【2025最新】高校生向け電子辞書おすすめ9選｜カシオとシャープどっちがいい？

電子辞書に頼らなくても調べものができるツールが豊富にある今、本当に電子辞書は必要なの？と考える方は少なくありません。しかし、電子辞書は普段の学習や入試をサポートする目的に特化しているので、高校生の学習シーンには最適なアイテムです。以下で電子辞書をもつメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

高校への通学時間は、長い方だと2時間近くかかります。しかし、その間の時間を有効に活用できれば、大きな成績アップにつながります。最近の電子辞書には、テスト機能やリスニング機能が搭載されているものもあるため、重たい参考書を持っていく必要もなく、電車内でも迷惑にならずに勉強が可能です。

勉強でわからない内容が出てきた場合、辞書などを活用して調べる必要があります。しかし、携帯電話は使えないため、必然的に重たい紙の辞書を引かなければなりません。しかし、電子辞書であれば、国語辞典も英語辞書もコンパクトになっているため、大幅な時間短縮と効率化が図れます。

リスニングやスピーキングは、なかなか一人では練習しづらいです。しかし、最近の電子辞書には、リスニング機能はもちろん、スピーキングの練習や発音矯正などのコンテンツも存在します。これらの機能を活用すれば、自宅で一人でもリスニングやスピーキングの対策も簡単です。

アプリがあるから電子辞書はいらないなどの考えは、おすすめしません。スマホだと学校のルールで使用が制限される場面もあり、参考書はアプリ自体が少なく学習意欲に十分応えてくれるものがほとんどないのが現状です。

電子辞書であれば確実に「調べる」目的を達成できます。また、有料の辞書がたくさん入っている分内容が濃く、情報のソースもしっかりしている点は無料のネット検索・アプリより優秀です。

電子辞書にもレベルがあり、ハイクラスになるほど「英語系コンテンツ」や「用語集」などの取り扱いが増え、難関大学受験へのサポートが手厚くなっています。学習したい内容や、進学で目指す学校のレベルなどを考慮して、ご自身に最適なレベルのものを選択してください。

現在、カシオから「ハイグレード」「スタンダード」「エントリー」の3タイプ、シャープが「ハイクラス」「スタンダード」の2タイプを展開しています。

カシオのエントリーモデルがこれに該当します。唯一6教科対策が入ってないタイプではありますが、普段の学校使いと考えるなら十分使用できる範囲です。受験も視野に入れたい場合には、6教科網羅されたタイプの方が便利な場合もあります。

シャープ & カシオのスタンダード以上であれば、大学入試試験の6強化対策が入っています。基本的には高校生用なので「受験対策込み」が標準レベルです。もちろん、普段の学習から不足なく使用できるので、さまざまな教科に電子辞書を活用したいならスタンダード以上の電子辞書をおすすめします。

難関大学を目指す方には、標準タイプに加え上級の英和・和英辞典が内蔵されている電子辞書がおすすめです。特に「リーダーズ英和辞典」「リーダーズ・プラス」「オックスフォード連語辞典」「ロングマン英語アクティベータ」といった英語学習に特化した内容が充実しており、英作文の学習にも強い味方です。カシオではXD-SX4900W、シャープではPW-S1がハイグレードタイプに該当します。

音声や映像などで覚えることができるコンテンツが入っているものは、より五感で情報を吸収でき、勉強のやる気を高められます。理科や歴史など、写真や図解での解説があったり、活字以外の方法で興味を持続させられたりするコンテンツ・機能が豊富なものは、楽しく勉強を続けるにも効果的です。

電子辞書を高校を卒業してからも、長く利用したいと考えている方には、生活や実用面で利用できるコンテンツが収録されているものがおすすめです。英会話集や海外旅行例文、ビジネス用語辞典、家庭の医学などは、大学生や社会人になっても便利に利用できます。

検索結果を表示するディスプレイにもさまざまなタイプがあります。タッチパネル対応の機種なら操作がより直感的に行え、カラー表示に対応した機種なら図説がより分かりやすくなります。どちらもより充実した学習には欲しい機能です。

キーボードを外側に折り返し、タブレットのように縦型にして使える機種もあります。高機能な機種ほど価格も上がりますが、コストのみで判断してシンプルな機種を選ぶと物足りなくなる可能性もあるので、注意しましょう。

電子辞書の給電方法は、主に乾電池式と充電式に分かれます。カシオの電子辞書は乾電池(充電池も可)で電源を得るタイプのものが多く、シャープは充電式が採用されているタイプが多いです。

乾電池式は事前に充電する必要がなく、電池が切れても交換で使用を続けられる点がメリットです。一方、充電式は電池代がかからないので経済的で環境にも配慮できます。

持続時間は使用状況によって差が出ますが、基本的に乾電池が優位です。モバイルバッテリーのモデルがいいけれど長時間連続利用したい方には、給電しながら使えるタイプがおすすめです。

電子辞書は、新品であれば3万円前後する高価格帯の道具です。中には1万円を切る安価な機種もありますが、安い分内容もシンプルに抑えられており、日々の学習や受験対策にはおすすめできません。

少しでも価格を抑えた格安商品が欲しい場合は、旧年度に販売された型落ち機種を選ぶのがおすすめです。辞書は1年で内容が大幅に変化せず、機能面で妥協する必要もありません。ただし、2021年から導入された大学入学共通テストの対策をしたい場合は、最新機種を選ぶのがベストです。

辞書の内容が購入してから足りないと感じたり、高校を卒業してからさらに追加したくなる場合があります。カシオ・シャープの電子辞書はいずれもそういったニーズを満たすべく、追加ダウンロードに対応しているのでおすすめです。

EX-word(エクスワード)シリーズで知られるカシオの電子辞書は、多言語対応・百科事典収録など、全体に優秀な機能を持つ機種が多いです。高校生向けの機種もシンプルなエントリーモデルから英語学習に特化したものまで多数揃います。

動画や音声コンテンツなども充実しているため、学習用以上のスペックを備えた辞書がほしい場合はカシオの製品を選びましょう。乾電池(充電池も可)で電源を得るタイプの辞書が多いです。

Brain（ブレーン）シリーズが人気を集めるシャープの電子辞書は、英語学習用の参考書が収録されているモデルのように、より実践的な学習をサポートできる機種が多いです。1分野に特化した辞書が欲しい場合はシャープの製品から選びましょう。

ハード面ではキーボードを外してタブレットのような使い方ができる機種など、携帯性に優れたモデルが揃います。充電式が採用されている場合が多く、電池交換の手間などは必要ありません。

ここまで、電子辞書の二大メーカーであるカシオとシャープの製品の違いについて紹介してきましたが「結局どっちがいいの？」と思った方も多いのではないでしょうか。ここでは、実際に2社の2022年モデルの製品をご紹介しますので、ぜひ商品選びの際に役立ててください。

ここでは発売されたばかりの2023年モデルの商品を紹介します。最新機種が欲しい方はぜひ参考にしてください。

• XD-SX4820：英語だけでなく6教科に対応。さらに大学入学共通テスト対策もできます。
• XD-SX4920：ハイレベルな英語学習に対応。また難関大学合格に向けた学習もサポートしてくれます。期間限定でCNNのENGLISHI EXPRESSの無料配信サービスもあります。

決して安くはない電子辞書。持ち運びで破損させることは避けたいですよね。大切な電子辞書を長く愛用するためにも、電子辞書ケースに入れて安全に持ち運ぶようにしましょう。

性能は申し分ない電子辞書ですが、外見がかわいいといえるものが少なく、少し素っ気なく感じてしまいますよね。だからこそ、電子辞書を購入する際にはおしゃれでかわいいケースをセットで購入するのがおすすめです。

かわいくおしゃれなケースは以下の記事で紹介しています。電子辞書とともに、ぜひチェックしてください。

英和辞書のように大学でも使える機能が充実していたり、生活コンテンツに代表される日常の豆知識として持っておいたりしても損はありません。それでも、PCやスマホでまかなえる場面も増え、どうしても電子辞書に頼るシチュエーションが減る場合もあります。

ゴミとして捨てるのはもったいないといった場合には、中古品として売るのも1つの方法です。電子辞書は常に一定のニーズがあるので買取してもらいやすく、中古であっても状態によって1万円を超える価格で買い取ってもらえる場合も少なくありません。