【2024年最新】A3サイズのラミネーターおすすめ8選｜6本ローラーの商品も！

ラミネーターとは、2枚のフィルムに紙を挟み熱でフィルムを圧着する機械のことです。フィルムで挟むため折れたり水に濡れたりしても劣化せず、きれいな状態で原稿を保護できます。

昨今ではさまざまな場所を消毒する必要がありますが、ラミネート加工ならアルコール消毒もOKです。プリントを貼っただけの掲示物やポスターも、ラミネート加工すればより清潔に保つことが可能。また、ビジネスシーンだけではなく趣味やDIYにも活用できます。

ラミネーターはあまり馴染みのない家電のため、どうやって選べばいいのか迷ってしまいますよね。この記事では、A3のラミネーターがおすすめな理由とラミネーターの選び方を解説します。さらに記事後半では、おすすめのラミネーター8選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ラミネーターは加工できる最大サイズが決まっています。そのため、それより大きいものを作りたければ、分割してラミネートし貼り付ける必要があります。逆に、A3のフィルムに名刺サイズのカードを並べてラミネートし、カットすればフィルム代の節約にもなります。

「大は小を兼ねる」という言葉どおり、A3なら大きいサイズにも小さいサイズにも対応できます。A3対応機は業務用ラミネーターも多いため、高機能なのも特徴です。

ラミネーターは仕事で使うイメージが強いかもしれません。ですが、仕事はもちろん家庭でも活用できます。主なラミネーターの使い方をご紹介しますので、参考にしてください。

ラミネーターは飲食店をはじめとする店舗で大活躍します。テーブルに置くメニューや壁に貼るポスターはもちろん、お店のメンバーズカードにも。硬さがあるので、値札やPOPなどにもぴったりです。

オフィスでも、長期間掲示するポスターや大勢が閲覧する機械のマニュアルなど劣化しやすい紙類をラミネートすれば、きれいなまま長持ちします。よくコピーする書類をラミネートしてコピー機に置いておく方法もあります。

家庭では、写真や子供の絵をラミネートすれば、色褪せず長期保存できます。習い事では、楽譜をラミネートすれば楽譜台に立てかけやすくなりますし、九九一覧表やひらがなカードなどの勉強・知育グッズを作るのにも便利です。

レシピをラミネートすれば水濡れや汚れから守ることができます。また、ガーデニングでの植物の名札や、押し花・しおりなどのクラフトやDIYなど趣味にも大活躍します。子供とラミネートしたイラストを切り抜いてキーホールダーを作るといった工作を楽しむのもいいですね。

少量だけラミネートしたい・ラミネーターを置く場所がない場合は、手貼りのラミネートフィルムを使う方法もあります。2枚のフィルムのうち片方にのりがついており、ラミネートしたいものを挟んで張り合わせればOKです。

ダイソーといった100均でも販売されており、手軽にラミネートできます。少量なら手貼りでラミネートするのもいいですが、大量に加工するなら、ラミネーターの購入をおすすめします。

ラミネーターは熱でフィルムを張り合わせる単純な構造ですが、細かい機能の違いで使いやすさに差が出てきます。自分の使用頻度やニーズに合わせて、しっかり選びましょう。

ラミネーターのローラーには2本・4本・6本があります。安価なラミネーターは2本の場合が多く、ヒートローラーのみでラミネートします。ローラーの数が増えると、熱を加えた後に形を整えられるため、反りや波打ちを防いできれいにラミネートできます。

小さいサイズなら気になりませんが、A3の大きいサイズになると反りや波打ちが目立ちます。そのため、仕上がりの美しさを求めるなら4本以上のローラーがあるラミネーターがおすすめです。

ラミネーターは加工できるフィルムの厚さが機種によって決まっています。一般的な厚さのフィルムは100ミクロンで、ハサミでカットしやすい厚みです。150ミクロンは曲げるのに力がいるほどの厚みで、飲食店のメニューに適しています。

一般的なラミネーターは100または150ミクロンのフィルムの使用が可能です。それ以上の厚みは業務用といった高価なラミネーターでないと使用できません。また、ローラーに通せる厚みは決まっているので、フィルム＋中に挟む紙の厚みにも気をつけて選びましょう。

ラミネーターは熱でフィルムを接着するため、必要な温度に達するまで待つ必要があります。たまにラミネートするなら気になりませんが、仕事で使う場合は早いに越したことはありません。速さを求めるなら、1分以内でウォームアップする機種を選びましょう。

また、ラミネート速度も機種によって違いがあります。1分間に3〜4cmしか進まないものもあれば、A4を1分かからずラミネートできる機種もあります。大量にラミネートする場合は、ラミネート速度も重視しましょう。

新しい機器を導入する時には、収納のしやすさも大切です。A3サイズを加工するため、横幅はどうしても40〜50cmですが、奥行きはスリムなものなら10cm程度の機種もあります。注意すべきなのは、ラミネートされたフィルムが排出された時に曲がると反り返ってしまう点です。ラミネートする時は作業スペースを確保しましょう。

ローラー数・対応フィルム厚・速度・収納性の他にも、便利に使うための機能をご紹介します。ラミネーターを頻繁に使うなら、こちらの機能もチェックしましょう。

フィルムの厚みに対して適した温度でラミネートしないと、反り返ったりしっかり圧着されなかったりして仕上がりに影響が出てしまいます。通常使われる100・150ミクロンなら気にする必要はありませんが、他の厚みのフィルムを使いたい場合は温度調節可能かをチェックしましょう。

また、感熱紙など熱に弱い紙をラミネートしたい場合は、常温でラミネートできるコールドラミネート対応機種を選びましょう。この場合、専用のフィルムが必要です。

ラミネーターのトラブルで一番多いのがフィルム詰まりです。機種によって呼び方は違いますが、リリースボタン・フリーレバーなどを押せば、フィルムを取り除くことができます。逆回転機能付きなら、自動で排出してくれるため便利です。

フィルム詰まりは挿入時に曲がってしまうことが原因で起こります。また、ローラーの汚れによって詰まってしまうこともあります。定期的に付属のクリーニングペーパーでお手入れをして、ローラーをきれいに保ちましょう。

ラミネーターはあまり馴染みのない家電のため、どんなメーカーが販売しているのかを知らない人もいると思います。ラミネーターを販売している主なメーカーを紹介するので、迷ったらメーカーから選ぶのも1つの方法です。

アイリスオーヤマは家電・日用品・食料品に至るまで幅広く製造・販売している会社です。大手メーカーを退職した技術者を採用し、高品質ながら低価格な商品を販売しているのが特徴。ラミネーターも気軽に購入できる価格ながら多機能な商品をラインナップしています。

ナカバヤシはアルバムで有名な会社ですが、他にも文房具やオフィス用品など、幅広く手がけている会社です。個人で手軽に使えるタイプはもちろん、高機能でプロユースのラミネーターまで、幅広く取り扱っています。ラミネートに欠かせないラミネートフィルムも豊富なラインナップがあります。

サンワダイレクトはPC周辺機器をメインに、オフィスに欠かせないさまざまな商品を販売している会社です。ラミネーターではお手頃価格のものから裁断機付きの実用的なモデルまで、ユーザーのニーズに合わせた商品を幅広く取り揃えています。

MONOLITH（モノリス）はドイツでの国内シェアNo.1のラミネーターメーカー。リーズナブルな本体価格で導入しやすいうえ、簡単操作で使いやすいです。また、フィルムの詰まりを解消するABS機能や感熱紙など熱に弱い紙でもラミネートできるコールドラミネートにも対応しています。低価格ながら多機能なのが魅力です。

おすすめのA3ラミネーターについてご紹介しました。仕事以外にも多彩な使い道があり、気軽に導入できるのが魅力です。オフィスや店舗の掲示物・メニューはもちろん、家庭でも子供の勉強・知育に大活躍のラミネーターを活用してはいかがでしょうか。