パナソニック ドラム式洗濯機 NA-VX3900Lの調査レポ

表面の汚れは落ちたけれど、中に染みた汚れが少し残ってしまうことがありますよね。そこで、NA-VX3900Lは泡洗浄によって、繊維の奥の汚れまで落とす泡洗浄を採用しています。洗剤を泡状にすることで、汚れに洗剤が接触する面積を大きくすることに成功しました。小さな汚れまで落としきります。

NA-VX3900Lは除湿機で乾かすように衣類を傷めず低温風（約65 ℃）で乾燥させ、また、最高クラスの乾燥スピードを誇ります。従来のヒーター方式では痛みや縮みが衣類に出てしまっていました。乾燥モードにかけたらサイズや丈が変わってしまい、着ることができなくなってしまったという後悔がある方も少なくないと思います。そこで、NA-VX3900Lはヒートポンプ乾燥を採用し、その悩みを解消しました。

すすぎ中、二回の脱水の3つのタイミングで、お手入れが行われます。もちろん、特別なお手入れに槽洗浄コースも搭載しておりますが、普段から槽の洗浄に気を遣うのは大変ですよね。自動お手入れで、そんな面倒な掃除の手間を省くことができました。

脱水時の振動が大きいと思う人も多いようです。そのため、夜間は近所の迷惑となってしまうので、使用することは難しいでしょう。洗濯機を使用する時間は考えた方が良いでしょう。

乾燥後は気持ちの良い肌触りのものの、しわになりやすいようです。低温乾燥のため、パリっとしたかんじにはならないのかもしれません。干す時や、アイロンの際に気を遣わなければいけないです。

最近は操作パネルが液晶で見やすいものが多いです。しかし、NA-VX3900Lは液晶パネルは採用していないみたいです。だからといって使いにくいというわけでもなさそうなので、好み次第なのかもしれません。

柔軟剤の量の目安も表示して欲しいという方もいますが、NA-VX3900Lは洗剤量のみが表示されます。また、一回表示が終わった後は見返せないので、その際、量が適量にできず不安だということもありました。表示が出るまでは目を離さない方がいいかもしれません。

自動お手入れに加え、面倒な糸くずのお手入れも従来のものより楽になりました。忙しく、なかなかお手入れまで気が回らない人には、本当におすすめです。簡単にメンテナンスを済ませることができますよ。

洗濯機を買って、いざ搬入という時に寸法が合わなくて泣く泣く断念といった後悔がある人もいるのではないでしょうか。また、内容が良くても、いいものに限って大きいということもありますよね。しかし、NA-VX3900Lは一人暮らし用の間取りにも入りますので、適応する部屋は多いはずです。

洗濯が終わる時間を待っていて、お出かけや、寝る時間が遅れてしまうこともありますよね。けれど、NA-VX3900Lは、その洗濯時間を大きく短縮し、その速度はトップクラスです。家事以外の自由な時間を増やせるのは嬉しいポイントです。

NA-VX3900LとNA-VX7900Lの大きな違いは、価格、W泡洗浄の追加、化繊60分コースの追加、強化されたエコナビです。

発売日は同時ですが、機能差でNA-VX7900LがNA-VX3900Lより3万円ほど価格が高くなっています。

NA-VX7900LはNA-VX3900Lの泡洗浄をさらに改良したW泡洗浄を採用しています。より小さな奥の汚れまで落とすことができます。

NA-VX3900Lでも、従来の洗濯機よりは洗濯時間が短かったのですが、NA-VX7900Lはさらに短い化繊60分コースを搭載しています。軽い汚れや、体操服のような生地のものに対応しています。約1時間で洗濯から乾燥まで行うことができるのです。

NA-VX3900Lも乾燥時に電気の節約を行っていました。NA-VX7900Lは乾燥時に加えて、水温や衣類の量や質を自動分析して洗濯時全体の節電を行うことができます。水温の維持にかかる電力を節約したり、洗濯時間そのものを短くしたりすることができます。

NA-VX7900LはNA-VX3900Lの上位互換となっています。NA-VX7900LはNA-VX3900Lの機能のパワーアップが行われています。改善された機能は「W泡洗浄」「化繊60分コース」「エコナビ」の3つです。ただ、価格も上がっているので必要な機能と予算を比較して購入は検討しましょう。

NA-VX3900LとNA-VX8900Lの違いは、価格、W泡洗浄の追加、化繊60分コースの追加、強化されたエコナビ、液体洗剤と柔軟剤の自動投入、乾燥時間の短縮、槽洗浄時間の短縮です。

発売日は同時ですが、機能差でNA-VX8900LがNA-VX3900Lより6万円ほど価格が高くなっています。NA-VX3900Lから追加された機能がたくさんあるので、機能面について以下で説明していきましょう。

NA-VX8900Lは前述したNA-VX7900Lと同様、「W泡洗浄」「化繊60分コース」「エコナビ」が搭載されています。さらに、NA-VX7900Lと比べても、新機能が追加されています。

NA-VX8900Lは、液体洗剤と柔軟剤の自動投入を行うことができます。わざわざ投入量を測る手間がなくなるのが便利ですね。また、NA-VX8900Lは、温水コースを搭載したことで、黄ばみなど取れにくい汚れも効果的に落とすことができます。

節電・節水にも強いのがNA-VX8900Lです。NA-VX8900Lは、NA-VX3900Lより乾燥時間が16分ほど短くなりました。乾燥時間が短いほど、消費電力は少なくなり節約になるので良いのです。さらに、NA-VX8900Lの槽洗浄コースはNA-VX3900Lの槽洗浄コースの半分の時間で洗浄を遂行します。

NA-VX8900LはNA-VX3900Lの上位互換であり、また、NA-VX7900Lの上位互換でもあります。そのため価格も大きく変わります。必要な機能と予算を比較して購入は検討しましょう。

パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX3900Lの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

NA-VX3900Lは洗濯時間の短縮、ふわふわな乾燥、簡単なメンテナンスと、良質な洗濯機とはこういうものだという基準を全て満たしています。さらに、大きく場所は取らず、一人暮らし用の間取りでも使えるということで、多くの人が悩むであろうサイズの問題もありません。機能のバランスが高いレベルでとれていて、且つ、適用できる部屋が多い洗濯機はなかなかないでしょう。

上位互換の製品も同時期に発売されています。もちろん、機能は向上しているのですが価格も上がっています。自分が必要だと思う機能を見直したうえで、購入を検討するのが良いです。機能の追加量や価格の上げ幅もそれぞれなので、本当に自分の生活に合う洗濯機が見つかることでしょう。