デスクトップパソコンの修理はどこがいい？業者選びのポイントも

仕事やプライベートで毎日使うデスクトップパソコンが故障すると、困ってしまうという人は多いでしょう。いざ修理に出そうと思っても、「どこに依頼すればいいか・料金はいくらかかるのか・個人情報は流出しないか」といった疑問や不安がたくさんあると思います。

しかし、デスクトップパソコンの修理が必要になったとき、修理業者の選び方を知っていると安心です。この記事では、修理業者の選び方や、メーカーへの修理の出し方などについて紹介します。

その他にも、業者に依頼した際の修理料金や、修理に出す時の注意点についても解説していきますので、大切なデスクトップパソコンを安心して修理に出すために、ぜひ参考にしてくだい。

デスクトップパソコンには保証期間というものが設けられており、保証期間内であるなら安く修理をすることができます。メーカーの多くは1年保証と定めていますが、購入条件によっては異なるので保証書を確認しましょう。

また、家電量販店の場合、購入時に商品の定価の5％を加入料として払うことで4年～5年の保証サービスを受けることができる場合があります。

保証期間期間を過ぎていた場合、修理業者への依頼がおすすめです。直接店頭に持ち込むほか、郵送修理もできるため手間がかからないのがメリットの1つと言えます。また、メーカーの修理期間に比べ、最短で当日に修理が完了する場合があります。

電話をするだけでパソコンを取りに来てくれるため、近くに店舗がない方や持ち込みに行く時間がない方におすすめです。まず宅配修理センターに電話し、パソコンの症状を伝えます。その際、おおよその修理概算金額を提示してくれるので、予算の参考にしましょう。

その後、送られた依頼書に必要事項を記入します。そして、依頼書とパソコンを段ボールに梱包すれば準備は完了です。この時、少なくとも片道分の送料がかかるので注意しましょう。

最寄りの家電量販店やパソコンショップなどにデスクトップパソコンを持ち込み、修理を依頼する方法です。直接お店の方と話ができるため、症状の問診などもスムーズに行うことができます。

専門のパソコンショップの場合は熟練の技術者が常駐してることが多く、安心して修理に出せるのも魅力です。自分で持ち込むため送料はかかりません。近くに修理可能な店舗がある方は、持ち込み修理がおすすめです。

修理可能な店舗に電話をすることで、修理スタッフが自宅まで出張してくれる修理サービス。予約状況にもよりますが、自分の都合のいい日時に来てもらえるのが魅力です。店舗によっては、当日の訪問に対応してくれる場合もあります。

しかし、出張修理の場合は作業料金の他に出張料金といった費用がかかります。対応エリア外の場合は出張料金も高くなることもあるので、出張費は事前に電話で確認しましょう。

修理料金の内訳は、診断料金・作業料金・交換パーツ代金の3つで構成されていることが多いです。診断料金は基本500円ほどですが、故障の原因が分かりづらい場合は詳細診断となるので、料金が高くなる可能性があります。

ハンダ付けなどの緻密な作業の場合、作業料金は高くなることが多いです。交換パーツ代金はパーツによって料金が変わります。

パソコンの故障は症状によって料金も変わります。ここでは、パソコンドッグ24の症状別の料金体系を例に紹介しますので参考にしてください。ただし、あくまで一例ですので、使うと決めた業者のサイトは必ず確認しましょう。

業者を選ぶ際は信頼できるかどうかが非常に重要です。「全国展開してるか・個人情報の取り扱いについてサイトで説明しているか・修理実績はあるか」などをホームページで確認するようにしましょう。他にも口コミサイトなどにも目を通し、評判を確認することもおすすめです。

しかし、中には悪徳と呼ばれるような業者も存在します。修理料金が安いという理由だけで選ぶのは危険ですので、注意しましょう。

症状によって異なりますが、2日～1週間程度が目安となります。早急に修理したい場合は、店舗に連絡し、どれくらい日数がかかるのか事前に確認しましょう。トラブルの内容によっては、即日で修理が完了するものもあります。まずは、業者に確認することが大切です。

修理サービスによって、支払方法も変わってきます。持ち込み修理の場合は、店頭でパソコンが返される時に現金・カードでの支払いが可能です。出張修理の場合は現金、宅配修理の場合は代金引換での支払いが主ですが、カード端末を導入している業者もおりさまざまなケースがあります。あらかじめ、ホームページなどで確認しましょう。

多くの場合、パソコン修理の見積もりは無料です。しかし、大手メーカーのパソコン修理は、業者によって見積もりに別途料金が発生する可能性があります。事前に業者のホームページを確認するか、見積もりの料金を電話で確認しましょう。確認する際は、修理したいパソコンのメーカーや状況をできるだけ細かく伝えてください。

数多くの修理業者がいますが、中には避けるべきパソコン修理業者もいます。適切な業者・価格・日数で確実に修理してもらうために、ぜひご覧ください。

パソコン修理業者の多くは、修理価格をホームページやパンフレットなどに明確に記載しています。また、修理の際は見積もりを行ってから修理価格を提示し、契約するかどうか聞いてきます。修理価格が不明瞭の業者は高額請求してくる可能性もあるので、気を付けてください。

個人経営の修理業者は、基本的にスタッフが少なく場合によっては一人しかいないケースも珍しくありません。問い合わせや見積もり依頼をしても返答が時間がかかる場合や、テンポが無く持ち込みできないパターンもあります。迅速に修理をしたい人には向いていません。

メーカー修理などでは、修理と同時にパソコンが初期化されてしまう場合があります。初期化とは、購入後初めてパソコンを立ち上げた状態に戻ることです。つまり、データの全てが消えている状態になります。

そのため修理を依頼する際は、必ずデータやブラウザのブックマークのバックアップを取ってから修理に出すようにしましょう。

パソコンを修理に出す際、個人情報が流出しないかと不安になる方も多いでしょう。しかし、全国展開を行っているパソコン専門の修理業者は実績や信頼感があるため、個人情報の流出というのはほとんどありません。

それでも不安に思う方は、データのバックアップを取った後にパソコン上のデータを全て消してから修理に出すようにしましょう。

会員ログインのIDやパスワードが多くあり、覚えきれずにExcelやメモ帳に保管しているという人も多いでしょう。しかし、修理に出す際に、保管しているパスワードを見られるのではと不安に思う方もいるはずです。

そのような場合は、ログインIDやパスワードを紙などにメモを取ってから消せば、安心して修理に出すことができます。

パソコンの故障の症状はさまざまあり、それによって修理方法も変わってきます。他にも業者の選び方・修理サービスの種類・修理に出す際の注意点など、修理に出す前に覚えておくことはたくさんあります。

修理してから後悔しないためにも、自分に合った方法でデスクトップパソコンを修理に出しましょう。