【2024】中学生向け電子辞書おすすめ16選｜カシオとシャープどっちがいい？

少し前にブームになった電子辞書。しかし、スマホが普及している今、電子辞書は必要かなど悩んでしまう親御さんも多いです。実は、電子辞書は言葉の意味を調べる時間を短縮してくれて効率よく勉強できる非常に便利なツールです。

電子辞書には多くの教科が入っているので、今まで興味のなかった分野にも興味を持つようになるお子さんがいるかもしれません。また、電子辞書はかなり進歩しているので、中学生向けのものや小学校高学年から使えるものもあります。

こちらの記事では電子辞書のメリット・選び方のポイントについて詳しく解説します。また、高校生や中学生におすすめの電子辞書や2023年最新モデルもご紹介します。カシオとシャープどっちがいいか、違いがわからず迷っている方、ぜひ電子辞書選びの参考にしてください。

中学校に入学すると電子辞書より紙の辞書の方が勉強になると思い、電子辞書購入を悩む方もいますよね。ここでは、電子辞書を使うメリットと必要性をご紹介していきます。

電子辞書を使えば必ず成績が上がるわけではありません。しかし、電子辞書はより効率的に勉強するためのツールとして最適です。紙の辞書を使っていたら、調べるまでの時間がかなりかかってしまいます。また、英語になると、文字を1つ1つ拾って調べなければなりません。

一方、電子辞書なら知りたいと思ったときにすぐに意味を知れます。電子辞書を活用することで、調べる時間を短縮し暗記する時間を増やせます。また、電子辞書によっては英検や漢検などの検定対策も行えるためおすすめです。

スマホやタブレットでも電子辞書と同じように調べられます。しかし、ネット検索は必ずしも信頼できるわけではありません。電子辞書を使用すれば、手軽に正確な情報を手に入れられます。

また、スマホやタブレットは情報が多すぎるデメリットがあります。スマホ・タブレットで言葉の意味を調べていると、気がついたら別の情報やSNS・You Tube・ゲームなどに興味を持ち、何時間も勉強以外の事に時間を使ってしまう場合もあるのです。しかし、電子辞書なら他の情報に目がいきません。

電子辞書には、1つの言葉を調べてその中にわからない言葉が見つかれば、その言葉をタップするだけで意味が表示される機能もついています。知識を増やす点でも電子辞書は非常に優れたアイテムです。

普段の学習や高校受験用には、「中学生向けモデル」を選びましょう。中学生向けのモデルは中学生でもわかりやすい内容になるように開発されています。中学で学ぶ範囲をしっかり身につけて基礎を固めるために最適なサポートを果たしてくれるのが、中学生向けモデルです。

また、中学生が使う電子辞書は、教科書と同じ出版社の参考書が収録されているものがおすすめです。同じ出版社のものだと、授業中や授業で学んだことを家で復習する際にとても使いやすいです。

中学生の普段の学習には中学生向けモデルが適していると説明しました。しかし、中学生向けモデルを購入した場合には基本的には高校に上がるときに買い替えが求められ、長期間使えないデメリットもあります。

電子辞書は安い買い物ではないため、先を見据えるなら高校生向けモデルを購入するのもおすすめです。また、コンテンツ追加機能が搭載されたモデルであれば大学受験まで見据えられるため、1台で長く使えます。入っている辞書自体の違いがないため、中学生が高校生用のモデルを使っても問題ありません。

ただし、高校生向けモデルは内容が高校生用に設定されているため、少し難しく感じる場合もあります。高校生モデルが気になる場合は試しに内容を見てみて、難しそうであれば中学生向けモデル選びましょう。

「中学生が高校生用の電子辞書を使うのはあり？」と疑問に思う方もいますが、中高一貫校の多くは、中学生のうちから高校生の学習内容も扱います。そのため、中高一貫に通う・通っているなら、電子辞書は「高校生モデル」がおすすめです。

また、高校生モデルは大学入学共通テストに対応したものもあります。中学生の早いうちから大学受験を意識でき、勉強のモチベーションアップにもなります。下の記事では、おすすめの高校生向け電子辞書を紹介しています。こちらもあわせて参考にしてください。

電子辞書は毎年新しいモデルが発売されるため、購入の際には新型・旧型のどちらかを選ぶ必要があります。それぞれ価格や機能性が異なりますので、しっかりと比較して条件にあったものを見つけてください。

最新型モデルは機能性が高く、最新のコンテンツも多数搭載されているのが特徴です。とくに、辞書の内容の改訂・学習指導要領の改正があった場合は、旧型モデルだと内容が異なってしまうため、最新型モデルを選ぶのがおすすめです。ただし、最新型モデルは旧型モデルに比べると本体価格が高いというデメリットもあります。

旧型モデルの最大の魅力は本体価格の安さです。とくに1~2年の型落ちであれば辞書や学習内容にもそこまでずれが出ないことが多いので、できるだけ安い価格で電子辞書を購入したい方には旧型モデルがおすすめです。ただし、最新型モデルに比べると機能性が劣る場合もあります。

電子辞書には電池式と充電式の2タイプあります。それぞれのメリット・デメリットを知った上で選ぶのがおすすめです。

充電式を選ぶ場合は、1回の充電でどれくらいの時間使用できるかも確認しましょう。

電子辞書によっては、コンテンツが追加できる機能がついているものもあります。新たに外国語を学ぶときや専門知識が必要になったとき、幅広い知識を身につけたい時に便利な機能です。ドイツ語・フランス語・スペイン語など10種類以上の言語を追加できます。

中学生になると興味のあることがどんどんと増えていきますが、電子辞書のコンテンツ追加機能で、更に知識をつけるのも可能です。また、家族で一緒に学んでいく楽しみも増えます。

電子辞書にはさまざまな機能がついており、音声機能・手書き入力対応・電源の充電方法・キーボードの配置などそれぞれ違います。音声機能は、とくに英語で発揮できる機能です。発音が分からない場合でも、その場ですぐに確認できます。

中学生の場合は、キーボードの位置に気をつけてください。「あいうえお」順に並んだもの・パソコンのような文字配列のものと、製品によって設計はさまざまです。お子さんが使いやすいものを選んでください。

本体のデザインは電子辞書によってさまざまです。使いやすさも考慮しなければなりませんが、電子辞書はデザインもカラーも豊富なので、最後はお子さん自身が決めるのもいいかもしれません。お子さんが気に入ったデザインの物を購入してあげると、勉強のモチベーションも上がること間違いなしです。

カシオとシャープの特徴を表にまとめました。それぞれ強みが異なるので、子供さんの学習レベルや学習スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。電源については、カシオは電池式、シャープは充電バッテリー式となっています。

CASIO（カシオ）の中学生向け電子辞書は、小学校高学年向けモデル・中学生向けモデル・高校生用のエントリーモデル・英語強化モデルなどラインナップが豊富です。小・中学性はカラーイラスト・ルビ(振り仮名)付きなので、辞書学習に慣れていないお子さんでも使いやすいです。高校生モデルは達成度を確認しながら学習できます。

SHARP（シャープ）の中学生電子辞書は小中学校高学年から使えます。手書き入力での検索もできるので、読み方が分からない場合にもとても便利です。独自機能の「暗記ツール」を活用すれば、画面を3色カラーシートで覆いどこでも暗記学習ができます。また、電車の中でも使えるコンパクトさも魅力です。

ここではカシオ「XD-SR3800」と「XD-SX3800」の特徴や違いをご紹介します。どちらも学習に役立つコンテンツは非常に豊富ですが、主に以下のような違いがあります。

XD-SR3800

• 中学生向け
• カラーバリエーション3色(白・黒・緑)

XD-SX3800

• 小・中学生向け
• カラーバリエーション2色(白・緑)

ここでは、シャープ「PW-J1」と「PW-AJ2」の特徴や違いをご紹介します。どちらも中学生向けのモデルですが、別売りの追加コンテンツを購入すれば高校進学後も対応可能です。

PW-J1

• 基本の5教科・英語4技能の学習をしっかりサポート
• テスト設定機能付きの自動単語帳を搭載

• カラーバリエーション2色(白・緑)

• 重量 約260g(充電池・タッチペン含む)

• 連続駆動時間 140時間

PW-AJ2

• 調べる・学習、2つのスタイルで4技能を鍛えられる
• 英語・中国語旅行会話をサポート
• カラーバリエーション2色(白・緑)
• 重量 約265g(充電池・タッチペン含む）
• 連続駆動時間 130時間