京セラ スマートフォン・携帯電話 TORQUE G03

torque g03はスマートフォンで最高の耐久性を目指して作られています。米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gに京セラ独自の耐海水試験・耐荷重試験を加えた耐久性試験をクリアしています。

さらに高さ1.8mからの鉄板・コンクリートへの落下試験をパスした高い堅牢性を誇ります。

torque g03は135°の広角レンズ「スーパーワイドアクションカメラ」を搭載しています。広々と広がる雄大な景色を、フルHDムービーで撮影できます。さらに約1,300万画素のメインカメラも並んで搭載しています。

また横持ちにした時に指が届きやすい位置に、滑りにくくしたカメラ専用ボタンを配置しています。物理カメラボタンが欲しかった人には最適でしょう。

torque g03のアクションオーバーレイ機能に新たにフィッシングモードを追加されました。釣った魚の長さを計測し、日時や位置情報と一緒に、その情報を画面に表示して撮影することができます。

SNSに適した1:1の画面比率でも撮影が可能で、撮影後にtorque g03の画面を上方向にスワイプするだけで、SNS等のアプリと連携し、撮った写真を簡単に投稿できます。

torque g03の通話機能について不具合の指摘があります。通話相手のノイズが酷く、音が途切れ途切れで声がお風呂場の中で話しているかのように響くとのことです。au同士以外の他キャリア端末の通話は向こうが聞きづらくなるとも言われています。

また通話始めは常にスピーカースタートだったり、相手の声より自分の声がスピーカーから聞こえてきたりと言ったこともあるようです。

修理に出しても直らず、元からこういう仕様ということです。なお京セラの誇るスマートソニックレシーバーの音質自体はとても好評です。

torque g03が誇る防水機能が、実は不完全という指摘があります。調べてみると隙間があって、水が簡単に中に入ってしまうとのことです。

海水パンツに入れてプールの中を数分間歩いただけで浸水したり、水につけてもないのに浸水してしまうことすらあるそうです。その場合、故意に水没させたと見做され保証期間でも無償修理にならないそうです。

メーカーは海水で水深1.5mに約30分間沈める試験と、連続24時間の5%塩水噴霧後、24時間乾燥させる塩水耐久試験を実施したとサイトに書いているのですが、そういう「試験」をしたことと、あらゆる耐水性を保証することは別と考えているようです。

torque g03のカメラの画質が不評です。ズームをすると特に悪化するとのことです。カメラが最も指摘が多い欠点で、この端末に好意的な人でもカメラの画質の悪さは認めています。

この機種に限らず京セラのスマートフォンのカメラの評判は悪く、カメラ事業から撤退しているのでやむを得ないのかもしれません。

torque g03は多くの不具合が指摘されています。

Wi-Fiが勝手に途切れる、ICカードを急に読み込まなくなる（再起動で直る）、パターン認証がパスワード認証に勝手に変わっていたので使えなくなった、勝手に機内モードになる、待ち受けの時計ウィジェットの表示が実際の時間より遅いことがある、アラームが設定した鳴動時間より早く止まることがある、フォルダ内のショートカットが消える、同じショートカットが２個に増えた、と言った不具合が挙がっています。

ソフトウェアアップデートで一旦改善したものの、その後にAndroid8.1に上がるアップデートをしたら悪化したと言う声もあります。

torque g03は動作が重いという指摘があります。アプリが固まる、よくフリーズする、ゲームアプリも非常に重くて遊びづらいと言われています。ただし不要なプリインストールアプリを全部削除したら安定したという声もあります。

またサクサク軽く動作するというレビューも多いので、使用期間、インストールしたアプリの種類と数、ソフトウェアの更新状況、個体差などによって違いがあるのかもしれません。

torque g03は重さが198gありますがこれが重いという指摘が複数あります。長時間ゲームをしていると手が疲れるとのことです。スマートフォンは150gくらいが普通なのですが、50gの差は大きいのでしょう。

torque g03は最近の機種にしては珍しくバッテリーを取り外しての交換が可能です。このため複数のバッテリーを持ち運ぶことで外でも長く使用できます。この機種を酷評している人でも唯一の長所の様に評価しています。

torque g03は防水機能については疑問を呈する人が多いのですが、床に落とした場合などの耐衝撃性についてはメーカーがアピールしている通り高く評価できるとのことです。

スマートフォンはどれも薄型でスタイリッシュな機種ばかりなので、torque g03の武骨なデザインが好みの人は結構多いようです。

京セラのtorque g02はtorque g03の2年前の先代モデルです。

違いとしては、g02のAndroidバージョンは5.1でg03の7.1より古くなっています。ただしg02はアップデートで6.0になりますが、g03もアップデートで8.1になります。CPUはg02は1.4GHzのクアッドコアで、2.0GHzでオクタコアのg03より大幅に劣ります。

g02のRAMは2GB、ストレージROMは16GBでg03のRAM3GB、ストレージROM32GBより大幅に少なくなっています。またmicroSDXCカードの最大がg02は200GBでg03は256GBとこちらもg02が少なくなっています。

最大通信速度はg02が受信最大150Mbps・送信最大25Mbpsで、g03の受信最大225Mbps・送信最大37.5Mbpsより劣ります。カメラはg03のワイドカメラはg02にはついていません。

Bluetoothバージョンはg02は4.1でg03の4.2より古くなっています。その他の機能ではg02にはg03に無いワンセグがあります。カラーバリエーションはg02はg03の赤が無くて全3色になっています。

このようにg02はg03よりスペックは大きく劣ります。しかもg02の口コミの評判はかなり悪いです。g03も不評ですが、g02はさらに悪い印象です。

結論としては、g03を買った方がまだ良いように感じます。もしくは両方とも避ける、がベストに思えます。

cat s41はオンキヨー＆パイオニアマーケティングジャパンからtorque g03の翌年にリリースされた、キャタピラーというブランドのSIMフリースマートフォンです。名前の通りキャタピラのようなデザインで、タフネスさをアピールしています。

スペックの違いとしては、s41のAndroidOSは7.0でg03の7.1とほぼ同じです。ただしg03はアップデートで8.1になります。microSDXCカードの上限は128GBでg03の256GBより大幅に少なくなります。

s41の特長はバッテリー容量で、なんと5000mAhを誇り、g03の2940mAhより遥かに大容量です。そうでありながらs41の厚さ12.95mmはg03の16.9mmより薄くなっています。ただし重さは220gとg03の198gよりさらに重くなっています。

画面サイズはs41は5.0インチでg03の4.6インチより大きく、解像度は1920x1080のフルHDでg03の1280x720より勝ります。カメラはs41にはg03のようなワイドカメラはありません。

s41にはg03にある指紋認証、おサイフケータイはありません。なおs41はデュアルSIM対応ですが片方は2G用なので日本では無意味とのことです。カラーバリエーションはs41は黒のみです。

口コミでは5000mAhで長持ちするバッテリーが大絶賛されています。おサイフやワンセグ等が無い機能の少なさについてもむしろシンプルで良いと言われています。耐久性も高いとのことです。g03のように不具合が多いという不評もありません。

結論としては、g03は不具合が多く指摘されているため、バッテリーの持ちの良さの魅力も考慮して、s41を購入した方が良いように感じます。

京セラ torque g03ついて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

torque g03の概要は以下になります。

京セラが防水・耐衝撃性能についての多くの試験を行い、最強の耐久性を目指したスマートフォンであること。

しかし口コミでは防水性能が機能してないという指摘があり、また通話機能についての致命的な問題も指摘されていること。

それ以外にも口コミで多くの不具合が指摘されていること。

ただし耐衝撃性能の高さや、電池パックが交換できることやデザインについては好評であること。

以上のことから、

・あまり通話を行わず、防水性能については機能していなくても構わない人

・武骨なゴツいデザインが気に入っている人

そういった方々は、torque g03を検討しても良いかもしれません。