
• 4.0mm
  →デスクトップPC用・キーに厚みがあり押し感が深い

外出先で作業する方は、コンパクトなモデルの方が持ち運びやすいですが、打ちやすさとのバランスも重要です。使用するスペースや状況に合わせて選びましょう。

数値入力キーをまとめて右側に設置している、電卓のようなものををテンキーと呼びます。数字を楽に打ち込めるのですが、その分キーボードが大きくなるのがデメリット。
テンキーが無くても数字入力はできるので、必要のない方はテンキーレスのモデルを選ぶとすっきりしますね。

ドリンクを飲みながら作業したい方は、防水性能のあるキーボードを選びましょう。万一こぼしてしまっても故障の可能性を減らせます。

また、キーボードは素手で触れるものなので、丸洗いできる製品なら衛生的でお手入れも簡単です。

キーボード以外にもマウス・トラックボール・ヘッドセットなど多くのPC周辺機器をリリースしている大手メーカーです。低価格から高価格帯まで製品の価格帯も幅広く、予算や用途に応じてメンブレン式・メカニカル式・ゲーミングキーボードなどさまざまなラインナップを誇っています。

丸みをもったデザイン性の高いキーボードも発売しており、打ち心地も幅広いラインナップの中から好みのものを選べます。

東プレはキーボードの国産高級メーカーとして大変有名で、キーボードシリーズ「Realforce」を展開しています。金融機関をはじめ、プロユースとして愛用されているキーボードで、高い信頼性と操作性を誇ります。

コストのかかる静電容量無接点方式を採用した業務用のキーボードで、打鍵音は静かで打ちやすく、耐久性が高いのが特徴です。

エレコムもロジクールと同じくPC周辺機器において有名なメーカーです。キーボードもワイヤレス・有線・ゲーミングキーボードなど豊富な種類があります。

ほとんどのモデルが1万円以下で買えて、安いものでは2,000円程度から。コスパ重視でキーボードを探している人はエレコムがおすすめです。

メカニカルキーボードのキーの1つが壊れてしまった場合は、壊れたパーツのみを取り換えることで修理が可能です。手順は以下のとおりです。

1. キーボード裏のネジを3か所外す(メーカー保証が無効になるので注意)
2. 傷つけないように慎重にカバーを外す
3. 裏返して壊れたパーツの裏の半田を2か所、半田吸い取り線を使って取り除く
4. 半田が取り外せたら表側のツメを押してスイッチを持ち上げて取り外す
5. 取り外したスイッチのカバーを慎重に取り外す
6. スイッチの接点を確認し、導通のチェックをする
7. 接点が浮くようになるように調節する
8. 組み立てて完成

白軸は現在、生産終了しています。

また特性がかなりピーキーなこともあり、見つけるのも困難です。特徴としては青軸よりもずっしりと重みのある打鍵感を楽しむことができます。カチカチっというクリック音もしっかりと響くので爽快なタイピングです。

キーの押し上げ圧が強く、クッション性も高いので長時間の使用でも疲れず快適な使い心地。ただし、静音性は高くないので、自宅での使用向きです。もし気にある方は、ECサイトなどをチェックしてみてください。

メカニカルキーボードは最適な軸を選ぶことがとても重要です。種類も多く特徴もさまざまなので選ぶのも一苦労ですが、自分に最適な軸選びをすることで快適なキーボード操作ができます。慎重に見極めて自分に最適な軸のメカニカルキーボードを手に入れましょう。