東芝 テレビ REGZA 58M510Xの調査レポ

58M510Xの最大の特徴が画質のキレイさです。元々、4kテレビなので画像のキレイさは言わずもがなですが、58M510Xは特に人の肌の質感を再現する能力に長けており、美肌リアライザー機能を使う事で今までわからなかったハイライトの部分までしっかりと書き出してくれます。

それによって肌の質感をよりリアルに表現してくれるのでドラマや映画ではより物語の世界に没入できる事でしょう。

家庭用のテレビゲーム機と対応しているので、スムーズな操作が可能です。アクションゲームの様に瞬時の判断が求められるゲームの場合、ボタンを押してからキャラクターの動きに反映される時間にロスがあると致命的です。

しかし、58M510Xはゲーム機と対応する事でそのロスを極限まで少なくする事に成功しています。eスポーツをしている方やゲーム実況配信者は58M510Xがあるなしでは大分結果に差が付く事でしょう。

昔と違い、今はテレビ以外にもYouTubeやVOD、有料放送、ゲーム、録画済番組など様々なコンテンツが存在します。しかし、媒体をイチイチ変えていたら面倒くさくてたまりません。

しかし、58M510Xでは次見るナビでは今見ているテレビ番組を見ながらYouTubeの動画を探したり、今出演している俳優をベースにその俳優が出ている別の番組を探したりできるので、見たい番組をすぐに見つける事ができます。

テレビの大きさに対して足が小さくて不安定に感じます。日本は地震大国ですので万が一大きな地震に遭ってしまった際にこのテレビが倒れて壊れて破片が大きく飛び散ってしまうのではないかという不安があります。

仮に地震でなくても子供がハシャいで室内でぶつかったりおもちゃがゴンとぶつかったりした時も同様な事が起きそうなので、テレビを置く位置は考えないといけないでしょう。

58M510Xの最大の特徴はその画像のキレイさです。しかし、あまりにもキレイでアニメーションもヌルヌル動くのでテロップがスクロールしたりカメラワークで動きがある時などは見づらく感じる事がありました。

PCや美麗ゲームではテレビの能力を最大限に活かす事ができるでしょうが、カメラワークを自分で操作できないテレビ番組などでは気になる場面が出てくるかもしれません。

58インチテレビではあるのですが、思ったよりは小さく感じます。32型なんかと比べれば圧倒的に大きいのは間違いないのですが、似たサイズの55型と比べると本当に大きくなっているのか？と思ってしまいます。

もし55インチテレビから買い替える事を検討していて大きいテレビが良いと思っているのなら60以上を選ばないと期待外れに終わってしまう可能性があります。

美肌リアライザー、地デジ4K高画質、カラーテクスチャー復元等々58M510Xはとにかく画質のキレイさにこだわって作られたテレビです。

悪い点のレビューで「キレイすぎる」と書かざるを得なかったくらいに発色、発行、ハイライトの表現、描写の細かさ等はすさまじいです。仮に画質が荒くて困ると言った状態に陥った場合はテレビ側ではなくてテレビ局やYouTubeの配信者側の問題だと言い切れる位の性能です。

また、画質のキレイさが目立ってしまいますが、音も明瞭で聞きやすくなっています。レグザサウンドイコライザーアドバンスという音の補正のおかげで低温から高温までフラットな音質を確保しています。

4K58インチで機能盛りだくさんにもかかわらず、安いというのが魅力の1つです。海外メーカーでは匹敵するようなコスパのテレビはありますが、国内メーカーで見てみるとトップクラスです。

基本的に58インチ前後のテレビでこれだけ諸々の性能の物を買おうとすると20万円オーバーなんて当たり前ですからそれをこれだけ安く買えるのはお買い得だと思います。

みるコレの機能がすごく便利です。元々プリインストールされているプライムビデオやYouTubeはもちろんですが、更にiPhoneやiPadなども連携ができるのでいちいちリモコンで面倒くさい検索をする必要がありません。

番組がCMになった時にCMの間、次の番組を探してザッピングが片手間でできるので無駄な時間を過ごさずに探せたので、多くの方が気にいる機能の1つだと思います。

65M520Xは58M510Xの上位互換に当たる機種となります。最大の違いはその大きさです。510Xまでのモデルは58インチが最大の画面サイズとなっていたのですが、口コミの欄でも合った通り、55インチと58インチのサイズの差がほとんどわからない位でした。

しかし、それ以上のサイズを求める顧客が増えた為か、サイズの見直しがされていてM520Xシリーズからはサイズが小さい方から43、50、55、65と変更されました。サイズが近いもの同士で比べるのであれば55インチと比べるべきなのでしょうが58M510XじゃM510Xシリーズの最大サイズですので、最大サイズ同士を見比べました。

機能としては58M510Xに搭載していた4Kを基本としてBS/CSの4K内臓チューナーやダブルウインドウの追加など正当進化を遂げたテレビと言っていいでしょう。

基本的に58M510Xでできた事で65M520Xでできない事がないので価格面で多少高くなっても問題ないという方であればコチラを選んだ方がいいでしょう。

58M500Xは58M510Xの下位互換に当たるモデルです。4Kにみるコレ、外付けHDD録画可能と言った基本的な機能に関しては下位モデルも搭載しています。しかし、58M510Xでより画像をキレイに見せていた美肌リアライザーなどの機能は付いていないので、画質に関しては一歩劣ると言っていいでしょう。

しかし、下位互換モデルとは言え4Kである事も間違いないので、極端に画質が悪い訳ではありません。普通にテレビを見ている分には全く気にならない画質ですので価格面の事を考えると安く済ませたいという方はコチラを買って良いと思います。

しかし、ネックとなるのが既に製造中止になって大分月日が経っているという事です。今でもネット販売などでは見かける事はありますが、サイズに関しては限られてきてしまいます。

最も見かけるのは50インチサイズで、それ以外のサイズは見つけるのに一苦労です。最も需要があったのが50インチだったのでしょう。それがいまだに残っているものの普通の家電量販店では売れないからネット上で出回っているのだと推察されます。

ある意味購入が難しい商品ですので、見かけて欲しいと思ったらすぐにでも買わないと無くなるテレビです。

東芝 REGZA 58M510Xの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

4Kに加えて美肌リアライザーや地デジノイズクリア高精細化技術と言った画質を良くする為の機能を充実したモデルなので、画質にこだわる方におすすめしたいモデルです。

また、ネットとの親和性の高さやゲーム機との標準対応などリビングにおいて皆で楽しむためのテレビとして購入するのが最も良いと思います。

既に生産中止となっているモデルではあるもののその分価格が安くなって来ており、テレビはすごく高いけどできるだけ大きなテレビが欲しいと思っている方にはコスパから考えてもお買い得モデルと言えます。

コスパと画質を両立させたいと考えている方であれば買って損する事はないでしょう。それにこの先もっとネットの重要度は増してくるので、ネットとの親和性の高いテレビというだけでも買う価値がありますよ。