【2024年最新】ハンギングプランターおすすめ6選｜おすすめの植物は？

壁にかけたり吊り下げたりして植物を楽しむハンギングプランター。通常の床置きタイプの植木鉢とはまた違った目線でガーデニングを楽しめ、屋内でも屋外でも個性的なインテリアを演出できるため人気を集めています。

一方、水のやり方や適した植物など、ハンギングプランターならではの栽培のコツや気をつけたいポイントもあります。特にお部屋の中に飾る場合は、葉が落ちにくい種類の植物を選ぶといった工夫が必要です。

この記事では、ハンギングプランターのおすすめ製品6選やおすすめの植物などを詳しくご紹介します。より自由度の高いインテリアとガーデニングを楽しむために、ぜひ最後までご覧ください。

ハンギングプランターはタイプや素材によってさまざまな種類のものが販売されています。ここでは、項目別にチェックしたいポイントをまとめたので、購入前にぜひチェックしてください。

ハンギングプランターは設置タイプによって「壁掛けタイプ」と「吊り下げタイプ」に大きく分けられます。壁掛けタイプはフックでベランダの手すりや外壁にひっかけて使うタイプで、主に屋外で使用します。

吊り下げタイプは器具が設置できれば屋内にも飾れます。どちらのタイプも設置器具や設置場所の耐久性をしっかり考慮した上で購入してください。耐久性が低い・フックが浅い仕様などの製品は、落下の危険があります。

製品によって入れられる土の量は変わります。植物を育てる際には鉢にゆとりを持たせるとスムーズに成長するので、植える予定の植物に対して広めのプランターを選びましょう。他のインテリアや設置スペースとの兼ね合いから、外寸のチェックも欠かさず行ってください。

吊り下げるタイプの場合は、設置後どの高さにプランターが来るのかも必ず確認しましょう。設置場所の自由度が高い分、立ち上がったときに頭をぶつけてしまう、といったことも起こりやすくなります。

プランターの素材によって、得られる印象や演出できるテイストはさまざまです。インテリアの中心的な存在として、お部屋やお庭全体の雰囲気を効果的に演出することもできます。素材別にプランターの特徴をまとめました。

紐を編むことで作られている製品です。中にプランターを入れることで吊り下げられるホルダータイプで、麻・コットン・絹などさまざまな素材が使われています。ホルダーそのものを手作りしたり、手持ちの植木鉢を利用したりと汎用性が高いのが特徴です。手作り感やナチュラルな雰囲気を演出するのに向いています。

木製のプランターで、プランター自体が自然素材のため植物との親和性が高いです。また、ナチュラルな印象を与えるので、どんなお部屋にも調和しやすいのが特徴。ラタンやウッドなどの材質・植える植物によって、北欧テイストからアジアンテイストまで幅広く演出することができます。サイズラインナップも豊富に揃います。

アイアン・スチール・ブリキなど金属製のプランターです。小ぶりでデザイン性に富んだプランターが多いのが特徴で、スタイリッシュな雰囲気を演出したいときに使うのがおすすめです。ナチュラル感よりも人工的・都会的な印象を打ち出したインテリアに調和しやすく、花よりも多肉植物やエアープランツなどと相性がいい素材です。

プラスチックのプランターはリーズナブルでサイズ・デザインラインナップが豊富なのが特徴。プランター自体が軽量なため、荷重がネックになりがちなハンギングには最適な素材です。手入れも簡単で扱いやすいため、初心者の方はまずプラスチックのプランターを試してみるのもおすすめです。

室内に飾ることも多いハンギングプランター。どうやって水をやっているのか疑問に思っている方もいるでしょう。プランターと受け皿を一緒に吊るす・専用の吸水スポンジを使うなどの対策を取ることで、水を垂らさずに植物を育てることができます。

置くタイプのプランターより乾燥が早いので、定期的に水をやる・ハンギング用の保湿力が高い土を用いるなど工夫する必要もあります。水が不要なエアープランツを飾るのもおすすめです。

ハンギングプランターには、タイプ別に最適な植物があります。花をつけないグリーン系の植物・水のいらないエアープランツ・フェイクグリーンなどはお部屋をおしゃれに見せられるだけでなく、手間もかからないため特におすすめです。

室内に飾る機会も多い吊り下げタイプのプランターでは、落ち葉が出にくいグリーンタイプ・多肉植物・エアープランツなどを育てるのがおすすめ。世話が簡単でプランターとの相性も良く、見栄えのよいインテリアに仕上げることができます。

落ち葉の少ないグリーンの観葉植物や水やりの頻度が少ない多肉植物・エアープランツであれば、室内でも育てやすいのでおすすめです。エアープランツはガラス鉢やフレームタイプのプランターが使えるため、ワンランク上のインテリアを楽しめます。グリーンや多肉植物には下垂タイプも多く、吊り下げるプランターとは見た目の相性も抜群です。

どんなに手間のかからないタイプであっても、植物には水やりや植え替えが必須です。手入れを忘れるのが心配な方や長期間留守にする機会が多い方には、フェイクグリーンもおすすめです。

ニトリといった雑貨を扱うお店で買えるほか、専門店もあります。本物の植物ではないので土も水も不要で、プランターを買ってきてセットするだけで楽しめます。場所を選ばず、視覚的なリラックス効果を手軽に得ることができます。

壁掛けタイプのプランターは屋外で使用することが多いため、吊り下げタイプよりも植物の自由度が高いです。水が垂れる心配があるため、少ない水でも育てられるタイプの植物であれば手間も少なく楽しめます。

吊り下げタイプと同じく多肉植物や観葉植物が楽しめるほか、デイジーやネモフィラといったおなじみの花を植えることもできる壁掛けタイプのプランター。白い壁であれば、南欧風のおしゃれなインテリアに仕立てることも可能です。寄せ植えにすれば、色とりどりの花をひとつのプランターで楽しめます。

寄せ植えは1種類の花を植える場合よりもコツがいります。たくさんの種類を植えようと欲張りすぎないのがポイント。根がしっかりと成長できるようにゆとりを持たせて植えるといった工夫をすることで、初心者の方でも失敗なくきれいに仕上げることができます。

どの花をどの位置に植えるのかをあらかじめ決めておき、少し大きめのプランターを選んでおくと作業がスムーズです。また、ミズゴケを使用することで水やりのタイミングを計ることもできます。

ハンギングプランターは自作することもできます。マクラメ編みのホルダーを作ってお手持ちの植木鉢をセットするだけでも、オリジナルのインテリアアイテムが作ることが可能です。麻ひもは100円ショップでも販売されているので、ぜひ手軽にチャレンジしましょう。

植木鉢がない場合は、空き瓶や空き缶で代用可能です。空き缶は底に穴を開けることで通常の植木鉢と同じように使用できます。ですが、空き瓶は排水が難しいのでエアープランツを飾るのがおすすめです。

ハンギングプランターは「吊るす」「掛ける」ことによって通常のガーデニングとはひと味違ったディスプレイを楽しめます。素材やデザインを選ぶことでどんなお部屋にもなじませることが可能です。おうち時間が増えているこの機会に、室内でも楽しめるハンギングプランターをぜひ取り入れてください。