南部美人 日本酒 南部美人

南部美人 特別純米酒は岩手県オリジナル酒造好適米の「ぎんおとめ」の開発から始まりました。岩手県二戸市にある小さな町で醸造された日本酒のおいしさを、世界に広める事を目指してきました。

そしてその願いがIWCチャンピオン酒の受賞につながり、世界中の方で日本酒で乾杯ができるようになり、当初の目標は達成する事ができました。

株式会社南部美人は毎年一年生の気持ちを持って、究極の酒造りに挑戦し続けます。そこに求める酒質は飲んだ時に笑顔があふれる太陽のような酒なのだそうです。

毎年フランスで行われている「インターナショナルワインチャレンジ（IWC）」という大会では、世界中から1245銘柄のワインやアルコールが味や香りなどを競います。その大会で南部美人 特別純米酒が2017年のチャンピオンに選ばれました。

この大会では9つの部門でそれぞれの1位が決められます。チャンピオンとして表彰されるのは大変名誉な事で、事実上「南部美人 特別純米酒」は世界一に選ばれた日本酒なのです。

岩手県の美味しいお米と美味しいお水で作られた雑味の無い味わいは、日本酒が苦手という方にも人気の純米酒です。

南部美人 特別純米酒は辛口ながら甘味を感じる味わいで、日本酒独特の香りも少なく甘い香りがほんのりするお酒です。品評会で南部美人を口にした海外の方が「マシュマロの香りがする」という程です。

甘い香りがほんのり香るのでどちらかというとワインのような感覚で飲むことができるお酒と言えるでしょう。日本酒の強い香りがないので日本酒が苦手、日本酒初心者という方にもサラッと飲めると評判なのです。

南部美人 特別純米酒は癖が少なくワインのような味わいの日本酒です。お米のおいしさを味わえる大変飲みやすいお酒ですので、日本食はもちろん洋食の時や中華料理でも、どんな料理と一緒に楽しんで味わう事ができるでしょう。

口に入れた瞬間に滑らかでトロみを感じる舌ざわりが、料理の味と香りをさらに挽きたててくれます。食事の時に飲む場合には冷やして飲むのがおすすめです。もちろんお米で作ったお酒なので和食が一番合う！と感じる方が多いかもしれませんね。

チャンピオンを獲得したお酒という事があるためか、ものすごく美味しいはず！というイメージで飲まれる方も多いでしょう。飲んだ後で「さすがチャンピオン」とうなる方もいれば「これでチャンピオン？」と思う方もいらっしゃいます。

好みや想像と違う味だと「こんなもの？」なんて感じてしまう事は十分にあります。日本酒の銘柄の味の違いはお米や使っているお水などに左右されますが、それほど極端に味が変わるものではありませんし、好みもわかれるものなので仕方がない事かもしれません。

南部美人に限らず日本酒には辛口や甘口といった味の違いがあるものです。初心者の方ならあまり辛口だと飲みにくいと感じてしまいますが、日本酒を飲み慣れていて辛口のお酒を好む方にはマイルド過ぎると感じるかもしれません。

そもそも南部美人 特別純米酒は食中に飲めるお酒としてつくられたお酒なので、あまり辛口すぎず甘さを感じるスッキリとしたタイプなので、本格的な辛口の日本酒を楽しみたいという方は、ちょっと物足りなく感じてしまったのかもしれません。

インターナショナルワインチャレンジ2017でチャンピオンになったお酒という事で、期待して購入したけれど他の純米酒との違いがあまりわからなかった、と答える方も少数ではありますがおられました。

味の好みの問題が大きいかもしれませんが、飲んでみて自分の好みの味ではない場合、取り寄せてまで買うのはどうか？と疑問に感じてしまう事もあるかもしれません。チャンピオンのお酒だから美味しいはず！と思わず、普通の食中酒として楽しまれてみると良いかもしれません。

南部美人 特別純米酒を飲まれた方の多くは「スッキリした味わいで飲みやすかった」と答える方がとても多く、日本酒独特の強い香りや舌に残る味が少ないので、スッキリと飲みやすいと感じるのかもしれません。

事実、南部美人を飲んでみると日本酒独特のねっとりとした感じではなく、さらっと飲めるタイプの日本酒に仕上がっています。サラサラしたお酒なのでワインのように冷やして食事中に楽しむと、お料理の味を挽きたててくれるお酒です。

もちろん好みは個人差であるところが大きいので、小さな小瓶でテイスティングして試してみると良いでしょう。

南部美人 特別純米酒はお米でできているお酒なのにフルーティーな香りが楽しめる日本酒です。55％まで削ったお米で醸造されたお酒なので、雑味が少なくお米本来のおいしさを味わう事ができます。

さらに果汁のような爽やかな香りがするので、日本酒が苦手という方には特に人気が高い日本酒です。特別に初心者用として醸造されたわけではありませんが、とても飲みやすい日本酒の一つです。

日本人なのに日本酒が苦手な方は意外とたくさんいらっしゃいます。南部美人 特別純米酒は海外の方にも美味しいと選ばれただけあって、日本酒独特の麹の強い香りも柔らかなので、飲みやすいと感じる味と香りに仕上がっています。

フルーティーな香り、さらっとした飲み口なので、普段日本酒を口にしない人が飲まれても独特の香りや淡泊で曖昧な味ではない美味しさを感じる事ができるお酒です。また、東北で生まれ育った方の中には「これが故郷の味」と人気が高いお酒です。

南部美人 純米大吟醸は株式会社何美人が醸造した純米大吟醸酒です。南部美人 特別純米酒との大きな違いは、原料米が山田錦である点、発酵酵母がジョバンニである点、そしてアルコール度が若干高めである点です。

その味は南部美人の中でも最も香り高く濃い味わいで、JALのファストクラスの機内酒にも採用されているくらいです。さらに「SAKE COMPETITION 2018 純米大吟醸部門で第1位を獲得しています。

バランスの良い味わいでどこかが尖っているという事もなく、さすが！と酒好きを唸らせる実力の日本酒なので、特別な日に楽しみたい方や日本酒通の方へのご贈答用を探している方にピッタリです。

海外で高評価をいただいた日本酒なので海外で暮らしているお友達へのプレゼントや手土産などに選ばれても喜ばれるでしょう。

南部美人 貴醸酒はワインを思わせるボトルの日本酒です。南部美人 特別純米酒との大きな違いは造り方です。日本酒は通常3段仕込みで作られますが、その三段目の工程で仕込み水を使わずに、清酒を使って造られています。

水を使わず清酒を使うと酵母の発酵がゆるやかになるのです。発酵が活発だとお酒の甘さである糖が減ってしまいますが、ゆっくりとした発酵だと糖分が残ります。すると甘くアルコール度が高いお酒が出来上がるのです。

甘味が増す事で旨味や酸味がバランスよくなり美味しく味わえるお酒に仕上がっているのです。食前酒としての日本酒をお探しの方におすすめのお酒です。

純米大吟醸 心白 山田錦はフランスの日本酒審査会KURA MASTER-le grand concours de sake japonais de Paris 2019で、純米大吟醸部門「プラチナ賞」を受賞した日本酒です。

南部美人 特別純米酒との大きな違いは、原料米が山田錦である点、そしてアルコール度が16度～17度と高めである点です。山田錦で造られた日本酒の特徴である旨味のある味わいが特徴です。

実はこの心白というお酒は世界基準の安心・安全の証明でもある「コーシャ」の認定があるお酒で、海外ではとても評判の良いリキュールとして販売されています。リーズナブルで美味しい日本酒をお探しの方にピッタリのお酒です。

南部美人 特別純米酒の商品情報、味わい、口コミ、そして同メーカーの人気酒との比較などをご紹介いたしました。東北出身の方にとっては故郷の懐かしい味として人気の日本酒です。

世界チャンピオンとなっただけあって国内外で人気の高い日本酒です。爽やかでサラッとした味わいの日本酒なので、冷やでお食事中に味わうとお料理を引き立ててくれるでしょう。もちろん味の好みは人それぞれです。

今回ご紹介した南部美人の他のお酒もそれぞれ魅力的な味わいになっているので、好みの味のお酒はどれなのかを利き酒してみても楽しいかもしれません。南部美人 特別純米酒はこれまで日本酒が苦手という方におすすめのお酒です。

口コミでも評価が高く悪い評価が少ない日本酒なので、これから日本酒デビューをしたいと思っている方におすすめのお酒です。