パナソニック ドラム式洗濯機 NA-VX8800Lの調査レポ

NA-VX8800Lには、事前に洗濯機の自動タンクに洗濯液体洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯物の量などを自動で感知し、適切な量だけを投入する「液体洗剤・柔軟剤自動投入」という機能があります。あわただしい洗濯の時間であっても、洗濯物を洗濯機の中に入れてボタンを押すだけですみます。忙しいというご家庭にはありがたい機能です。

ご家族の中でダニアレルギーがあるという場合、ダニの処理に悩んでいるご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。NA-VX8800Lは、65℃の温風でプレ乾燥をすることでダニなどのアレルゲンを一掃し、洗い流してくれる「ダニバスターコース」があります。ダニに対してアレルギーがあったり、赤ちゃんがいるご家庭では重宝する機能と言えるでしょう。

普段から節電を意識している人にとって、洗濯機の電気代も気になるところでしょう。NA-VX8800Lは、「エコナビ」という機能があります。エコナビが作動していると自動的に洗濯物の量を判定し、洗濯や乾燥時間を適切な時間に短縮します。これにより数％ではありますが、電気代の節約ができます。

今まで乾燥機能付きの洗濯機を使用してこなかったという人にとっては、NA-VX8800Lの乾燥時間が長いと少し不満に思っているという声がありました。洗濯物の量にもよりますが、乾燥時間は数時間かかる事も多々ありますのでこれを長いと感じてもなんら不思議はないでしょう。

一般的なドラム式洗濯乾燥機の乾燥時間と比べてみても、NA-VX8800Lの乾燥時間が特別長いわけではありません。乾燥時間はそれなりにかかるものであるという点については頭の片隅に入れておきましょう。

NA-VX8800Lは高温での乾燥が出来ないため、においが取り切れないケースもある様です。完全ににおいを取りたいという場合は、NA-VX8800Lで洗濯のみを行い、外干しをして自然乾燥をする他ありません。どうしてもにおいがキツイものを洗濯機を使って乾燥したいというシチュエーションでは適さない場合が出てくるでしょう。

NA-VX8800Lだけでなく、新品の洗濯機には独特な匂いがある事が多いです。「使い始めだけの問題ではあったが、洗濯物に洗濯機独特の匂いがついてしまった」という意見が見受けられました。使用していくうちに気にならなくなる様ですが、気になるという人は何度か洗濯物を入れずに試運転をしてみると良いでしょう。

縦型洗濯機からドラム式洗濯機に変えたという人の中には、「NA-VX8800Lを置いたら圧迫感があり、洗面台が狭いと感じるようになった」と表現していました。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機よりも幅を取ります。また、洗濯機の蓋を開ける際に横幅を取られてしまい圧迫感もあります。購入時は洗面台の広さも考慮すると良いでしょう。

NA-VX8800Lの口コミを調べてみると「作動音がとても静かで良い」と高評価している人を多々見受けられました。夜子供が寝ている時やマンションなどで下の階の住人への音の響きが気になるという人であっても、NA-VX8800Lの音が響きにくくて助かるとの声が多数ありました。

NA-VX8800Lには、事前に自動タンクに洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯物の量などを自動で検知して適量だけ洗剤や柔軟剤を投入する機能がついています。実際に使用してみるとこの自動投入がとても便利であったと絶賛の声が相次いでいます。

洗濯機の機能として一番重要となってくる「洗浄力」。NA-VX8800Lの口コミを調べてみると、洗浄力について評価が高い意見がたくさんありました。中でも温水洗浄をすると、さらに洗浄力を実感するという声もあります。

一方、「あまり汚れが落ちない」といった意見はほとんど目にしませんでしたので、大部分のNA-VX8800L使用者は洗浄力に満足しているのでしょう。

NA-XV8900は、NA-XV8800より約1年後に登場した後継機種となるドラム式洗濯機です。両者ともに見た目やサイズに違いはありませんが、機能面についてはいくつかの変更点があります。

まず、NA-XV8900には、NA-XV8800になかった「約40℃おしゃれ着コース」という機能が新たに搭載されました。洗剤温めて酵素を活性化させる事により、衣服の黄ばみやニオイの原因ともなる皮脂汚れを従来の3分の1の機械力で優しく汚れを落とす事が可能となりました。

また、NA-XV8900は乾燥フィルターや排水フィルターの形状に変化が出ています。乾燥フィルターは凹凸がなくなりフラットに、排水フィルターに関しては従来のバスケット型からくし歯形状となりましたので、掃除がしやすくなりました。洗濯機内のごみくずはすぐにたまってしまうため、掃除のしやすさは洗濯機選びにおいて重要です。

掃除のしやすさを重要視する人は、NA-XV8900がおすすめ。両者共に小売価格はさほど違いが見受けられませんので、こだわりがなければNA-XV8900を選ぶと良いでしょう。

NA-VX9900は、NA-XV8800の発売から1年後に登場したドラム式洗濯機です。NA-XV8800との大きな違いは主に3点あります。

まずは、カラーバリエーション。NA-XV8800ではクリスタルホワイトだけでしたが、NA-VX9900はさらにノーブルシャンパンが加わりました。扉の周りとメニュー表示の周りに色がついており、クリスタルホワイトよりはメリハリのあるデザインとなりました。

NA-VX9900では、専用のスマートフォンアプリ「スマホで洗濯」を利用する事により、外出先であっても洗濯機の操作が可能です。また、コース洗濯もアプリから出来ますので自由自在。

帰宅の時間に合わせて乾燥を終わらせて効率よく家事を行う事も可能となりました。また、洗濯機の中に入れたままになっていて洋服がシワシワになってしまったというトラブルも防ぐことができるでしょう。

また、NA-VX9900は「ナノイーX」といって微粒子のイオンで除菌や消臭、花粉の働きを90％以上抑制させる事ができます。今まで水洗い不可であったぬいぐるみやコートなどもナノイーXでケアできますので便利と感じる人も多いでしょう。

NA-VX9900の小売価格はNA-XV8800と比較すると高いですが、それに見合った機能が追加されていますので、新たに搭載された機能と価格を天秤にかけて、自分にぴったりな方を選びましょう。

型番がNA-VX7900の方が早いですが、NA-VX7900はNA-VX8800よりも1年後に発売されたドラム式洗濯機です。全体的な機能面としてはNA-VX8800の方が豊富です。NA-VX7900はNA-VX8800より一部の機能を抜いたドラム式洗濯機と考えても良いでしょう。

NA-VX7900には、NA-VX8800最大の魅力とも言われる「洗剤・柔軟剤自動投入」機能は付いておりません。自動投入機能は実際に使ってみるとかなり便利だったといった口コミが多い事から、自動投入があればあった方が日々の洗濯には便利と言えるでしょう。

また、NA-VX7900には「温水泡洗浄」機能がありません。衣服に付着してしまった黄ばみや汚れなどは温水の方が洗い流しやすいのでこれをデメリットと考える人も中にはいるようです。小売価格を比べてみると、NA-VX7900の方がやや安くなっています。コスパが最重要と考える人はNA-VX7900がおすすめです。

パナソニック NA-VX8800Lの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

NA-VX8800Lの「洗剤・柔軟剤自動投入」は、洗濯物を入れてボタンを押すだけなので非常に便利であると好評の声が相次いでいます。また、エコナビ洗濯で無駄な洗濯時間をカットできる点も家計を担う主婦には高評価です。

ドラム式洗濯機は高価なものではありますが様々な機能がありますので、使いこなせれば日々の洗濯に大活躍するでしょう。ただし、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比較すると幅を取りますので、購入前にしっかりと寸法を測り洗面台を圧迫しないか確認するのは必須です。

また、メーカーや型番によってはより便利な機能が付いている事もあります。様々なメーカーから機能面を比較し、自分の生活スタイルに似合ったドラム式洗濯機を選びましょう。