東芝 テレビ 32V31の調査レポ

地デジノイズクリアにより、地上デジタル放送で気になるモスキートノイズやブロックノイズを低減し、映像を鮮明に映し出すだけではなく、字幕などの文字もクッキリと見やすくなります。

日中の明るいお部屋や、夜の照明に合わせて自動的に画質を調整する「おまかせオートピクチャー」を搭載。どんな時間帯でも美しい画質を提供してくれます。

テレビ前面にクリアダイレクトスピーカーを配置したことで、飛び出してくるような
臨場感のあるパワフルなサウンドが実現されました。

また、ドラマや映画のセリフや音声をよりクリアに再構築するモードや、壁掛け時の
不自然なサウンドもより自然に再現するモードも搭載しています。

地上デジタル、BS、CSデジタル放送のそれぞれ3基のチューナーを搭載したことで、地上デジタル、BS、CSデジタル放送の番組を見ながら、他の2番組を同時録画することも可能です。市販の外付けUSBハードディスクで、簡単に録画することができます。

昔のレグザから買い替えた方に多いレビューで、色の深みがないという指摘でした。昔のレグザの液晶パネルの駆動方式はIPS方式で、32V31の駆動方式はVA方式なので、IPS方式に比べて画面が暗く見えたり、色彩の鮮やかで劣ります。

32V31の大きな魅力のひとつに「BSも地デジも3チューナーW録」がありますが、この液晶テレビには内蔵ハードディスクが搭載されていないため、録画をすることができません。録画をするには、市販のUSBハードディスクを購入する必要があります。

多くのユーザーからインターネット接続に対する不満の声がありました。特に、インターネットに接続して操作を行う際のクラウドメニューの操作反応が遅く、動画再生もスムーズではなくイライラするというものでした。

32V31はトリプルチューナーで番組を視聴しながら2番組同時録画できるダブル録画が大きな長所です。

おまかせ録画という機能も搭載しており、気になる番組を見逃しません。市販の大容量のUSBハードディスクを購入すれば、ハードディスクの容量を気にせず録画することができます。

クリアダイレクトスピーカーにより音声がよりクリアになったとユーザーの評価の声が多いです。リモコンに搭載されているクリア音声ボタンをオンにすると、背景音を下げ人の声を上げます。これによりドラマや映画などのセリフがより聞き取りやすくなります。

32型でトリプルチューナー、ダブル録画まで対応してこの価格は32V31の最大の魅力です。いろんな番組を見たい、番組を見逃したくないというユーザーからコストパフォーマンスがとても高いという評価を多く受けていました。

40V31は32V31の上位モデルにあたる液晶テレビです。画面サイズが大きくなり、基本的スペックも向上した40V31を見ていきましょう。

画面サイズは40V型で32V31に比べるとひと回り以上大きく見えるのが特徴です。解像度は1,920×1,080になり、より鮮明に映像を映し出します。

液晶パネルはVAパネルを搭載、画質はフルHDとなり、32V31の上位モデルにふさわしいスペックとなっています。

40V311はインチあたりの価格が32V31と58円しか変わらず、上位モデルとなってもその高いコストパフォーマンスは健在です。ただ、画面サイズの向上により本体重量が5.5 kgから9.5 kgとなり、設置場所の移動が難しくなります。

注意点として、32V31と同じ液晶パネルのVAパネルを搭載しているので、画面サイズが大きくなったとは言うものの、見る角度や人数によっては不満を感じるのかもしれません。

40V31は解像度、フルHDといった画質にこだわる人におすすめなモデルです。

32S21は32V31と同様に東芝から発売されている液晶テレビです。
見ためや大きさのほとんど変わらない2つの液晶テレビに、どのような違いがあるか比較してみましょう。

32S21の画面サイズは32V型、解像度は1366x768で32V31と同等のスペックとなっています。液晶パネルもVAパネルで画質の違いはありません。映像面ではどちらも違いはありませんでした。

映像面では同等のスペックですが、32S21は機能面が大きく異なります。32V31に搭載されていた、トリプルチューナや無線LAN機能、VODサービスといた機能が排除されています。

32V31の機能を排除して価格を抑えたものが32S21となっています。

テレビ番組をたくさん視聴する人や、インターネットに接続してVODサービスを活用するといった人には物足りない機種になっています。

とはいえ、トリプルチューナや、VODサービスを機能を排除して、最低限の機能で安く済ませたいという人にはおすすめです。

東芝 32V31の商品概要、説明書、おすすめポイント、ロコミ、レビュー、評価、他製品との比較をまとめましたが如何でしたでしょうか。

東芝 32V31はとにかくコストパフォーマンスが高い液晶テレビです。トリプルチューナーやダブル録画、VODサービスや無線LANといった必要な機能はほとんど備わっています。

液晶テレビとしての映像はクリアになりましたが、他の高画質な液晶テレビと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。高画質を求める人にはおすすめできない機種です。

しかしながら、トリプルチューナーとダブル録画で3番組を網羅できるのは32V31の大きな特徴となっています。いろんな番組を録画したい、気になる番組を見逃したくないといった、画質を気にせず番組を見るという人におすすめしたい液晶テレビです。