【2024最新】名刺管理ソフトのおすすめ12選｜有料・無料それぞれ紹介

社会人の必需品である名刺ですが、名刺交換をするたび増える名刺にお悩みの方も多いですよね。連絡を取るときに大量の名刺から探し出すのも大変で、手入力でデータ化するのにも膨大な時間がかかって大変です。

そんな悩みを解決するのにおすすめなのが、名刺管理ソフトです。素早く簡単に名刺情報をデータベース化できるので、紙の名刺の保管スペースに困りません。データの検索も簡単に行え、ビジネスに役立つ便利機能を搭載したソフトもあります。

本記事では、名刺管理ソフトを導入するメリットや選び方について解説します。また、おすすめの名刺管理ソフトを無料・有料にわけて紹介し、各ソフトの価格や機能について比較表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

まず何より気になるのが、名刺管理ソフト導入のメリットですよね。主なメリットに以下の6点が挙げられます。しっかりと確認したうえで、導入する必要性を検討してください。

• 名刺情報を一元管理でして部署内で共有できるため、営業活動の効率が上がる
• 大量の名刺をデータで保存できるため、紙の名刺の保管が不要で紛失のリスクがない
• データの読み取りが簡単で検索機能があるため、必要な名刺データがすぐに見つかる
• 名刺管理ソフトを使用してオンラインで名刺交換すると、データが最新情報に自動更新するため肩書などが変わった場合も間違えない
• CRMと連携すると情報の手入力が不要で、メールの一斉送信が行えるなど作業効率が向上する
• アクセス制限がかけられるため、顧客情報を高いセキュリティで保管できる

紙媒体の名刺は増えるほど、保管場所を圧迫したり特定の名刺を探すのに時間がかかったりします。しかし、名刺管理ソフトで名刺をデータ化すると名刺を保管するスペースは不要になり、簡単に検索できます。また、社内で名刺情報の共有も可能です。

名刺の情報をデータ化する際には手作業で登録する必要があり、名前・会社名・所属・連絡先などの情報をすべて入力するのは多くの時間を消費します。しかし、名刺管理ソフトの多くは名刺情報をスマホやタブレットなどの機器で読み取れるため便利です。また、スマホアプリと連動すると、外出先から名刺情報にアクセスもできます。

名刺情報をデータベース化して共有できると、営業活動の効率化が可能です。名刺管理ソフトの中には専門の営業支援システム(SRA)や、顧客関係管理(CRM)と提携する機能を備えた製品もあります。

SRAやCRMは、営業日報のサポート・案件の進捗管理や情報分析・顧客の購買目的やニーズの情報管理といった便利な機能を搭載しており、営業や顧客に関わる業務の可視化・効率化に役立ちます。

名刺管理ソフトの多くは日本語と英語に対応していますが、中にはより多言語に対応したソフトもあります。多いものでは20言語以上に対応可能です。多言語対応ソフトは名刺情報を読み取る際に、どの言語で読み取るかを自動で選択します。

そのため、日本語名刺と同じように簡単に管理が可能です。外国企業との取引がある場合には、多言語対応の名刺管理ソフトを選びましょう。

名刺管理ソフトは、個人用と法人用で機能が異なります。個人用のソフトは名刺の整理が主目的で、SFA・CRMなどに連携できないものが多いです。法人用ソフトは、社内での管理・商談記録・取引先の組織情報の管理などのさまざまな機能があります。

ただし、法人用ソフトの中にも名刺のデータベース管理機能に特化したタイプもあります。ソフトの内容をしっかり確認してから選んでください。

名刺情報を読み取る際に、スキャナーを使用できる名刺管理ソフトもあります。スキャナーでの読み取りはスマホの撮影機能よりも早いため、より効率的な管理を目指す方におすすめです。ただし、お手持ちのスキャナーがソフトに対応している必要があるのでそちらもチェックしましょう。

名刺管理ソフトには、無料で使えるフリーソフトと有料のものがあります。無料ソフトはデータの管理・共有や、オンライン上での名刺交換が可能です。有料版と組み合わせると、より営業活動を効率化させるタイプのソフトもあります。

有料ソフトはクラウド型と買い切り型(インストール型)があります。クラウド型の多くはSFA・CRMを利用でき、買い切り型は名刺のデータベース化に特化しているソフトが多いです。

お得な無料版ですが、やはり有料版ほど機能は充実していません。無料版のデメリットを解説するので、使用する前に必ずご自身の目的・使用環境をふまえて問題ないか検討してください。

まずは、ユーザー数に制限があるため全員に情報を共有できない・データの出力がCSV形式には非対応で外部連携が難しいなど、機能面で制限があります。また、無料版の中には悪質なアプリも含まれており、データ漏洩のリスクがあります。そのため、機能面やセキュリティ面が重要になる企業などでの使用には、無料版より有料版の方がおすすめです。

上述した有料ソフトの買い切り型とクラウド型ですが、どんな違いがあるのか気になりますよね。それぞれの特徴を以下の表にまとめたので、参考にしてより目的に合った方を選んでください。

名刺管理ソフト選びでは、対応OSをチェックしましょう。多くの場合、専用アプリをダウンロードしたスマホとの連携を前提としています。スマホのOSはAndroid・iOSに対応しているのが通常なので、あまり気にする必要はありません。

パソコンで使用する場合は、OSだけでなくバージョンについても確認しましょう。買い切り型の場合は、Windows版とMac版で製品が異なります。

名刺には多くの個人情報が記載されています。個人情報を安全に管理できるか否かは、企業の信頼にも関わる問題です。名刺管理ソフトの中には、パスワードロック機能付きのものやクラウドでの閲覧制限を設定できるものがあります。信頼できるシステムを導入し、セキュリティの脆弱性を確認したら素早く対応しましょう。

価格：無料　対応OS：Android・iOS

スマホ撮影による名刺情報の読み取りが可能な名刺管理アプリです。AIを活用して高精度で素早く名刺情報を読み取ります。また、無料アプリ「Eight Scan」をダウンロードすればスキャナーでの読み取りも可能です。SNSとしての機能もあり、スマホだけでなくパソコンから利用できます。

価格：無料　対応OS：Android・iOS

複数の名刺を1度に撮影して情報を読み取れる名刺管理アプリです。最大10枚まで同時に読み取りができるため、情報登録の効率化を図りたい方におすすめです。

SNSとしての機能もあり、相手のプロフィールの確認もできます。連絡先の共有・他の名刺管理サービス・データのインポート・Excelへの書きだしなど、便利機能も無料です。

価格：無料　対応OS：Android・iOS

スマホ撮影を利用した名刺情報の取り込みが可能なアプリです。共有名刺帳機能は、社内メンバーの名刺を手軽に共有して一括管理できます。登録した情報をスマホやGoogleの電話帳に保存したり、Excelのデータに書きだしてダウンロードしたりするも可能です。

LINEトーク上での名刺共有も可能で、手軽な個人向け名刺管理アプリとしておすすめです。

価格：プランにより異なる(無料トライアル有)　対応OS：Android・iOS

業界シェア率80％を超える人気の名刺管理アプリです。名刺情報を会社や個人単位で自動的に集約し、人物のデータにメモ・会社情報・議事録などを紐づけできます。金融機関水準の高度なセキュリティ機能により、安全に管理できるのも魅力です。サービス導入後の取引商談数を増やすなど、実績を出したい方におすすめします。

価格：月額1万円～/法人(無料トライアル)　対応OS：Android・iOS

Eightの有料プレミアムサービスです。個人のEight内の情報を社内で共有・データベース化ができ、検索や閲覧ができます。先述のSansanと同じSansan株式会社のサービスですが、本サービスは中小企業や部門内など小規模な組織でも活用しやすいサービスです。

価格：月額1,700円～/ID(無料トライアル有)　対応OS：Android・iOS

キングソフト株式会社の名刺管理サービスです。無料版アプリ「CAMCARD」では世界で1億人以上の利用者がおり、信頼性の高さが分かります。数百枚単位の名刺も当日～翌日にはデータ化でき、タグ付けやソートなどで特定の条件によるリストアップも簡単にできるので、迅速なマーケティングに役立てたい方にもおすすめです。

価格：月額3,000円/ユーザー(無料トライアル有)　対応OS：Android・iOS

名刺の情報管理と共に、顧客情報管理もできるサービスです。Web閲覧やメールの開封から、興味の高そうな顧客の発掘や商談化見込みの高い顧客を発掘できます。営業組織の強化や生産性の向上を目指す組織におすすめです。項目のカスタマイズやAPI連携など拡張性も高いため、さまざまな業態に最適化できます。

価格：従量課金式(無料トライアル有)　対応OS：Android・iOS

名刺管理と顧客台帳を連携できるクラウドサービスです。名刺をSFA・CRMの顧客データとして登録し、活用できます。ネットワーク上でデータベースにアクセスしたり、社員とのメッセージ・書類提出ができたり、テレワークでの活用にもおすすめです。

価格：月額3,000～11,000円/ユーザー※ライセンス種別による(無料トライアル有)

対応OS：Android・iOS

名刺管理を始め、営業支援や顧客管理を重視した機能が充実したサービスです。シンプルな入力で、案件進捗や営業活動状況などを可視化できます。また、受注に至るまでのシナリオを設定すると、タスク管理や納品後のフォロータイミングの通知を受け取れます。

ここでは、本記事では紹介した名刺管理ソフトを比較します。料金や機能面について比較するため、ソフトを選ぶ際の参考にしてください。

ここでは有料の名刺管理ソフトについて、料金面や機能面を下の比較表にまとめています。有料のサービスではSFA・MRCを利用できる場合も多く、単に名刺管理だけでなく営業活動に直結させたい方は要チェックです。

ここでは、有料の名刺管理ソフト(インストール型)の料金面や機能面を下の比較表にまとめています。対応言語の多さや、管理上の便利機能の違いがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

名刺管理ソフトで人脈を簡単に整理・把握できると、円滑な営業活動やマーケティングのヒントに繋がります。クラウド型・買い切り型などのタイプやソフトの種類もさまざまで製品選びに迷いがちですが、その際は今回の記事を参考にしてください。目的に合った名刺管理ソフトを選び、上手く活用してビジネスチャンスを掴みましょう。