東芝 テレビ 43M530Xの調査レポ

BS4K/CS110度4K放送のチューナーがあり、お使いのアンテナと接続することで「NHK BS4K」「BS TBS4K」など6チャンネルの新4K衛星放送を視聴することができます。ダブルチューナーなので裏録画も可能です。

Evolution-Sという東芝レグザ独自の映像エンジンは、細かく映像の種類を検知してノイズを低減したり、動的な映像に生じやすいボケを低減しクリアな映像にしています。解像感だけではなく、色や明るさなどもより美しく調整されています。

今お使いのテレビからインチアップをする際にも、当製品を含むM530Xシリーズはベゼルを狭くするなどの省スペース設計が施されており、同メーカーの従来機種より10インチのサイズアップをする際にも左右に約10cmずつ、高さは約3～5cmほどの余裕があれば可能です。

VA方式による液晶パネルを採用している43M530Xは、正面からの鑑賞は美しいと多くのユーザーから好評を得ているようですが、角度がつくほどに見づらくなってしまうようです。広い空間で多人数で鑑賞する場合にはIPS方式の液晶パネルを採用しているテレビがおすすめされるでしょう。

テレビを使用する世代によっては、リモコンのボタンが小さく使いづらく、また録画・再生に関わるボタンの位置がリモコンを握った時の指の位置とマッチしない、番組表操作時のリモコンの反応を遅く感じるなど、リモコンの使用感の評価は低いようです。

液晶パネルを保護・支持する「外枠」「額縁」とも表現されるベゼルですが、43M530Xのようにベゼル幅が小さいことは、テレビをコンパクトにできる為メリットとなる要素なのですが、ユーザーレビューでは「こんなにコンパクトなら、もっと大きい画面にすれば良かった」との声もあり、購入の際には実際に設置した時のサイズ感をしっかり想定・検討することが大切です。

高精度の映像エンジン搭載、HDRフォーマットに対応など、4K映像をより美しく鑑賞する為のスペックを持ち、さらに部屋の明るさを感知してユーザーにとってベストな明るさに調整するなど、画質への追求に対する高評価が多いようです。

同じく43V型で4Kの大手メーカーのテレビの中では、4Kダブルチューナー内蔵で裏録画可能、無線LANでインターネットができる、録画したデータをダビングできるなど、「10万円未満の価格帯には充分過ぎるほどの多機能さとクオリティを持っている」と、好評なようです。

設定の簡単さに好印象を持つユーザーが多いようです。特にwi-fi設定は自動設定と手動設定を選ぶことができ、簡単にVODを楽しむことができるようです。映像の再生・配信には高速通信機能の使用が推奨されます。

テレビ選びは、機能と価格の間でユーザーにとってちょうど良い製品を見つけていくことになると思います。43M530Xは多機能・高品質でジェネリック家電メーカーに次ぐ低価格。上述の短所が気にならない方にとっては、満足度は高いようです。

薄型テレビの内蔵スピーカーは一般的に音質が良くないと評される傾向が強い中で、43M530Xは特別評価は高くないものの、低評価レビューがほぼなく、音質についてはまずまずのようです。

4Kレグザの最初のシリーズであるM530Xの前のシリーズの製品で、画質はフルハイビジョンです。魅力はこのシリーズ以降、地上デジタルチューナーとBSチューナーがそれぞれトリプルになっている為、W録画が可能であり、かつ高い省エネ性能で消費電力を節約しながらフルハイビジョン映像を楽しむことができる点でしょう。

M530Xシリーズより4Kとなり、映像エンジンもさらに精細で微小な映像信号を再現できるようになっていますが、まだまだフルハイビジョンの需要もあり、特別4Kでなくとも充分という方にV31シリーズのテレビはおすすめできるでしょう。

M530Xシリーズの上位のシリーズとなるRZ630Xは、ユーザーに最も高評価されている機能としてタイムシフトマシンが挙げられます。過去の番組表から見逃したり録画し忘れた番組をすぐに視聴でき、またAIレコメンドシステムがユーザーの好みにあった番組をおすすめし、新しい面白い番組を知る機会も提供します。テレビを通じて多様な映像コンテンツをより楽しむたい方におすすめできます。

一方でそうした便利機能を搭載した分、価格も高くなっています。M530Xシリーズとの2択の際には、どれぐらい自分がテレビを利用するか、利用頻度があまり多くない場合には先述のようなタイムシフトマシン機能は必要ないかもしれませんし、見逃した番組などはVODコンテンツで視聴できる可能性もあります。納得のいく選択ができると良いですね。

TOSHIBA(東芝) M530X・REGZA 43M530X の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

43M530Xは、BS/110度CS4Kダブルチューナー搭載かつ高精度の映像エンジンを搭載により美しい高画質の4Kをより身近に楽しむことができます。

一方で新4K衛星放送の視聴やインターネット機能など多機能であり、それだけリモコンのボタンが多くなり操作がしづらいようです。またVA液晶パネルで視野角が狭い為、広い空間で大人数が様々な角度から視聴するシチュエーションには向きません。

43M530Xは、4K映像をより身近に楽しみたい方で少人数で正面から鑑賞するシチュエーションが可能な方におすすめできます。さらに裏録画を多く活用したり無線LANを接続してインターネットを利用するなど、機能を積極的に活用したい方にはよりおすすめできます。

ご購入をお考えの際には、省スペース性を考慮して実際にテレビを設置する空間の寸法とテレビのサイズを照らし合わせて画面サイズを選ぶことを推奨します。また。REGZAの4KテレビはM530XやRZ630X以外にもさらに上位シリーズもありますので、そちらも参考にしてみてください。自身のニーズとマッチする製品に出会えるといいですね。